近年、子供の理科離れが指摘されています。
皆さんが小学生、中学生の頃、学校の理科実験室等の部屋にはどんな備品があったでしょうか。
おそらく、地球儀であるとか、フラスコだとか、てんびん等いろいろあったと思います。
ある調査によると、小学6年生に必要とされる地球儀は60%の保有率、5年生に必要とされる「てこ実験器」は34%の保有率、そして中学3年生に必要とされる「三球儀(太陽、月、地球)」は50%の保有率となっています。
以前は豊富にあったはずの理科教材が、今や「必要とされる数に達していない」という教育現場からの報告がなされたのです。
「子供の理科離れ」が指摘される中、少々看過できない調査結果が出ているのです。
子供たちへの投資(教育)は国家の繁栄にとって絶対に必要なものです。「ゆとり教育からの脱却」が始まった今こそ、こうした課題に取り組み、子供たちの健やかな成長を支援していきたい、そのように思います。