血液センターから葉書が届いた。
家の近くに献血バスが来る事を知らせる葉書だった。
このお知らせは毎年この時期に届く。
今日は献血バスが来る日だった。
献血は午後の2時間だけなので、その時間に合わせて仕事を抜けて献血に行った。
受付に行くと、思ったより人が多かった。
順番を待っていると、前の人の会話が聞こえてきた。
おばさん
「200cc でお願いしたいんですけど」
受付の人
「血液の比重が良い状態なら400ccでお願いします」
おばさん
「比重ですか・・・」(しばらく考えてから)「じゃあ、そうします」
血液が不足してるから400cc の献血をお願いするのは分かるけど、それなら2時間だけじゃなく、もっと長い時間、受付すればいいのに。
俺の受付の順番が来て献血カードを渡す。
氏名、住所、年齢等が印刷された受付書類の裏側の健康チェックシートにチェックマークを付けていく。
俺の場合、何cc か聞いてくれないんだ(^_^;
もう400cc って決まってるんだね。
まあ、聞かれたら400cc って答えるからいいけど。
バスに乗って献血を始めると、ものの10分くらいで献血が終わる。
なんか、血が出る勢いが強くないか?
献血を終えて受付に戻ると、新しくなった献血カード(磁気カード)に情報を書き込んでくれる。
受付の横に置いてあるクーラーバッグからポカリを取り出して飲んでいると、
献血カードと一緒に記念品を貰った。
おお!これが噂の献血キティグッズか。
ストラップで、自分の血液型が書かれてある。
キティのファンではないけど、非売品のグッズって嬉しい(^^)
しかし、俺の銀行のカードはキティの柄だし、このストラップを携帯に付けたら、まるでキティファンだな。
まあ、携帯には付けないけど(^^)
約2週間後に血液検査の結果が送られてくる。
俺の場合、この血液検査のために献血してるよなもので、
簡易の健康診断として使っています。
血液を抜くと、身体は新しい血液を作るから、なんとなく浄化されるような気もするし。
もちろん、どこかで俺の血液が役に立っていれば嬉しい。