シュレック３

観てきました。



物語の王道というのかな、主人公が痛い目に遭わされたり、窮地に追い込まれたりした後に、起死回生して最後にはハッピーエンドという流れがある。
例えば、スピルバーグのＥＴの場合・・・
少年達が国家の組織からＥＴを救い出し自転車に乗って逃げる。
しかし、気付かれてしまい警察が追ってくる。
警察が少年達の自転車の真後まで迫ってくる。
もう駄目か・・・と思うところで、あの音楽と共に自転車が空を飛ぶ。
というストーリーがある。
警察が追ってきた時に、何かあるぞって予測は出来るんだよね。
で、自転車が空を飛んだ時に、やっぱり！って思うんだけど、まんまとハマってる自分がいる。
しっかり感動して涙腺が緩んじゃってるし(^_^;

それはそれでいいと思う。
後味スッキリは大好き。
水戸黄門もそうだよね(^^)

で、いきなり話が逸れたところから書き始めちゃったけど、
シュレック３も基本的には王道のストーリー。
ただ、窮地のシーンも面白く作ってある。
さすがは子供向けというところなんだけど、かなり大人の俺が見ても面白かった。

シュレックは全編ＣＧの映画。
絵を描くのが好きな俺は、どうしてもＣＧの作りに目が行ってしまう癖がある。
が、これがまたすごく出来がいい。
馬のたてがみ、猫の毛、その１本１本まで綺麗に描かれている。
本編を観ていると、目は登場人物を追いかけてしまうから背景などの細かい描写には目が届かなくなってしまう。
またテレビなどで観る機会があれば細かい部分も気にしながら観たいと思う。

今回は新たなキャラでお姫様達が出てくる。
シンデレラや白雪姫や眠り姫は知ってるけど、髪長姫（かみながひめ）って誰？知らない。
その姫様達の吹き替えを、大沢あかね、ほしのあき、らの芸能人が声優を務めるという事をあらかじめ知っていたので「なんで本職の声優を使わないのか」と思っていたが、本編を観てみるとみんな上手いわ(^^)

長ぐつをはいた猫の吹き替えの竹中直人も上手いし、
ロバのドンキーの吹き替えの山ちゃん（山寺宏一）は、やっぱり最高。

物語は単純明快。
ゆえにというか、ストーリーを事細かに文字で説明しても面白さは伝わらないと思う。
絵、音楽、声が入り混じって面白いんだよね。

たまには痛快な娯楽映画もいいもんだね(^^)

って、確か去年も書いたような覚えが・・・と、調べてみたら、去年の７月１３日にカーズの記事を書いていた。
毎年、この時期にＣＧの映画を見てるって事だな(^_^;