参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

児童ポルノ

2011年08月03日 | Weblog
 「児童ポルノ」に関する問題がクローズアップされています。
 いわゆる「児童ポルノ法」は、1999年に成立した法律で、18才未満の子どもを性的な諸問題から守ることが目的と
なっていますが、近年ではインターネットの普及により児童ポルノの流通を把握することが難しくなり、結果として昨年は1300件もの検挙を記録する異常事態となっています。
 こうした中、「児童ポルノ」の監視をさらに強化して、子どもたちを性犯罪から守る事が議論されています。
 論点となるのは、児童ポルノを「所持」しているだけで処罰の対象となるかどうか、という点です。
 例えば、インターネットを閲覧していて、たまたま児童ポルノに関する画像が表示された場合「処罰」の対象となるのか、という点です。
 これに関して言えば「能動的に児童ポルノ画像等を取得・所持した」場合とは違う事から、処罰の対象とすべきではない、という議論になります。
 少なくとも児童ポルノに関する画像等を有償・無償で不特定多数に提供した場合は「処罰」の対象となることは意見の一致を見ているところですが、やはり、「単純所持」については、その取得形態を客観的に判断するすべが必要です。
 子どもたちを性犯罪から守る。この目的を多くの方々と共有していきたい、そのように思います。