日々の独り言

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パウエルはどこへゆく…

2008-01-30 11:16:04 | 褒めることの少ない野球話
なぁんか、意地汚い連中がうごめいていますなぁ。

これまでの慣習として、正式署名は来日後に行うってのが外国人に対する契約方法らしい。
確かに正式契約ではないのでオリの対応が後手後手に回ったとも言えるが、孫さんそんなやり方で良いのかホントに。
斉藤が今期はほぼ絶望視され、和田も開幕には間に合わないという「投壊」状態にあるとも言えるソフバン投手陣を考えれば喉から手が出るほど欲しいってのはわかる。
ただ、やはり仮契約している選手を奪い取るなら、筋は通すべきじゃない?
札束で面を叩き、他の連中なんてお構いなしなんてことは今の世の中じゃ風当たり強くなるぜ。
せっかくあれだけ盛り上がっている福岡のファンにしてみたって、うれしい話じゃないでしょう。
そっぽ向かれたら大変なことになりゃせんかい?

正攻法で相手を出し抜くというのなら「してやったり」とも言えるが、今回の件は規律の抜け穴をついたいやらしい手としか写らないだろう。
まっ、おそらくこういった選手は活躍しないだろうけどね。


オリともサイン?パウエル二重契約疑惑(スポーツニッポン) - goo ニュース

 ソフトバンクは29日、昨季まで巨人に在籍していたジェレミー・パウエル投手(31)との契約が合意に達したと発表した。統一契約書への署名も済ませているという。しかし、今月11日に獲得を発表していたオリックスがパ・リーグに異議申し立てをしたため、30日にリーグ側が両球団幹部を急きょ、事情聴取することになった。

 午後0時、ソフトバンクはパウエルの獲得を電撃発表した。パウエルといえば11日にオリックスが獲得を発表し、背番号「50」まで公表した選手。報道陣に囲まれたソフトバンクの竹内孝規最高執行責任者(COO=47)は「グラウンドと同じで真剣勝負。舞台裏では命がけの勝負をしている」と“仁義なき争奪戦”を制したと得意げに話した。球団関係者によると、ソフトバンクはオリックスとパウエルが正式契約を結んでいないとの情報をキャッチ。1月中旬から交渉を進め、球団関係者が渡米してパウエル本人と接触。統一契約書に署名をもらい“正式契約”までこぎつけた。王監督には27日に報告を済ませたという。竹内COOは「統一契約書への署名、押印を済ませている。統一契約書が正式な所属を決定づける文書。日本において支配下登録するには唯一無二なもの」と契約に問題がないと強調した。

 ところが、ソフトバンクの発表を伝え聞いたオリックスが猛反発する。午後4時半から緊急会見を開き、中村勝広球団本部長(58)がパウエルの署名が入った統一契約書の写しがあることを明かし、公表した。さらに「球界の根底を揺るがす事態。パウエル、ソフトバンクさん両者に憤りを感じる。これを認めたら外国人契約に悪例を残すことになる。ソフトバンクさんには自重を求める次第です」と痛烈に批判した。球団ではパウエル側の不穏な動きは感じ取っていた。「確認を取ろうにも電話、メールに対して代理人が応答しなかった」と宮田調査・渉外グループ部長。29日未明に代理人クレイグ・ランディス氏と連絡を取れたが「契約を破棄するとは言ってこなかった」と同部長。中村本部長は「二重合意ではないのか。最終的にはパウエル本人との話。法的手段も辞さない」と怒りをあらわにした。オリックスは会見に先立ち、都内のパ・リーグ連盟に異議を申し立てた。パウエルとの交渉経緯を説明するとともに、統一契約書の写しの存在も伝えている。

 連盟ではパウエルに「二重契約」の可能性も否定できないことから、30日に両球団の代表者を呼び、小池唯夫会長(75)が事情聴取することを決めた。村田パ事務局長は「問題が発生しているので、私の方から書類持参で来てくれと言いました。パウエルは支配下選手登録公示されていないので、協約は運用できません。今は両球団の問題。大変な問題になると予想されるので円満解決へ中に入るということです」と語った。

 事情聴取に応じるソフトバンクの角田雅司球団代表(55)は「ソフトバンクとしては通常の契約をしたまで。事務局ではありのままを話す」と強気な姿勢を崩さない。オリックスは中村本部長ら幹部4人が連盟に出向いて一歩も引かぬ構えだ。キャンプ直前、実力派右腕をめぐり、場外戦が発火した。