IT営業をやっている人が考えてること

●日本の株が中心の投資。ルール決めずにテキトーにやって、テキトーに儲けるスタイル。

リストラ

2015-03-31 23:42:45 | IT営業(BtoB)
自分が所属するビジネスユニットが大変なことになりそう。相当数が配置転換という形での人減らし。辞めさせられるわけではないけど、いわゆるリストラ。

上司批判をするわけではなくあくまで建設的な意見ということだけど、根っこの問題は下記にあると思っている。

●経営層に長期のビジョンがない。
⚫︎特にミドル層に上司や周りのことばっかり気にしたり忖度しすぎ、自分の意見がない。
●全体的に採算へ対する意識が低い。
⚫︎負け犬意識がはびこっている。

今期、巻き返すためにどうすべきか。真剣に考えないとマズイね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大塚家具の父娘争いを外野から見ていて

2015-03-14 01:40:56 | その他
大塚家具の父と娘が経営権を巡って、お互い記者会見を開くなど争いになってます。

自分は実は以前、同社の株をホールドしていたこともあり、今回の騒動が気になってました。ちなみに同社の株、ここ数年の売上伸び悩みはあるものの財務体質は悪くないし、まあ固定客もいるだろうからそうそう大崩もせず、配当利回りも4%ぐらいということもあり配当狙いで持ってたけど、10%近い益が出た段階で「まあこんなもんだろう」と利益確定してしまってました。

争いが表沙汰になってから、1000円から1100円前後の株価が連日ストップ高かの勢いで倍近くまで急騰するのを見て、後悔するばかり。12月末で権利確定してるから、今から株買っても3月の総会の議決権持てないのになぜ急騰してるのか自分でもよく分からず。

さてこの騒動。
自分から見ると娘が言っていることは至極真っ当な気がします。

ただ娘が言ってる下記のような(間違ってたらスイマセン)、
●誰でも入りやすい店づくり
●青山とか目黒のファニチャー通りに小型店舗の出店
●マスへの広告をやめる
●会社のガバナンス強化


という施策は、おとーちゃんが言ってるように「机上の空論」のような気がします。

ただ、ファンド会社などの金融屋さんのウケが良いという感じがします。こんなこと言ったら怒られるかもだけど、美人だし。。。
さすが一橋大学卒業して、銀行で働いていただけのことはありその辺りの空気が分かってる。
娘の強みはそこなのかなと。逆におとーちゃんは、金融屋さんのウケは悪そうですね(スイマセン)。

さてこの件、外野なんで勝手なこと言うと、娘が引くべきかと思います。
何だかんだでこの会社は、父が頑張って大きくしてきた会社です。いくら正しいこととは言え、ここまで争ってしまっては会社は混乱するし、大事なお客様にまでご迷惑をおかけしてしまうでしょう。同社の売上実績の速報でも前同で1月は95.4%、2月は87.4%です。。。去年の今頃は消費増前の駆け込みがあったので、何ともいえないでしょうけどお客様が離れていってしまっているような気がします。

娘がそこまでホントに家具屋をやりたいのであれば、自分でファンド会社口説くなりなんなりして、自分で会社設立してやれば良いのではないかと。実父とここまで争ってやりたいのであれば。

と、外野で見ていて思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dlifeのビジネスモデル

2015-03-14 01:14:51 | その他
街を歩いていて珍しいサービスや商品を見たり、新しい会社の事を知るとビジネスモデルが気になる自分。今さらながら無料BS、Dlifeのビジネスモデルが気になった。自分のビジネスモデルというのは、簡単にいうと「この会社どうやって儲かってんの?」ということなんだけど。

何も調べずに、何となくコンテンツやCMを見ての結論。

1.アメリカの人気テレビドラマ(プリズンブレイクとか24とか、それ系)などのコンテンツを買って放映することに集中してコストダウン。
 フジ、日テレなどのキー局と違って自分たち(正確には下請けの制作会社?)で番組を作らないのでコストダウンできる。

2.視聴セグメントの明確化(コンテンツやCMを見て何となく主婦とかをターゲットにしているように感じた。)

コストダウンした分は広告掲載料もセーブできるし、視聴セグメントが明確化されているので広告主から見れば費用対効果が高くなるだろう。そうすると、営業も楽になる(もしかすると広告代理店とか通さなくてもいいかもと思う)。

営業も少ない人数で回せるだろうし、キー局との違いも明確に説明できるから営業工数も少なくて良いのかな。

WEBで同社のこと見たら、有料のVODもやってる模様。VODで儲けるというよりは、有料だけど見逃したい回を見れることで要するに視聴者の利便性を上げて、視聴者を増やしたいという意味合なのかなと理解した。有料のVODなんて、ケーブルテレビ、ネット(huluとか)など競合多くてレッドオーシャンだし。ちなみに見れる週の制限付で無料VODもある。

ネットに押されて今さらテレビなんて感はあったけど、考えてみるとビジネスモデル上手くできてる感じがした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商談で何か気付く人 何も気付かない人 うまく聞きだす人 うまく聞き出せない人

2015-03-08 00:12:58 | IT営業(BtoB)
IT関連の商談で。
いろいろご用件をお聞きして最後に「見積提出期限は?」と確認するのが普通の流れ。

お客様が少し申し訳なさそうに「ちょっと急いでいて、3日後までにいけますか」と言ってきたとする。ハコモノではなく開発が入ったりすると、営業だけでなく社内他部署との調整もあるし決裁にも相応の時間が掛かり、3日では厳しいことは慣れているお客様なら承知の上。それでも急ぎで依頼されてくることがある。

ここで何も気づかない人は、「え、3日ですか、何とか頑張ってやります。」と持ち帰ってしまう。

何か気付く人は違う。「え、何かお急ぎの理由があるんですか?」と聞く。
そうすると「実は、、、他を当たってたんだけど、目処が立たなくなったんでもし御社で出来れば・・・」というようなことを聞き出せる。まだここでも「そうですか、分かりました」と持ち帰ったら何も気付かない人と変わりない。

何か気付く人は、
「他を当たってというと、何か他ではマズイ理由があったんですかね?」となる。例えばその理由が、重要な機能が実は足りなかったとかを聞けたら、自分が提案する時に活かせる情報となる。重要な機能が足りないことが理由だったらその機能は必ずつけて提案すれば良いという具合に。

ところがそこまで踏み込んで行くとだいぶ核心に触れてくるのでお客さん側も心にバリアを貼ってきてなかなか本心を明かしてくれない。

素っ気なく「理由は色々ありますよ」みたいに誤魔化されてしまう。
うまく聞き出せない人はそれで終わってしまう。「はあ、いろいろですよね」で帰ってしまったら惜しいところまで言ったのに、何も変わらない。

うまく聞き出す人は、「いろいろって何でしょうか?」と聞く。ストレートに聞きすぎるとダメだから、いくつかコツがある。自分なりのコツは

①「ちなみにですが・・・」、「ご参考までに教えて頂きたいのですが・・・」、「差支えない範囲で構いませんが・・・」とか頭にバリアを外す言葉をつけて聞く。
②相槌を打ちながら相手が言ったことを反芻してから聞く。これも良く分からないけど、効果ある。「へぇーいろいろあるんですか。いろいろですね。そのいろいろって何でしょうか」みたいに。
③これは良く言われると思うんですが、カマをかけて聞く。「●●が理由でしょうか」のように。合ってても「違うよ」という人がいる。でもその「違う」と言う時に下を向いたとか、手帳や資料を見ながら言ったりしたらけっこう怪しい。カマをかけて聞いたら、その反応を観察する。

こんな感じでしょうか。根拠はありません。

ちなみに、一番聞きにくい事で一番教えてくれないことの一つに”予算”がある。
この予算も上の①や③は有効だと思う。「ご参考までに教えて頂きたいのですがご予算は?」とか、「ご予算は●●円ぐらいでしょうか?」のように。

以前に何かで読んだ話で予算がもし聞き出せたら、大体低めに言っているからその1.3倍は大丈夫ということ。「500万円です」と答えたら、650万円までは大丈夫ということ。それでいくらで出すか、はコンペ状況やお客様がどれぐらい価格に重きをおいているかによるので何とも言えないけど。

これも何かで読んだ話で、いくらまでいったらこの案件は検討外かという金額を1.3で割ったぐらいの金額が予算という話。例えば、1000万円いったら完全な予算オーバーでお話になりませんということであれば1000万円を1.3で割った大体700万円が予算ということ、らしいです。これも根拠レスです。

最初に戻りますが、社内に帰ってきて。

顧客から「3日で見積お願いします」と言われ、バカ正直に持ち帰ったら営業は社内に帰ったらSEとかにキレられる。「え、そんな急にできませんよ、大体、何でそんなに急なんスか?(怒)」と言われて、「いや、お客さんがそう言ってるんだから仕方ないじゃん」という不毛な会話もたまに聞く。

ちゃんと気づいて上手く聞き出せる人は「実は●●の理由で他のベンダーに断れたんでうちに声が掛かってきた関係で急ぎですが、何とか3日でお願いします」とちゃんと背景を説明すれば、不機嫌にはなるSEもいるだろうけど(笑)、上のような不毛な会話は避けられる。ついでに「予算は●●円くらいで出せば取れる可能性がぐっと上がります」とか説明できたら、社内の協力も得やすいし、結果として受注率も変わってくると思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする