明日は明日の風が吹く

60にしておひとりさまに。
この先、どんな人生になるのやら?

父の命日、母の誕生日

2023-11-24 | 母との確執
11月22日は母の誕生日、翌23日は父の命日だった。
久しぶりにいつものメンバーで墓参りへ。



途中、「三色彩道」を通ったら案の定、路駐して道路の真ん中まで出る人も。
ほぼホコ天状態である。

三色彩道(さんしきさいどう)、いつからこう呼ばれるようになり、名所になったのだろう。
その昔私が住んでいた頃はどうってことのない普通の道路だった。
いわゆる大規模開発で山を切り開いて作ったニュータウン、
味もそっけもないコンクリートの街で、樹木も貧弱だったが、
さすがにオールドタウンとなった今は街も木も成熟し、名所まで出来た。
三色彩道に限らずこの街はどこもきれいだ。
いわゆる自然発生的な猥雑さがない。いいんだか悪いんだか。

父が亡くなって13年、今でも斎場へ向かう途中のイチョウ並木の鮮やかさが
目に焼き付いて・・・と毎年ここで書いているような






墓参りのあとは久しぶりの中華。
→ ここ

どれもおいしかったが、チーズや洋梨を使ったり、多分に西洋化しているような。
いわゆる映え狙いもあるのかしら。
私は花椒の効いた本格的四川麻婆豆腐が一番おいしかった。

中華風オニオングラタンスープには油面筋なるものが浮かんでいた。
たこ焼きのような形の揚げ麩。半円形で中にひき肉が詰めてある。
油条は知っていたが油面筋は初めてだった。

母もゆっくりではあるが麻婆豆腐以外、ほぼ食べた。
春巻きの皮や蒸しパン、柿はちょっと硬くて嚙み切れず、手伝いが必要だったが。

サ高住では三食しっかり食べて、規則正しい生活をしているようだ。
それだけでも安心できる。



その母、めでたく95歳となった。
歩くときには念のため腕を貸すが、しっかり1人で歩いている。
私のこともまだ忘れてはいないようだ。
時々トンチンカンなことを言うが、一応会話も成立している。

誕生日プレゼントを何にしようか、今回は散々迷った。
迷った挙句、冬用の靴下4足と板チョコブラック1枚(笑)
いくらなんでもこれだけじゃちょっと、と思って
そうだ、いつも孫たちの誕生日に作っているカードを作ろうと思い立った。
夏に仏壇の前で撮った写真と無料イラスト素材を使って合成画像を作り、
それを写真プリント用の光沢紙に印刷して百均のフレームに入れた。
どこまでも安上がり路線🤣




「いやぁ~何やのンきれいやな~、八千草薫みたいやん」

と母は宣った