いつも寝不足 (blog版)

動物園・水族館へ行った記録が中心(?)。
他の話題はいつも寝不足 (信州FM版)で。

小菅神社奧社

2006年08月14日 | 外出
冒頭の写真は重要文化財に指定されている小菅神社奧社の本殿。ここも『阿弥陀堂だより』のロケで使用されたらしいのだが、詳しいことは知らない。

小菅神社には里宮もあって、集落の中に位置している。奧社は下の鳥居から約1,200m先の山の中にある。戸隠神社の奧社は鳥居から約2,000m先にある。戸隠神社奧社の約半分の距離だから、大丈夫だろうと思っていたのが大きな間違い。戸隠神社奧社がダラダラとゆるい勾配がほとんどなのに対して、小菅神社奧社は半分がきつい勾配で、残り半分は山登りだった。
鳥居

鳥居から約500mは杉並木になっていて、きつい勾配ながらも道がハッキリしていて比較的気楽。杉並木が終わってしばらくすると右下のような道になる。一瞬、道がなくなったかと思ったが、細いながらも草の生えていない所が続いているので道だと分かる。また、先の方へ行くと橋が架けてあったり、石畳や石段もあるので、それなりに整備はされているのだが、きちんと下準備をしないで行くと辛い目に遭うことは必定。実際、辛かった。
杉並木 山道

服装は動きやすいもので構わないだろうが、靴は少なくともトレッキングシューズは履いていきたい。間違えても、ジョギングシューズはダメ。登りはともかく、下りで足首への負担が非常に大きくなるので、足を挫いたりするおそれが大。また、山の中なので虫よけスプレーも用意したい。

【工事中】
岩窟

阿弥陀堂

2006年08月14日 | 外出
阿弥陀堂だより』という映画のロケ地(長野県飯山市)へ行ってきた。

この映画のこと自体は全くと言っていいほど知らないのだが、非常に美しい風景の広がっている所なので、映像の専門家が気合いを入れて撮影すれば、さぞや美しいだろうと予想させるに十分な所であった。

映画で使われた阿弥陀堂(オープンセット)が今も残っていて、中には映画のスチルなんかが飾られていた。
阿弥陀堂 阿弥陀堂内部

上掲の阿弥陀堂までは、車で侵入しようと思えば不可能ではないが、農作業用の狭い道なので、そういった無体はやめておいた方がよろしい。下の方に狭いながらも駐車スペースが設けられているので、そこに車を置いて、歩くこと約400mで阿弥陀堂へ至る。

その途上には萬佛山西国33番観音の石仏が道の両側にポツリポツリと置かれている。ずーっと登って万仏岩という所までに計33体の石仏があるようだが、今日はそこまでの気力がなかったので、阿弥陀堂よりちょっと上へ行っただけで引き返した。ちなみに、阿弥陀堂に至るまでに7体の石仏がある。
石仏(1) 石仏(2) 石仏(4) 石仏(5) 石仏(7) 石仏(8)

また、このあたりは日本の棚田百選にも選ばれているそうで、中々見事な棚田を目にすることができた。ここで作られた米が市場に出回っているとは考えにくいが、景観としては残しておいて欲しいものではある。ちなみに、棚田の一部は飯山市立東小学校の米づくり体験水田として利用されているようだ。
棚田(1) 棚田(2) カマキリ