広報邂逅記

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ブログ120927 特撮博物館 メイキング

2012-09-29 15:56:51 | 食べ物




感慨深さと疑問を残しつつ、映像会場を後にすると、そこには地下1階からの吹き抜けがあり、そこには今観た映像にあったジオラマの再現のようだ。
ジオラマの間を通ることもできるし、なんと写真撮影も可能なようだ。
ただ残念なのはこの吹き抜けの上からは撮影禁止らしい。
ケチだなぁ~。日本の美術界も海外の美術館や岡本太郎記念館を見習って欲しいものだ。
さぁ、地下へ行こうと思ったら、まだ1階の展示が続く。
そうなのだ、ここからが特撮技術の展示だったのだ。
しまった完全に時間配布を間違えた
既に2時間30分が過ぎており、閉館の18時にはあと1時間しかないこれからがメインなのに展示は沢山残っている。
まず、吹き抜けの通路を抜けると、ナウシカの巨神兵のときのコンテが展示してある。庵野さんと宮崎駿さんとのコンテ上のやり取りが面白い。宮崎さんがイラスト入りで『もっと働け、急げ』といたずら書きしているコンテが2枚。松本で観たジブリ展のスタッフと男鹿さんとの校正のやり取りを思い出す。
9分間の映像のための絵コンテも特撮のために凄く細かく描かれている。
そして、巨神兵のリニューアルデザイン起こし。
人間が入っているのかと思ったら、文楽と二人羽織りをミックスした感じで動かしていたのだ。
それを3人の人が全身ブルーになって、ブルーの背景で撮影し合成しているのだ。
確かに人が入るには巨神兵はシェイプなボディバランスだ。
それらのカラクリは15分のメイキング映像から分かるのだが、なるほどと思う点が多いのと、確かに昔はそんな技術で撮影していたことをいつしか忘れていた。
ビルが木っ端微塵に崩れていくのも、昭和と平成の叡智を結集して2通りの方法を試している。
ガラスが微塵に砕け散る様は圧巻だし、ビルが吹き飛ぶ様子も見事だった。
そして、色々なシーンを合成して一つの映像が作り上げられているのがよくわかった。
その合成の方法も展示されており、凄く手間がかかっているのがよくわかる。
背景の画像と怪獣の画像を同時に回し鏡合わせにして一つのフィルムに焼き直すのだ。
これを考えついた人は凄いし、今回この技術をこうやってのぞかせてくれていることは凄い。
かなり感動だ。
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