扉はいつだって開いているのに
誰も入ってこないじゃないかとか
偉そうに嘆いてみたり
なら、そっから踏み出して手を伸ばしてみたのかとか
背後で笑う声がしたのはいつの頃だったか
悲劇のヒロインは気取る程に喜劇
とはいえ、美味しいお茶とお菓子を用意していても
赤鬼の元に人が寄り付かないのも事実
ジレンマが増大してタナトスを引き寄せる
余計なものばかりが扉を抜けて狭い部屋に充満していく
誰も入ってこないじゃないかとか
偉そうに嘆いてみたり
なら、そっから踏み出して手を伸ばしてみたのかとか
背後で笑う声がしたのはいつの頃だったか
悲劇のヒロインは気取る程に喜劇
とはいえ、美味しいお茶とお菓子を用意していても
赤鬼の元に人が寄り付かないのも事実
ジレンマが増大してタナトスを引き寄せる
余計なものばかりが扉を抜けて狭い部屋に充満していく