アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

翔んで埼玉

2019年03月14日 | 映画
観てきました!

翔んで埼玉



まさに、茶番劇(笑っ)

でも、大の大人が一生懸命やると、とても笑える、と言うことがわかりました。



この豪華キャスト、何がどういうストーリーなんだ、という堅苦しい事は抜きにして、売店でハーフ&ハーフのポップコーンを買って、ゆる~く観る事をおすすめします。

しかし、埼玉をトコトンディスられると、かえって清々しい気持ちになります。それは、埼玉県人が日ごろ思っている事をこの映画が代弁してくれているからにほかなりません(笑っ)

埼玉の成り立ちから考えると、経済成長の時代に、仕事を求めて、一旗あげることを夢見て、地方から出てきた人たちが、東京には定住できなくて、埼玉に住み着いた人が多いかと思います(あくまでも個人的な見解ですよ)それゆえに、歴史的背景がないため、郷土愛がない感覚なんでしょう。

江戸っ子の定義の一つで、3代前まで江戸で生まれた人というものがありますが、そういう意味の生粋の埼玉っ子の割合はとても少ないのではと思います。

昨年、大河ドラマでやっていたせごどんに出てくる鹿児島の人たちの薩摩の人の郷土愛みたいな所にとても憧れるのも埼玉県人あるあるではないでしょうか。そういう自分も、ルーツは宮城の方なので、なんとなくそっちが田舎みたいな感覚になっていたりします。そういう事だと思います(涙)



もともと、原作は漫画なのですが、作者の情緒不安定さが存分に出ていて、埼玉に八つ当たりしています。それで途中で投げ出して、ストーリーが中途半端で終わっていました。映画では、それを完結に持っていっているのですが、最後はホントに茶番(笑っ)です。流山橋から都庁に走って向かうとか(先日、松戸の現場でかなり流山橋は渡ったので、かなりそこは笑いましたが)、突っ込みどころはありますが、これはフィクションだということを確認しながら見ないと、馴染みの地名が出てくるのでおかしくなるわけです。

ま、ゆるく、ゆるく観ましょう。埼玉県人は楽しめます。そして、何やってんだ、益若!、越谷!と思います(笑っ)

職場の岩槻、住んでる白岡、実家の久喜、の露出度がなかったのは、更に特徴がないということを確認した次第であります、ハイ。

個人的な評価 ★★★☆☆

ボヘミアンラプソディー

2018年12月03日 | 映画
クイーン、フレディ マーキュリーの自伝映画、ボヘミアンラプソディーを観てきました。



70年代から80年代にかけてヒットを飛ばしたクイーン。当時は、英語が嫌いだった事もあって、洋楽はまず聴きませんでしたし、ましてや真面目な中学生(笑っ)だったので、ロックなんぞというジャンルはまず敬遠してきました。それでも、事あることに曲に触れることは多く、なんとなくどんなものなのか気になっていたので、夜の最終の時間に鑑賞してきました。




発声OKという事でしたが、内気な自分はそんなことも出来るわけもなく、淡々と鑑賞しました。

何も知らずにいた自分のクイーンのイメージは、奇抜な衣装、そしてロックっぽくない歌(多分、ロックのイメージはハードロックというものを描いていると思います)、そしてボーカルがゲイであるという、どちらかというと、色もの的なバンドだなと思ってました。




しかし、観終わった時には、そんな事は飛んでしまいました。

圧倒的な才能、圧倒的なフレディの歌唱力、圧倒的なパフォーマンス、まさに、なるべくしてスターになるバンドだったと思います。なんと言っても、すべての曲が素晴らしい。そこが、長い間トップにいられた理由なのだと思いました。何で今までちゃんと聴いてこなかったのだろうとも思いましたね。

しかし、そんなトップに立つものでも、私生活に戻れば普通の一人の人間。孤独とのたたかい、仲間や家族の大切さ、人はいつでも失敗して大事なものが何かと言うことをわからせてくれる、そんな映画です。途中の挫折があるからこそ、人はさらに強くなって、そして優しくなれるものだとも思いました。

人は一人では生きてはいけないんだ、と改めて思わされる作品です。

クイーンを知らなくても充分楽しめる映画です。そして、なんとなく感動してしまうのは、この物語がノンフィクションである事だと思います。そのクオリティーをあげるために、とても似ている役者を使い、最後のライブシーンは、本物にとても近いクオリティーで感動ものです。(観終わった後にYouTubeでそのライブの映像を観たら、映画の作り込みの高さに、再び感動しました)
やはり、作り物ではないそこにあるものは、心にじんわりと響くものがあるんではないでしょうかね。



何でも、あのマイケルジャクソンが憧れたと言う意味もわかります。自分は単純なもので、早速、CDを買おうかと思っとります。

そして、白いタンクトップを着て、歩いてみたくもなってます(笑っ)

評価 ★★★★⭐️


ミッションインポッシブル フォールアウト

2018年08月14日 | 映画
昨日は、トムクルーズの最新作、ミッションインポッシブルの6作目、フォールアウトを観賞です。




このミッションインポッシブルシリーズは、1作目から数えて22年、そりゃあトムクルーズだって56歳になります。それでも、回を重ねる度にアクションは過激になり、今回も上映後には息をつく暇もなかったので、かなり疲れを感じました(笑っ)



スパイ映画ですが、冷戦が終わってしまっているこのご時世、敵はテロリスト集団に限られてきます。
その中での脚本ですから、どれも似たようなものにはなるのですが、まずまずの内容で、アクションも含めて、とても楽しく観られた映画でした。



ストーリーは、、、

盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。



このヘンリーカヴィル演じる、CIAのウォーカー。スーパーマンを演じただけあって、肉体もすごいしカッコいい。いいなと思っていたら、いろいろどんでん返しがあって、なるほど~となります。前半にいろいろ伏線が散りばめてあって、それを理解して拾っていくのもなかなか面白くて、たぶん、何回見ても楽しめる作品だと思いますね。

そして、トムクルーズのスタントなしのアクション。何歳まで全力疾走するんだというくらい走ってます。実際にビルのジャンプでは骨折してるし、ノーヘルでのバイクは、下手したら死んじゃうし、とか、ずっとハラハラドキドキです。何でも、毎回担当する監督は、トムクルーズの過激なアクションのアイデアを、いかに抑制するかが大変な作業だという話みたいです。

今回はシリーズ6作目で前回からの流れを組んでいるのがわかります。でも、この作品のみでも十分楽しめます。過去の作品も観てからですと、更に楽しめる事間違いないです。
スパイ映画の要素がふんだんに楽しめるミッションインポッシブル フォールアウト、最高でした。



評価 ★★★★★








シン・ゴジラ

2017年11月13日 | 映画
昨日は地上波初登場の去年の映画、シン・ゴジラを観ました。



昨年、観たいなと思いながら、機会を逃してしまって、昨日は始まる前からそわそわしていました。このワクワク感を家族と共有しようとしたところ、どうやらすでにTSUTAYAでレンタルして見終わっていたみたいで、えっ、俺だけが情報を共有出来ていないのか、と驚愕の事実が分かった夜でもありました(涙)そういえば、この前、最近寿司も食べてないね~と言ったときに、家族全員下を向いて目を合わさなかったのは、そう言うことだったのか!と、あらためて親父の家庭内での格付けを思い知らされる訳であります。

気を取り直して、、

ゴジラシリーズは、子供のころから良く見ていた日本の娯楽映画です。ちょっと前にはハリウッド版とか、またそのリメイクとかあったり、右往左往した経緯もありますが、やはりゴジラと名がつくといろいろ期待をして見てしまいます。

ただ、今回のゴジラは良い意味で裏切られましたね。今の日本の政治のシステムが、こんなにもイレギュラーな危機には対応できないと言うのが良くわかりましたね。
そして、ゴジラと言う怪獣にはあまりスポットがあたらず、人間の方の描写がリアリティーに進められて、そこは誉めたい所ではあるのですが、そこを楽しめるかどうかで、この映画の評価というのが分かれるんじゃないかなと思いました。




昔のゴジラみたいに、未確認生物が上陸したらすぐ自衛隊の戦車が攻撃するとかイメージしていたのが、現実では一筋縄ではいかないと言うことがリアルに描かれています。

かの国のミサイル発射とか、それこそ半島での有事に陥った場合に当てはめて考えてみると、ちょっと大丈夫なのか?と思いながら見ていました。

こんなときは、学校は休校になるのか、とか、ニュースはちゃんと放送されるのか?とか、最後の方でアメリカが核兵器を使用する事になってきたときに、うちらの場所も避難区域に入るのか?とか、現実と照らし合わせて考えてしまうと言うことは、作品のリアルな描写にかなり引き込まれてしまったということなんでしょう。

それにしても、自衛隊ファンや鉄道ファンにはたまらない(と思ったのですが?)描写が散りばめられていて、マニアックなファンも違う楽しみ方が出きる映画ではないでしょうか。最後の方で電車をゴジラに突っ込ませる所なんかは、オレンジと緑のラインが入った電車が出たときに、頑張れ宇都宮線!と家族の誰かが言ったりと、まぁ、それぞれの楽しみ方で楽しめた映画でした。



出演者も豪華で、なかなか面白かったです。

評価 ★★★★☆