きのうは母の日、何も言わなくても家内は亡き私の母のために白いカーネーションを仏壇に供え、同居している95歳の家内の母には花よりダンゴで母の大好物、スイカを買ってきました。
家内の母は今年の春息子をがんで失ったばかり、関西在住の息子の嫁は悲しみの中家内の母へ恒例の花を贈ってきてくれました。
私たちには子供がいませんので家内に子供からのプレゼントは何もありません。
先月家内の誕生日にお祝いをし、今月の結婚記念日にもまた何かしようと二人で話しています。
庭の狸の置物の中に鳥が巣を作りました。
中でかわいい声がします。
この狸は元々関西の家内の実家の庭にあって阪神淡路大震災で置き捨てられるところを危うく私が見つけて引っ越し荷物に入れて持ってきた実家の形見ですので大事に可愛がっています。
恐怖の大地震、思わぬ東京暮らし、命拾いした狸は何を思っていることでしょう。
親鳥がエサをくわえて運んできました。
後ろに小さい穴が開いていてそこから出入りしているようです。
器用に瞬時にパッと巣に入ります。
警戒してなかなか巣に入ろうとしません。
立夏も過ぎ直射日光の当たる狸の中はさぞ蒸し暑いのではと思いましたが狸のお腹をそっとさわると暑くはなく意外と過ごしやすいのかも。
泣き声からヒナは何羽かいるようで、つがいの親鳥がひんぱんにエサを運んでいます。
予報が雨模様というので家内が狸の上にビニール傘を固定していました。
元気に巣立ってくれればと願っています。
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