quieto

喜怒哀楽。その全てが生きている証。

映画・実写版ヤッターマン

2009-03-28 01:20:14 | 映画・海外ドラマ
実写版ヤッターマンの映画を見てきました。
アニメの実写版と言えば、どうしても頭をよぎるのがデビルマンとキャシャーン。
この2作は確かスカパーで放映されたのを見たのかな。
このデビルマンとキャシャーンは、まあガッカリな作品だったので劇場まで足を運ばなくてよかったと思った。

そんな経験もあるので、過度の期待はしないで行ったのだが、良い意味で裏切ってくれた。
ヤッターマン1号・2号とドロンボー達との白兵戦などは特撮も見応えがあったし、CGの出来も良かった。
笑えるシーンも多いし、バランスの良い作品になっていた。
挿入歌のヤッターマンの歌が山本正之さんだったのもよかったな。監督はわかってるね
しかもフルコーラス
やっぱヤッターマンの歌は山本さんが最高。

もう1つの挿入歌は天才ドロンボー。
「あったまぁは冴えてるよ。へいへへーい」というあの歌。
アニメの中でドロンボー一味がメカを作る時に流れるBGMなのだが、同じような使い方をしていた。
こういう原作に近く作ってくれるのは嬉しいし、見ていて面白い。
アニメでは小原乃梨子、八奈見乗児、たてかべ和也の三悪の声優が歌っているのだが、この映画では深田恭子、ケンドーコバヤシ、生瀬勝久が歌っているのが少し残念な感じもするが、まあ演じてる3人だからこれは仕方ないし正解だろうとも思う。
しっかりフルコーラスだったし、3人で踊る姿もユーモラス

主役の櫻井翔(嵐)は、けっこうハマってる感じだったし、熱演も好感が持てる。

ヤッターマン2号の福田沙紀は、主演の桜井君やドロンボー一味の影に隠れてしまったかな。
まあ原作でも前に出てくるキャラじゃないもんな。
ゆえに現在のリメイク版のアニメの2号は「違うんじゃないの?」って思えてしまう。
そういう点では映画版のヤッターマンのほうが原作に近いと思える。

物語は、原作と同じくドクロストーンを探すドロンボー一味と、それを阻止するヤッターマンのドタバタ活劇。
ドクロリングじゃなくドクロストーンなのがいい。
白兵戦ありメカ戦あり。フルCGに近い作品だけど、最近のCGは出来がいい。
違和感なく見れてしまう。俺自身がCG映画に慣れたというのもあるだろうけど、それを差し引いてもよく出来ている。

この作品で注目されるのは、やっぱドロンジョ様であろう。
深田恭子が演じるドロンジョは、コスチュームも雰囲気も悪くは無いけど、ちょっと残念なのは声。
声フェチでもある俺は「…」な感じだったけど、物語の途中からは慣れた

それとケンコバが演じるトンズラーは、自分を盾にして相棒のボヤッキーを守ったり、ボヤッキーの恋を応援したり、すごく性格が良い。
登場人物の中で、性格的には一番良いんじゃないかな


とまあ、端折って書いたけど、最初から最後までテンポが良い楽しい映画でした。
親子二世代で楽しめる映画になっているので、親子で行くのがお勧めです。

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