手荷物検査の空港色

こないだの出張のときのこと。僕のキーホルダーには、殆ど刃の付いていないミニミニフォールディングペーパーナイフがついてる。これの扱いが空港でまちまち。

＜伊丹（今回の）＞
検査前に取り出して、Ｘ線検査時に預けると申告した。女性係官が？って顔をするので、僕が手にとってブレードを出して「ほらね」ってやって、やっと預かる気になった。乗客にブレード出しをやらせていいのかい！？
おまけに、預かりの事務処理を明らかに新人の女性係官にやらせたもんだから、どんくさくてイライラした。俺が預けるって言ってんのに「お客様、これはナイフですので別にお預かりとなります．．．」ンなこたぁーわかっとるわい！！
また、かばんになにが入ってるか聞くので、パソコンが入っているといったら、取り出して単品でＸ線にかけた。専用の緩衝材付きかごにわざわざ入れた。
なんかちぐはぐだが、大阪府警のように『街』の空港を守る係官なのだろうか？

＜福岡＞
面倒くさいので、パソコンもキーホルダーもかばんに放り込んで検査にかかった。何のお咎めもなくスルーパス。大阪のように緩衝材付きかごも置いてない。
さすが博多っ子は大らかタイ！！

＜羽田＞
今回出張では出発はなかったが、いつもは、他の雑用品と一緒にごちゃごちゃとかばんに放り込んであっても、Ｘ線で目ざとく発見され、係官が触れもしないで即預かりとなる。見逃しは殆どない。首都を守る国家警察の匂いがする。

＜成田＞
国際線。ビジネス用トラベルバッグにて機内持ち込み数度。不思議とお咎めなし！？良いんだか、悪いんだか．．．。

＜仁川（韓国）＞
同上。モニターを見つめる係官の目線がじつに適当に見える。入国時の荷物検査も殆どなくなった。1980年代後半（金浦空港）は、週間プレイボーイが没収されて、ＦＬＡＳＨは・フライデーは没収されなかった。後者のほうが写真は過激なのに．．．。

＊さすがにVICTORINOXの類は大小にかかわらずオールアウトです。念のため．．．。