アールテック日記

日々の活動の中で感じたこと、気になったことを何気なく書いていきます。

ファイヤーフォックス

2016年01月01日 | 映画
1982年のクリント・イーストウッドの映画です。



冷戦真っ只中の時代に、マッハ5以上で飛べる最新鋭戦闘機、ソ連のミグ31を盗み出すというスパイサスペンス映画です。

高校生の時にテレビで見て以来、30年ぶりくらいの再開です。当時のソ連は、謎めいていた国で、こんな感じなのかなぁと思いながら観ていた思い出があります。

今のスパイ映画とは一味違う、重厚な作りになってます。
主人公がベトナム帰りで、PTSDを所々で発症してしまって、これがストーリーを面白くしていますね。原作がベストセラーだっただけあって、とても面白く、ハラハラドキドキの展開になっています。




最後の特撮がチープなのは、とても残念なところなんですが、実はここに制作費をかなりつぎ込んでしまったみたいなんですね、この出来で………。それで、興行収入は良かったみたいなんですが、利益がでなかったということみたいです。そして、この特撮には、スターウォーズでアカデミー視覚効果賞を取った人が関わっていたというので、なおさら残念ですね。

冷戦の対立が存在していた、良き日のスパイ映画です。

評価 ★★★★☆

正月から、DVD映画三昧です(笑っ)