「くどい」を強めていう。「いつもヒチクドイことを言う」。
京都ではシチをヒチという。質屋をヒチヤ、七条をヒッチョーのように。
「ヒチ面倒臭い」「ヒチむつかしい」のヒチ(しち)も程度を超えているの意の接頭語。
ほかに「ふとんをヒク」「ヒツレイ(失礼)」など。
ヒチリケッパイ(七里結界)は魔性が入り込まぬよう七里四方に境界を設けることで、
嫌って寄せ付けないということわざである。
(折々の京ことばより)
京都ではシチをヒチという。質屋をヒチヤ、七条をヒッチョーのように。
「ヒチ面倒臭い」「ヒチむつかしい」のヒチ(しち)も程度を超えているの意の接頭語。
ほかに「ふとんをヒク」「ヒツレイ(失礼)」など。
ヒチリケッパイ(七里結界)は魔性が入り込まぬよう七里四方に境界を設けることで、
嫌って寄せ付けないということわざである。
(折々の京ことばより)