QAZのつれづれ日記

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ERCPによる胆石除去手術を受けました

2022年11月15日 | 健康


昨年の膵臓手術後の定期健診で造影CTを撮ったところ肝臓の胆管内に結石が見つかりERCP(内視鏡的逆行性胆管造影)で胆石を除去することになりました。
8日入院、9日手術、12日退院で5日間の入院でした。

何でも初めての手術は不安です。
いよいよ手術となって手術が終わるまでうつ伏せ状態に寝かされ右に急角度に曲げた首が痛いですがどうしようもありません。
下になる左あごに小さなあご置きをくっつけられました。
麻酔で意識をもうろうとさせてから胃カメラより多機能で口径の太い内視鏡を喉に挿入、手術が終わって2日間は口内上皮粘膜がひりひりと痛く水も呑み込めませんでした。
きっと内視鏡が上皮を強くこすったのではないかと思います。
手術は1時間少々だったでしょうか。
手術が終わるとすぐストレッチャーで病室に戻されました。

手術中に2度も目が開いて医師の姿や医療機器が見えました。
無意識のうちに肩を動かそうとしましたが両肩はがんじがらめに固定されていてびくとも動きませんでした。
手術中レントゲン撮影している胆石の位置がずれてしまってはいけませんので当然の処置なのでしょう。
麻酔科医があわてて麻酔を強くしたようです。
採取した胆石はまだ見ていませんがたくさんあったそうです。

入院するにあたって家で飲んでいる薬を持ってゆくのですが、病院では他院で処方した薬については持っていった薬を飲ませるのではなく同じ薬を院内で処方して飲ませます。
何かあったとき他院の薬では責任が持てないというのが表向きの理由ではないかと思われますが、何より院内処方した薬でないと薬代が取れません。
食前に飲む薬がなかなか処方できなくてせっかくの温かい食事が冷めてしまったという笑えないことまで起こりました。

昨年は膵臓、今回は肝臓と体内の重要臓器の手術が続き手術のたびに体力、気力が奪われてゆくのを実感します。
今回の入院でまた2キロほど痩せました。
とにかくなにをするにもしんどくて朝から元気が出ません。
術直後は洗顔、歯磨き、ひげ剃りといった単純なことさえ重労働です。
手術のせいかどうかわかりませんが血糖値も乱高下してまったく安定しません。
お腹の違和感も相変わらずです。
これらの症状が時間経過とともに少しづつでも改善してゆくのかとても心配です。

何より急性膵炎などの恐ろしい術後の偶発症を起こすことなく熟練の腕で手術してくださった医師の方々に、そして医学の進歩でこういった手術が内視鏡でできることに感謝です。

病院の窓から皆既月食を見ることができました。

関連ブログ:
またまた入院・手術 (2022.11.01)


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