タマホーム国産材!!
大見栄張るでない。
銘木でも使わない限り、国産材はたいして自慢することではない。
木造住宅ではごくあたりまえのこと。
そもそも木材は野菜や果物や肉や家電品とは違う。
材種によっては外材の方が遥かに高級で美観も物性もいい。
ローズウッド、ウォールナット、マホガニー、シタン、コクタン、アッシュ、カリン、
チーク、ベイマツ、ベイヒ、ベイヒバ、レッドウッド、イペ、ウリン、ジャラなどなど。
北欧にも南洋にもアフリカにも優れた外材は数多く存在する。
タマホーム国産材!!
大見栄張るでない。
銘木でも使わない限り、国産材はたいして自慢することではない。
木造住宅ではごくあたりまえのこと。
そもそも木材は野菜や果物や肉や家電品とは違う。
材種によっては外材の方が遥かに高級で美観も物性もいい。
ローズウッド、ウォールナット、マホガニー、シタン、コクタン、アッシュ、カリン、
チーク、ベイマツ、ベイヒ、ベイヒバ、レッドウッド、イペ、ウリン、ジャラなどなど。
北欧にも南洋にもアフリカにも優れた外材は数多く存在する。
オーディオリスニングルーム。
設計のジャンルでこれほど難解なものはない。
どう難解なのか、それを説明するだけでも難解なので書かないことにする。
330kcal
今日の打ち合わせ。
施主 「東洋キッチンの流しは下に空間があるのでルンバが通れる」
私 「ゴキブリも通れる」
と、思わず言いそうになった。
初対面だったのでグッと我慢した。
そのあとも、また、「ルンバが通れる」 と言いわれたので、今度こそは、
「ゴキブリも通れる」 と、言おうとしが、喉元あたりでグッグッと我慢した。
事なきを得たが、最近、口の自制が効かなくなっている。
気を付けねば、軽口はドン引きの元である。
某建設会社の現場監督、U君。
年齢は30前半。
喋り方がどこか『北の国から』の純君に似ている。
たどたどしくて「おバカ」っぽい喋りをする。
というか、実際「おバカ」なのかもしれない。
でも、真面目な青年である。
律儀に、どうでもいいようなことを何度も聞いてくる。
気になることがあると一日に何度も電話してくる。
少々、うっとうしい。
いや、かなりうっとうしい。
そして、電話してくるたびに「コンチニハ」という。
一時間後にかけてきても「コンチニハ」という。
その一時間後にかけてきても、また「コンチニハ」という。
「コンニチワ」の意味をよく理解していないようだ。
今夕も立て続けに三度電話があった。
彼 「コンニチハ。あっ、さっきの立面図も書いてといわれましたので書いてください」
私 「で、屋根の形は?切妻?寄棟?材料はなに?瓦?それがわからんと書けん」
彼 「あっ、あっ、そうですね。聞いときます」
やっぱ、おバカさんなのである。
省エネラベル住宅申請。
急にいわれても無理だって。
これにフラット35まで付けたら中間検査時までに審査合格せにゃならん。
一週間で合格、なんてできないって。
このクソ面白くない「省エネラベル」、ただでさえやりたくないのに。
と、ボヤキながら先週末から、あの資料が足らん、あの計算式が変、と
なんやかんや文句をたれながらも、今、ようやく完成にたどり着く。
あとは書類に図面を足して、穴開けて、ファイルに綴じるだけだ。
工期に間に合う、間に合わんは私には関係ない。
最速、最短で申請を出せば、私の使命は果たされたことになる。
ふふふ、あと少しで終わる。
今夜のうちにポストに投函してやる。
というときに、電話がかかってきた。
いきなり、
「すみませーーーん」
ときた。
「フラット止められますか」
「なんで?」
「銀行が通らんかったそうです」
なっなっなっなっ!
登頂目前で撤収かよ!
今日は一日、建築士の講習会。
超ハードな講習にヘトヘト。
よこに座ったおやじの口臭にもヘトヘト。
疲労はとれつつあるが、おやじの幻臭はまだ消えない。
たかが木造住宅なのに法的に厄介な規制がいくつも絡んだ物件。
忙しいさなか相談されて困っている。
一目見て、建てるの厳しそう。
もう一週間ほったらかしている。
やれば2時間ほどで「建てれるか」の結論をだせるのだがその2時間が惜しい。
いや、ただ単にやるのがうっとうしい。
しかし、気にはなる。
でも、やりたくない。
とうとう昨夜、夢の中で現場に行って「建てれるか」の検討をした。
あれこれ思案しているうちに、途中から夢は「アクションもの」に変貌してしまった。
ハリウッド級のカーアクションになり、命からがら逃走してわけのわからい夢になってしまった。
夢で見るほどに気にはしているのだがやはりやるのはうっとうしい。
催促があるまでほったらかそう。
◆
後日談。
2日後、運転中に催促の電話があった。
あれこれ言い訳をして「今日中にFAXします」といって電話を切った。
その夜、気合を入れて「建てれるか」の検討をした。
30分で結論が出た。
条件付きだがなんとか建てれる。
まずまずの結論。
しかしよ。
たった30分でできることを、お前はここまで先延ばしするのかよ~~
ここ一か月、もんもんとしている。
原因は計画料の未払い。
昨年計画した某老人ホームがオーナーの踏ん切りの悪さで宙に浮いている。
私の長年の経験で判断すると、こういう場合は九分九厘、計画は頓挫する。
消費税アップ前に決断できなかった人に、これから先決断できるわけがない。
そう、見切りをつけ、3月にその分の費用を見積書として提示していた。
提示先は私への直接の業務依頼者、通称名「激昂の男」だ。
彼に見積書を送って一か月が過ぎた。
予想はしていたが一向に返答はない。
見積額は20万円。
値切られたときの保険に5万円上乗せしている。
というか、今年2月に某スポーツジムの計画もさせられているのでその分の5万円でもある。
ふたつともなあなあにされると20万円の損失になる。
20万円は大きい。
昨日のオーディオ代と同じ額になる。
損失感に、いやーな後ろめたさまで加算されることになる。
実にやるせない話だ。
ここ数日、もんもんを通り越してムカムカした日々を送っている。
いきなり請求書を送ろうかとも思った。
それとも、電話できつく催促しようかとも思った。
我慢の限界は近い。
連休が明けたら行動を起こさねば。
なんとしてでも払ってもらわねば。
せめて15万円は払ってもらわねば。
と、思い詰めていた矢先、渦中の人物「激昂の男」から電話が入る。
「老人ホームはいつになるかわからんからこの分の費用払っとくけん」
さらに、
「スポーツジムの計画は横やりが入ってパーになった。この分の費用も請求してよかよ。」
だとさ。
前々から思っていた。
世間からは悪鬼のごとく恐れられている「激昂の男」。
どんなにきつい毒を吐こうとも、こやつの「義」に嘘はない。
人を見かけで判断するな、の見本のような男だ。
ふふふ。
これで昨日のCDプレーヤー代がチャラになった。
これを「天のおぼし召し」といわずしてなんという。
どうやら私にはオーディオの神様がついているようだ。
ふふふ。
ふふふ。
のんだくれ、
あるいは、
のんだくれのように見える人。
あるいは、
のんだくれのような話し方をする人。
彼らからの仕事は請け負うな。
ろくなことはない。