アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

ボヘミアンラプソディー

2018年12月03日 | 映画
クイーン、フレディ マーキュリーの自伝映画、ボヘミアンラプソディーを観てきました。



70年代から80年代にかけてヒットを飛ばしたクイーン。当時は、英語が嫌いだった事もあって、洋楽はまず聴きませんでしたし、ましてや真面目な中学生(笑っ)だったので、ロックなんぞというジャンルはまず敬遠してきました。それでも、事あることに曲に触れることは多く、なんとなくどんなものなのか気になっていたので、夜の最終の時間に鑑賞してきました。




発声OKという事でしたが、内気な自分はそんなことも出来るわけもなく、淡々と鑑賞しました。

何も知らずにいた自分のクイーンのイメージは、奇抜な衣装、そしてロックっぽくない歌(多分、ロックのイメージはハードロックというものを描いていると思います)、そしてボーカルがゲイであるという、どちらかというと、色もの的なバンドだなと思ってました。




しかし、観終わった時には、そんな事は飛んでしまいました。

圧倒的な才能、圧倒的なフレディの歌唱力、圧倒的なパフォーマンス、まさに、なるべくしてスターになるバンドだったと思います。なんと言っても、すべての曲が素晴らしい。そこが、長い間トップにいられた理由なのだと思いました。何で今までちゃんと聴いてこなかったのだろうとも思いましたね。

しかし、そんなトップに立つものでも、私生活に戻れば普通の一人の人間。孤独とのたたかい、仲間や家族の大切さ、人はいつでも失敗して大事なものが何かと言うことをわからせてくれる、そんな映画です。途中の挫折があるからこそ、人はさらに強くなって、そして優しくなれるものだとも思いました。

人は一人では生きてはいけないんだ、と改めて思わされる作品です。

クイーンを知らなくても充分楽しめる映画です。そして、なんとなく感動してしまうのは、この物語がノンフィクションである事だと思います。そのクオリティーをあげるために、とても似ている役者を使い、最後のライブシーンは、本物にとても近いクオリティーで感動ものです。(観終わった後にYouTubeでそのライブの映像を観たら、映画の作り込みの高さに、再び感動しました)
やはり、作り物ではないそこにあるものは、心にじんわりと響くものがあるんではないでしょうかね。



何でも、あのマイケルジャクソンが憧れたと言う意味もわかります。自分は単純なもので、早速、CDを買おうかと思っとります。

そして、白いタンクトップを着て、歩いてみたくもなってます(笑っ)

評価 ★★★★⭐️