山陰地方乗り鉄の旅 その①から続きます。
4/6(日)
新大阪駅でお弁当を買い、山陽新幹線「さくら」に乗り込んだ婆2人、
新山口を目指していざ、出発。
春休み最後の日曜日、子ども連れの姿はほとんどない。
東洋人と西洋人が半分ずつ乗っているという感じ。
しーんと静かな車内。婆2人も思わず小声になる。
新山口で「スーパーおき」に乗り換える。
JTBのひと、年寄りの身を案じてこの乗り換えに30分の猶予を取ってくれた。
トイレにも行かなきゃいけないし、知らない駅で迷うかもしれないし🤣
おかげでゆとりを持って行動できた。
そして列車の座席は進行方向左側、海側を取ってくれた。ありがたい。
たった3両の特急列車、結構なスピードで山口線を突っ走る。
時期を選べば新山口から津和野までの区間はSLが走っているようだ。
その時はマニアで混むだろうね。
「SLは昔さんざん乗ったもの、もういいわ」とY子さん。
そうね、私も子どものころ乗ったなぁ。
トンネルが近づくとみんな一斉に窓を閉める。閉めないと煤だらけ^^;懐かしい
列車は湯田温泉、山口、津和野…と北上し、益田でいよいよ山陰の海に出る。
さぁY子さん、ここからがメインイベントよ!

海が見えた瞬間、思わず歓声が。
いいお天気で、海がキラキラ光っている。
場所によってはほんとに海岸線ギリギリを走っていて、
そういうところでは列車は少しスピードを落としてくれたように感じた。
Y子さんは窓にかじりついている。
「あ~、願いがひとつ叶ったわ。よかった~」(^-^)
ちなみにY子さんには死ぬまでに行きたいところがいくつかあるようで、
この先82歳になったら四国お遍路逆回りの旅に行きたいのだそうだ。
じゃあ足腰丈夫でいなくちゃね。ボケてる場合じゃございませんね😂

出雲市駅到着。
駅舎には神話にちなんだ絵、通りには国引きのモニュメントが。


駅から3分。大満足のホテルだった。
→【公式】センチュリオンホテル&スパクラシック 出雲|サウナ|大浴場
ビジホにしては温泉の大浴場、サウナがある。
カードキーがなかなかおしゃれだ。
女湯はセキュリティカードで開錠して入るようになっている。

駅近辺をぶらぶら散策。
日曜の夜だというのに閑散としている。商店街もひっそり。
居酒屋はたくさんあるのだが、日曜は休みのところが多い^^;
結局、宿の目の前にある和食のお店で夕食とする。

→華満 出雲駅前店 (出雲市/日本料理)
味はまぁまぁ。
赤い練り物「赤天」がおいしかった。島根の名物らしい。
お土産に買って帰ろう。
4/7(月)

朝食。私が和食で、Y子さんは洋食。
干物はのどぐろらしいが、味はよくわからない。
出雲そば、カレー、飲み物などはビュッフェになっている。
下は昨夜のお福分けサービス、ミニしじみラーメン。
風呂上がりにいただいた。お吸い物サイズなので夕飯の後でも入る。
駅売店で赤天とあご入り野焼き蒲鉾、どじょう掬い饅頭(母用)を買い、
「スーパーまつかぜ」で鳥取へ。
今日は帰るだけなのだが、時間があるので砂丘へ行こうということになった。
今回の旅で唯一の観光だ。ふたりとも行ったことがないのが砂丘だった。

あご入り野焼き蒲鉾と赤天。
赤天は唐辛子が入っていてピリッとする。

「スーパーまつかぜ」
途中から中高年インバウンドの団体さんが乗り込んできて、まぁうるさいのなんの。
どこの国のおっちゃんオバチャンも同じだ。
ひとり、別行動のイケオジが。端正な横顔で、しばし見とれる。
このひとは砂丘行きのバスでも一緒だった。

鳥取砂丘。
馬の背まで婆二人、強風に吹き飛ばされながらヨロヨロヘロヘロと歩きましたよ。
写真が下手過ぎて
砂丘の雄大さがちっとも伝わらないが、
結構な高低差があり、砂に足を取られながら必死でてっぺんまで上る。
途中でしんどくなったら引き返そうと言いながら、ふたりとも頑張った!
実はY子さんには持病があり、心臓も丈夫ではないのだけど(翌日が心配^^;)

鳥取駅に戻り、駅近のすなばでケーキ&コーヒー。
きょうびのお店はQRコードを客に読み取らせて注文させるところが多い。ここもそう。
「すいませーん、コーヒーとティラミスお願いしまーす」
「QRコードで注文してください」
へいへいそうですか。他のお客さんもいないし、ちゃんと注文聞こえたでしょうに。
もしスマホ持ってなかったらどうするの。年寄りイジメか。

鳥取から大阪まで「スーパーはくと」
この列車、名探偵コナンのラッピング車だった。作者が鳥取出身らしい。
この路線もマニアが好きそうな路線だ。単線なのに結構なスピードで走り、
山陰から山の中を突っ切って山陽に出る。2時間半ほどで大阪到着。
お疲れさまでした。
どこに行っても桜
満開で、
天候不順なこの時期にずっと快晴
だったのがほんとによかった。
「ありがとね、よかったわ~。あなた夕べ眠れた?」
実はほとんど眠れていない。Y子さんが夜中に二度もトイレに起きたのだ。
「正直に言いますけど、うとうとしたと思ったら水の音で目が覚めて。
それに寝言も言ってましたよ。大きな声で」
「ええー寝言なんか私は言わないよ」
「言ってましたって。一人暮らしだから気づいてないだけでしょ。
トイレが近いって辛いですね、熟睡できてないから夢ばっかり見てるんじゃないですか」
Y子さんが言うには、毎日最低2回はトイレに起きるらしい。
私はいつも朝までぐっすりだから、そんな毎日はさぞや辛いだろうと思う。
「だからサプリも飲んでるんだけどね」
そういえば小さなビニール袋の中にいろんなサプリが何十粒も入っているのを見た。
朝食後に飲むのだと。
お金ないないと言いながらサプリに散財してるなんて。
「効いてます?サプリ」
「わからないわ。でも飲まないとボケるし歩けなくなるし」
それ飲むのをやめたらもっと健康になりますよ。
と言いたかったがやめておいた


4/6(日)
新大阪駅でお弁当を買い、山陽新幹線「さくら」に乗り込んだ婆2人、
新山口を目指していざ、出発。
春休み最後の日曜日、子ども連れの姿はほとんどない。
東洋人と西洋人が半分ずつ乗っているという感じ。
しーんと静かな車内。婆2人も思わず小声になる。
新山口で「スーパーおき」に乗り換える。
JTBのひと、年寄りの身を案じてこの乗り換えに30分の猶予を取ってくれた。
トイレにも行かなきゃいけないし、知らない駅で迷うかもしれないし🤣
おかげでゆとりを持って行動できた。
そして列車の座席は進行方向左側、海側を取ってくれた。ありがたい。
たった3両の特急列車、結構なスピードで山口線を突っ走る。
時期を選べば新山口から津和野までの区間はSLが走っているようだ。
その時はマニアで混むだろうね。
「SLは昔さんざん乗ったもの、もういいわ」とY子さん。
そうね、私も子どものころ乗ったなぁ。
トンネルが近づくとみんな一斉に窓を閉める。閉めないと煤だらけ^^;懐かしい
列車は湯田温泉、山口、津和野…と北上し、益田でいよいよ山陰の海に出る。
さぁY子さん、ここからがメインイベントよ!

海が見えた瞬間、思わず歓声が。
いいお天気で、海がキラキラ光っている。
場所によってはほんとに海岸線ギリギリを走っていて、
そういうところでは列車は少しスピードを落としてくれたように感じた。
Y子さんは窓にかじりついている。
「あ~、願いがひとつ叶ったわ。よかった~」(^-^)
ちなみにY子さんには死ぬまでに行きたいところがいくつかあるようで、
この先82歳になったら四国お遍路逆回りの旅に行きたいのだそうだ。
じゃあ足腰丈夫でいなくちゃね。ボケてる場合じゃございませんね😂

出雲市駅到着。
駅舎には神話にちなんだ絵、通りには国引きのモニュメントが。


駅から3分。大満足のホテルだった。
→【公式】センチュリオンホテル&スパクラシック 出雲|サウナ|大浴場
ビジホにしては温泉の大浴場、サウナがある。
カードキーがなかなかおしゃれだ。
女湯はセキュリティカードで開錠して入るようになっている。

駅近辺をぶらぶら散策。
日曜の夜だというのに閑散としている。商店街もひっそり。
居酒屋はたくさんあるのだが、日曜は休みのところが多い^^;
結局、宿の目の前にある和食のお店で夕食とする。

→華満 出雲駅前店 (出雲市/日本料理)
味はまぁまぁ。
赤い練り物「赤天」がおいしかった。島根の名物らしい。
お土産に買って帰ろう。
4/7(月)

朝食。私が和食で、Y子さんは洋食。
干物はのどぐろらしいが、味はよくわからない。
出雲そば、カレー、飲み物などはビュッフェになっている。
下は昨夜のお福分けサービス、ミニしじみラーメン。
風呂上がりにいただいた。お吸い物サイズなので夕飯の後でも入る。
駅売店で赤天とあご入り野焼き蒲鉾、どじょう掬い饅頭(母用)を買い、
「スーパーまつかぜ」で鳥取へ。
今日は帰るだけなのだが、時間があるので砂丘へ行こうということになった。
今回の旅で唯一の観光だ。ふたりとも行ったことがないのが砂丘だった。

あご入り野焼き蒲鉾と赤天。
赤天は唐辛子が入っていてピリッとする。

「スーパーまつかぜ」
途中から中高年インバウンドの団体さんが乗り込んできて、まぁうるさいのなんの。
どこの国のおっちゃんオバチャンも同じだ。
ひとり、別行動のイケオジが。端正な横顔で、しばし見とれる。
このひとは砂丘行きのバスでも一緒だった。

鳥取砂丘。
馬の背まで婆二人、強風に吹き飛ばされながらヨロヨロヘロヘロと歩きましたよ。
写真が下手過ぎて

結構な高低差があり、砂に足を取られながら必死でてっぺんまで上る。
途中でしんどくなったら引き返そうと言いながら、ふたりとも頑張った!
実はY子さんには持病があり、心臓も丈夫ではないのだけど(翌日が心配^^;)

鳥取駅に戻り、駅近のすなばでケーキ&コーヒー。
きょうびのお店はQRコードを客に読み取らせて注文させるところが多い。ここもそう。
「すいませーん、コーヒーとティラミスお願いしまーす」
「QRコードで注文してください」
へいへいそうですか。他のお客さんもいないし、ちゃんと注文聞こえたでしょうに。
もしスマホ持ってなかったらどうするの。年寄りイジメか。

鳥取から大阪まで「スーパーはくと」
この列車、名探偵コナンのラッピング車だった。作者が鳥取出身らしい。
この路線もマニアが好きそうな路線だ。単線なのに結構なスピードで走り、
山陰から山の中を突っ切って山陽に出る。2時間半ほどで大阪到着。
お疲れさまでした。
どこに行っても桜

天候不順なこの時期にずっと快晴

「ありがとね、よかったわ~。あなた夕べ眠れた?」
実はほとんど眠れていない。Y子さんが夜中に二度もトイレに起きたのだ。
「正直に言いますけど、うとうとしたと思ったら水の音で目が覚めて。
それに寝言も言ってましたよ。大きな声で」
「ええー寝言なんか私は言わないよ」
「言ってましたって。一人暮らしだから気づいてないだけでしょ。
トイレが近いって辛いですね、熟睡できてないから夢ばっかり見てるんじゃないですか」
Y子さんが言うには、毎日最低2回はトイレに起きるらしい。
私はいつも朝までぐっすりだから、そんな毎日はさぞや辛いだろうと思う。
「だからサプリも飲んでるんだけどね」
そういえば小さなビニール袋の中にいろんなサプリが何十粒も入っているのを見た。
朝食後に飲むのだと。
お金ないないと言いながらサプリに散財してるなんて。
「効いてます?サプリ」
「わからないわ。でも飲まないとボケるし歩けなくなるし」
それ飲むのをやめたらもっと健康になりますよ。
と言いたかったがやめておいた



このお方のように、私も同宿者に迷惑かけているかと😅(変な夢をみて暴れるよう)
日本人はホントにサプリメントが好きだよね(゚-゚)
最後の一言は言ってほしかった気がしますが、言ったってやめるわけないから、言わなかったのは「正解」と思います。
こんにちは。
旅先では先に寝た方が勝ちですね。
友だちとの旅行はたいがい寝られません。
トイレ、いびき、歯ぎしり…。
娘家族と一緒の時はぐっすりでした。
サプリ、あんなにいっぱい飲んで大丈夫なのでしょうか。
信じる者は救われる?
今はケアマネやっている元の同僚が、在宅のヘルパー時代に生活保護で暮らしている人が月2万くらいサプリに使っていたと言ってました。
どう考えても不合理な散財する人は結局金銭的にも追い詰められるという良い例だったみたい。
合理的に考えて選んだサプリなら問題ないとは思います。
それはそうとpukarikoさんは意外(?)と繊細なんですね。
大きないびきはともかく、同室者が夜中にトイレに行くぐらいで私は起きたことないです。
私が鈍感なのかな。
こんにちは。
持病の薬を数個飲んだあとにサプリですから、
コレだけでお腹いっぱいになりそうです。
こんなに飲んだら干渉し合わないのか、主治医は知ってるのか、気になります。
このかた若くして夫を亡くし、女手ひとつで子ども3人を育てたかたなので、
芯はしっかりしていて老後も大丈夫と思いますが、
病気や老化が心配に輪をかけるようです。
私は枕が変わると寝られないです。
足音でも目が覚めるし、ホテルは特にトイレがすぐそこなので。
必ず窓側(トイレから遠い方)のベッドに寝ますが全然ダメです。
自分でも意外ですよ😂