いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
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7月7日は…

2007年07月07日 | マンガ・アニメ
一世を風靡した『The♥かぼちゃワイン』の主人公青葉春助と浅丘夏美の誕生日。

BOOK OFFをぶらついていたら、下記の本を発見。5-6年前に『コミック伝説マガジン』に掲載されていた、その後の2人の話をまとめたものだと思うが不確か。一部は『伝説マガジン』で読んだ憶えがあるが、『伝説マガジン』自体が尻窄みに消えてしまったために全部読んだ訳じゃないので。
Theかぼちゃワインsequel

青林堂

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掲載誌が消滅してしまったあおりか不明だが、この時点での最終話にあたる「ザ・結婚の巻」は上掲リンク先のカスタマレビューでも辛目の評価がされている通り、あまりスッキリした感じがしない。確かに、これで終わりじゃエルちゃんが可哀想だが、ちゃんと続きが出たので、その点は安心。

THEかぼちゃワインAnother 1 (1)

秋田書店

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『The♥かぼちゃワイン』という作品において『sequel』と『Another』がどういう位置づけになるのかハッキリしない(特に尻切れとんぼとなった『sequel』)ので、『Another』を『sequel』の単純な後日談として良いか分からないが、年齢的には『sequel』が19-24才なのに対して、『Another』が27才なので、きちんと継続した後日の物語と捉えても大きな問題はなさそうだ。

現在も『プレイコミック』で連載中なので、これからどういう展開を見せるか不明だが、個人的には結構期待している。懐かしの作品という点ももちろんあるが、やはり、『The♥かぼちゃワイン』の良さはエルちゃんのキャラが上手くできている点にあるのだろうと思う。上掲2冊を読んだついでに、オリジナル版も読み返している最中だが、枝葉の古さはあっても、ヒロインが良いので経年による劣化は小さいかと思う。

もちろん、いかなる作品も経年による劣化は避けれず、100年の命を保つ作品は同時代のうち数作品であることを考えれば、『The♥かぼちゃワイン』が100年先まで残るのは難しいと思うが、少なくとも四半世紀を経た今でも読ませる力を保っていることは確か。要するに、名作なんだな。

それにしても、四半世紀、作品世界中では13年間も同じことを繰り返しているんだから進歩がないと言うべきか、作品が堅牢と言うべきか、ラブコメは偉大なマンネリズムと言うべきか。ただし、オリジナル版と比べると年齢が上がった分「ちょいエロ」(『Another』の帯より)にはなっているけれど、嫌みがなくて良い感じ。


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