不条理み○きー

当面、きまぐれ一言法師です

「ありえねぇ!」と言っちゃあお仕舞いだけど

2009年10月08日 17時34分03秒 | Entertainment

「テレビをつけたら、やっていたのでつい見ちゃった。」ので、ついでにレビュー。

クローバーフィールド/HAKAISHA

伝え聞いた噂では、この映画、ゴジラインスパイヤらしい。(あれ?ゴジラリスペクトだったかしらん?まあいい)
で、公開時のCMを見る限り、良い感じだったんだよね。
まあ、後々、クリーチャーがえぐいとかネガティブな噂も聞こえては来たが、大ヒットとかいう話だったし、そこそこなのかな、と勝手に思いこんでた。

で、たまたま見た感想が、タイトル通り。
「ありえねぇ!」
いや、モンスター映画なんて、そもそも「ありえねぇ!」んだが、そう言う事じゃない。

というか、逆に聞きたいんだが、この映画みたいな、なんつーか「撮影魔」というか「ビデオホリック」みたいなのは、アメリカじゃ普通なのかな?

家庭用ビデオ風の映画の先駆としては、「ブレアウィッチ・プロジェクト」(未見)があるけど、あちらはまあ、「ドキュメント撮るぞ!」と意気込んでいるわけで、何か起こっても必死で撮りまくる言い訳が成立しているのだが、一方、こちらは単なるパーティー撮影から成り行きでやっているだけで、なんか、「撮り続ける」事に説得力が感じられないのよ。

というか、その「家庭用ビデオで撮っている」という設定自体が、どんどん嘘くささを増してしまうのだ。

例えば、そばまで「敵」が迫っていて、必死に逃げているのに、何故か的確に「敵」や「次の被害者」が映っていたりする。
つまり、「家庭用ビデオ」で撮っているのにもかかわらず、不意に「プロのアングル」になっているのだ。

ストーリー自体は、「まあ、そんなモンかな」程度には良くできているのに(って、褒めてるのよ)、肝心要の仕掛けが、どんどんリアリティを奪っていくのだから、酷い物である。

と言うわけで、評価は星一つ
 ☆★★★★

えっと、一つ分は、なんだかんだ言って最後まで見ちゃったので。(藁
でも、おいらはこの映画は認めないぞぉ!



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