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ささやき・つぶやき・備忘録

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なんば

2008-08-25 | 折々の京ことば(yahoo blog)
トウモロコシ。
「夜店でナンバ買うてきた」。江戸時代の中ごろまでは南蛮黍と言った。
南蛮渡来の黍ということ。江戸時代の辞書「物類称呼」には、「玉蜀黍、畿内にて、なんばんきび」とある。
京都府北部でナンバンキビという。
トウモロコシのトウは唐のこと、モロコシも諸越(中国の越の国)、つまり唐土のことから。
琵琶湖の北方の地域ではトウガラシがナンバ・ナンバンである。


                     (京都新聞 折々の京ことばより)