QAZのつれづれ日記

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膵頭十二指腸切除術で手術入院から早や1年

2022年02月19日 | 健康


膵臓にできた膵管内乳頭粘液性腫瘍のため昨年の今日都内の総合病院に入院、膵臓もろとも腫瘍はじめ他の正常な臓器まで摘出する膵頭十二指腸切除術を受け早や1年が経ちました。

去年の今日も今日と同じく寒い日でした。
術後死や多くの恐ろしい重度合併症の可能性が指摘されているお腹の手術の中で最高難度の大手術、人生初めての長期入院にコロナ禍で家内の付き添いも許されず不安いっぱいの入院でした。

42日間の入院、手術は成功し無事生還、ガン細胞も見つからず怖い膵臓がんの可能性は排除できましたが、その大きな代償としてQOL(生活の質)の低下は免れません。

幸い術後重篤な合併症は発生していませんが1年経ってもまだお腹の調子はなにかしら変で(症状を正確に表現するのが難しいです)少し食べ過ぎると膨満感や腹痛を起こします。
もともと血糖値が高かったのですが、膵臓を1/3切除したためインシュリンの出方が不安定で毎日の血糖値測定の結果インシュリン注射の単位数を調整したり、膵臓や肝臓からの消化酵素を補う一日25錠もの大量の薬を服用する薬漬けの毎日、消化の良いものをゆっくり時間をかけて食事、と手術前と生活のスタイルがすっかり変わってしまいました。

ネットには多くの膵臓がんの方の記事や、同じ手術をして術後の合併症で大変苦しんでおられるたくさんの方がおられます。
それだけこの手術は体に負担の大きい大変な手術だったのだと思います。
体重も5キロ痩せ、体の免疫力、筋力も相当落ちています。
これからも膵臓とはだましだまし付き合っていくしかないことでしょう。
体を労わって過ごしてゆきたいと思います。



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3 コメント

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Unknown ( kazukomtng)
2022-02-19 17:39:33
くちこの、素朴な疑問なんですが、癌細胞が見つからなくても、術中に、手術を変更できなかったんですか?
術中の迅速診断があった筈ですよね?
くちこは、その迅速診断で、最終的に、最後まで怪しかった場所が、癌でないとわかり、膵臓の切除部位が決まり、少し多めに残す事ができました。
オペ後から、九年近く、ずっと今と同じ薬を飲んでいます。
毎食後のリパクレオン一包と、朝だけ、降圧剤と、潰瘍予防薬を一錠づつですよ。
膵性糖尿病、落ち着くと良いですね。
そうそう、お腹の感じとか、胃重感も、だんだん、落ち着きますよ。
薄紙を剥ぐスピードですが。
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膵頭十二指腸切除術で入院から早や1年 (QAZ)
2022-02-19 18:14:47
将来ガン化する可能性のある腫瘍を摘出するため、腫瘍と分離できない膵臓も一緒に摘出し、腫瘍にかかわらない膵臓の部分は残したということだと思います。
毎食後リパクレオンカプセル4錠とウルソデオキシコール酸錠2錠を服用しています。
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リパクレオンの量は人それぞれですね (くちかずこ)
2022-02-19 20:01:26
医師によるってのもあるかもですが。
くちこは、リパクレオン顆粒なんです、そちらで言う2錠になるかと思います。
食前、食中、食後で、全部で8包飲まれる人もおられましたよ。
ウルソを胆管の流れを良くするイメージかしら?
まあ、お互い、抗がん剤等を使わなくて済んだだけでも楽しているかもですね。
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