いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
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佐久長聖を応援していたのだが

2005年07月25日 | 郷土ネタ
松商学園が最多タイ33度目 別府青山は初出場 (共同通信) - goo ニュース

松本って、近くて遠いんだよね。今でこそ高速が通って1時間もあれば行けちゃうんだけど、昔(と言っても10年も経ってない)は東京より遠いような気がしていたくらいだ。まぁ、松本の方の人にとって見れば長野は地の果てだろうが。

確かに、県庁所在地が地理的にこれだけ偏っているのも合理性に欠ける話で、長い間(※)揉めたのも宜なるかという気がするが、長野市の近くに住んでいるので中南信の人の不便さはあまりピンと来ないのも事実。
※長野県と筑摩県の合併後、少なくとも戦前までだから、60年以上か。

まぁ、そういうことを言い出すと佐久は東信だから北信の長野とは明らかに別文化圏なんだけど、松本に比べると行き来しやすいし、佐久長聖にも地元の人間が少なからず行っているということが佐久長聖の方を応援したくなる理由かな。

何てことを、団塊ジュニアである私も考えちゃうのが長野県なんだよね。この県の特異性は『新・不思議の国の信州人 ―すべては信濃の国から始まった
』を読んでも、外部の人にはなかなか分かり難いと思う。まぁ、郷土に関する問題は大概そんなもんだが。

新・不思議の国の信州人―すべては信濃の国から始まった

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副題の「すべては信濃の国から始まった」で表されている通り、長野県にとって県歌の信濃の国はなくてはならない存在。最近は歌わない学校もあるそうだが、この歌は、年間何十回となく歌った。カラオケに入っている県歌って、これくらいのもんじゃないかな。地域ナショナリズムをこれほど効果的に植え付ける歌は他に知らない。


高校野球繋がりで、先週出た、ひぐちアサ『おおきく振りかぶって (4)』(アフタヌーンKC、2005年)。4巻は夏の甲子園地方予選第1回戦の直前までなのだが、結構良い感じで話が展開している。適度なふくらみや伏線をはりながらも今のところ枝道に逸れていない。にも関わらず、三橋のことばかりじゃなくて、チームを構成する人々と、その周辺の人たちが話の中心になったりして、単なる三橋の話ではないことを上手に表明している。
おおきく振りかぶって (4)

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さて、次はいよいよ予選本番。どういう形でみんなが活躍するか非常に楽しみ。

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