アオクジラ-Bluepain-

日々徒然に思ったことを書き記します。ワッショイ!

こびりつく澱

2011年03月05日 01時06分35秒 | 日記
10年前、親に依存した生活に身を置いている頃には
どんなしょうもないヤツであっても
社会人として収入を得ているヤツは偉いと思っていた。

自分が社会人になると瞬く間にそれらが
大したことの無い存在で自分も同様に
それらに含まれているんだという意識に苛まれたもんで
存在すると思っていながら何処にも見当たらない存在に
少なくとも自分は近づこうなんて無茶をして現在。

社会人10年とかやってもしょうもない人間だらけだという事実に
ずしりとした幻滅と疲労感が圧し掛かかっている。
居心地の良い場所で無限にままごとをしているのは
ガキどもの特権かと思っていたけれど
良い大人になったってやってることはほとんど同じ。

そうやってその場をやり過ごしていく事に
誰も彼も盲目的なのか自覚的にそれを演じているのか
どっちにしたって気味の悪さは変わらない。

とにかく窮屈で退屈で息苦しい。
何処かへ行きたければ何処へでも行ける筈なのに
それをしない自分もそろそろ手ごろな庭で
くだらないままごとをする準備に入ってんのかと思うと
吐き気がするほどぞっとする。