このタイトルとお話の内容が、まったく合わない(笑)。
とりあえず、最初はタイトルを無視して読んだ方がいいと思います。
読み進むにつれ、分かってはくるのですけどね。
都会で9度目の春を迎えた僕。ある日、鏡の中に謎の美少女・沙羅が
現われる。羊飼いの神様・パンに、登校拒否の女子高生・伊織らと
過ごす日々は、僕を慰めてくれたのだけれど、日を追うごとに、
彼らは次々と病んでいく…。
ここではない、どこかのお話。現代を舞台にしたファンタジーなのですが、
実はこういうお話はちょっと苦手だったりします。作者が海外で見たり
聞いたり感じたりしたことを、現代日本人に伝えようとしたら、こんな
物語になりました。という感じでしょうか。言いたいことはとてもよく
分かるのだけれども、ちょっと強引というか、無理があるというか、
あまり自然ではない(^^;)ので、たぶんひっかかるんだなあ。
終わり方があっけなかったのが、逆に竹内さんらしいなと思いました。
■『冬虫夏草』竹内海南江(幻冬舎文庫)
とりあえず、最初はタイトルを無視して読んだ方がいいと思います。
読み進むにつれ、分かってはくるのですけどね。
都会で9度目の春を迎えた僕。ある日、鏡の中に謎の美少女・沙羅が
現われる。羊飼いの神様・パンに、登校拒否の女子高生・伊織らと
過ごす日々は、僕を慰めてくれたのだけれど、日を追うごとに、
彼らは次々と病んでいく…。
ここではない、どこかのお話。現代を舞台にしたファンタジーなのですが、
実はこういうお話はちょっと苦手だったりします。作者が海外で見たり
聞いたり感じたりしたことを、現代日本人に伝えようとしたら、こんな
物語になりました。という感じでしょうか。言いたいことはとてもよく
分かるのだけれども、ちょっと強引というか、無理があるというか、
あまり自然ではない(^^;)ので、たぶんひっかかるんだなあ。
終わり方があっけなかったのが、逆に竹内さんらしいなと思いました。
■『冬虫夏草』竹内海南江(幻冬舎文庫)