偏頭痛

　このBlogの銘々の元ネタでもある、「吾妻ひでお」氏の「不条理日記」の一編に、「起き方を間違える。」と言うのがある。

　知る人ぞ知る、「大友 克洋」氏の隠れた名作「Fire-Ball」をパロった作品なのであるが、稀に、まさにそうとしか表現できない一日が訪れる事がある。

　今朝、起きると「その日」であった。
　私の場合、それは軽い偏頭痛から始まる。

　それこそ「アキラ」を初めとする「大友　克洋」氏の漫画ならば、超常能力を発現する御印として「偏頭痛」が描かれることがあるか、私の場合は単純に「二日酔い」か、さもなくば「起き方を間違えた」証である。

　アメリカ人等にとっては、「偏頭痛」は結構日常茶飯事的な病気なのか、映画などで「アスピリン」をボリボリと食っているシーンを良く見かける。
　確かに、「偏頭痛」には、「常用」の薬を使用が効果覿面であるが、なんとなく「アキラ」の「鉄雄」みたいになりたくないので（ならん、ならん）ちょっとは我慢してみる。

　ここで「ポイント」なのは、「常用」の薬、と言うところである。
　最近の薬は市販でも「強い」物が出回っているので、全然効かないことは殆ど無いが、「常用」薬であると、ほぼ痛みの収まる時間までも同じになるところが面白い。

　最近は使わないらしいが、精神的な要因の強い胃腸系の薬は、「偽薬」でも、結構効くと言うので、「病は気から」というのは、全くの嘘でもない様だ。

　ちなみに、作家の「星　進一」氏は、どんな市販薬も効かないと信じていたので、病気になると嬉しそうに何倍の量もの薬を飲んだそうだが、これは迂闊に真似するとえらいことになるので、良い子は真似しない方が良い。

　えっと、何の話だ？
　そうそう、「偏頭痛」。

　と言う事で、すっかり脱線してしまったが、まあ、だらだらと書いてしまったので、この辺でやめにしよう。

　皆様も、残暑厳しき折、体調にはご留意を。^^v
　くれぐれも「起き方」をお間違えになりませんようご注意ください。