もう、かなり前に、「ヴァン・ヘルシング」という映画をネタに「スペシャルメイクの危機?!」、「CGを着る」というシリーズを書いたが、そこで、
「そのうち、簡単な仕組みで撮影が出来るようにきっとなるに違いない。
その日こそが、「フルボディ・モンスタースーツ」技術の終焉である。」
と、書いていたことがほぼ現実になってきた。
それが、「パイレーツ・オブ・カリビアン ~デッドマンズ・チェスト~」のメイキングである。
まだ、「ジーパンのまま演技」のレベルには達していないけれど、以前は「CGを着る」人は、別撮りでこんな風に演技をしなければ、ならなかったのだが、新技術では、下記の様に本編の撮影と同時に進行できるようになったのだ。
いや、厳密にはこうやって撮影した後に、CGを合成していくのであるが、役者さんが別撮りしなくて済むだけでなく、現場で全部演技指導ができるという利点がある。
唯一の欠点は、CGでない衣装を着た登場人物から見ると、この「ドット」が付いた服がかなり間抜けに見えることだけらしい?!
それにしても、この完成度は凄い。
下の一枚を見ると、役者の表情が見事にCGにも活かされていることが判る。
しかも、古い方法ではカメラが複数台で撮影しなければならなかったのに、この方法では通常の撮影と同じ台数で済んでしまうのである。
こりゃぁ、マジで「フルスーツ」の特殊メイクは存在が危うくなってきている。
ここまで、約2年で来た。
もう2年もすれば、本当にジーンズのまま撮影の来る時代が来るかも知れない。
そうしたら・・・俺らは、どこでメイキングに萌を求めればいいのだろう?!
ねぇ?
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「スピーシーズ3」ですよ。
一作二作の八分の一の予算でどうとかって
えー。メイキングしかまだ見てないんですけどねw
ほとんど実写で済ませたとか
一体のスウツをなるべく使いまわししたとか
厚底怪人は無くなりましたが
肩越しに後ろから頭を取るシーンがあったり
怪人の体で顔だけ出した横顔がチラッと出たり
スタント用のメカの無い斜めに開いた目から
装演者の目が丸見えだったり
撮影始まる直前の素な所作が映ってたり
普通に画面が流れてました。
とイウコトデw
DVDの普及で低予算映画も
低予算こそメイキングが盛り込まれることが増えてるようです。
他にも何本か借りましたが
仔細はいずれ暇と退屈でw
「シルバーか面」は私的には買いでしたよ。
CGほとんど見当たらんしw
で
コミニテイ再開しました。
まだ何も揃っていませんがよろしくお願いします。