広報邂逅記

広報宣伝に携わる私が、世の中の面白いこと、美味しいものや温泉鉄道旅を紹介します。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。

オランジュリー美術館 070125

2007-08-28 04:30:20 | Travel&Sightseeing
チュイリー公園にあるオランジュリー美術館が、長年の工事を経て2006年5月に
リニューアルオープン。1927年、モネの指示の元に「自然光の入る場所に睡蓮の展示を」と
内装を施して開館したが、60年代の改装で睡蓮の間は外光が遮断されてしまう。
そこでモネの遺志を再現するために2000年から工事をスタート。
5年間のクローズ期間を経て、柔らかい光が作品に降り注ぐ美しい展示室が誕生した。
長い間、観れなかったのだからせっかく観れるようになったのだから
是非、観ておいた方がいいというおじ様のお勧めで、来館。

 
オランジュリーは元々ナポレオン3世の命で作られた場所。冬の間、オレンジなどの
果実を保護しておくための温室だった。1927年にモネの『睡蓮』を寄贈され、
国立美術館としての歴史が始まった。
写真左:「The Musee I'Orangerie」というガイドブック。展示されている絵画の他に
建物の歴史などにも触れられており、建築に興味のある私にとっては、絵画と建築が
楽しめるなかなか良い趣向のガイドブック。英語なのがたまにキズ。
写真右:ガイドブックの中で紹介されている、建物の変遷。オレンジの温室だったから
「オランジュリー」という名称であることが興味深い。

 
オランジュリー美術館のチケットはモネの「睡蓮」がデザインされている。

1階 モネの連作「睡蓮」

1914~1918年にパリ北部にあるノルマンディ地方ジヴェルニーのモネのアトリエで
描かれた大作。時の首相クレマンソーの提案により、画家本人の意思で美術館に
寄贈された。1階はこの作品のみの展示で、楕円形の2つの部屋にそれぞれ4枚に
区切られた、合計8枚の睡蓮の絵が展示されている。

モネの絵の「睡蓮」を初めて観たのは確かNYだったと思う。
何とも言えぬ独特の色使いと、ぼんやりした柔らかさは眠りをそそる。
イタリア同様、冬場はフランスの美術館も空いているようで、右の写真の左端に
見えているイスに座って、何と30分近くも昼寝してしまった。
「睡蓮」に囲まれて、居眠りとはなんとも贅沢な時間の過ごし方である。
やっぱり、美術館めぐりは冬に限るね。写真も楽々撮れるし。

ルノワール『ピアノを弾く少女たち』

ルノワールの得意としたブルジョワの子供たちがテーマ。
描き込まれていない背景をみてわかるとおり未完だが、オルセー美術館にある
同じテーマの絵などと比べて、少女たちがピアノに集中している姿が
よく描かれている。1892年ごろの作品。

ピアノの先生のレッスン室に飾ってあったのを思い出します。

地下1階 ポール・ギヨームのコレクション
正式にはギヨームの妻の再婚相手の名前を足して
「ジャン・ワルターとポール・ギヨームのコレクション」と呼ばれる。
1959年と1963年に国に寄贈された個人コレクションだ。
印象派から20世紀初頭のパリ派までの傑作が集う。
今回の改装で新たに3100㎡の展示スペースが誕生した。
 
常設か企画展示か分からないが、ポール・ギヨームのコレクションが、寄贈前には
どのように個人宅で飾られていたのかが、ミニュチアで再現されていた。
写真を通して観ると、本物ぽっく見える。こんなに沢山のものを普段、どうやって
鑑賞してたんだろうと思うが、実際にこうしてミニチュアで見ると違和感なく
しっくりとして見える。

 
ピカソやマティスの他に、アンリー・ルソー、モディリアーニ、ユトリロ、ローランサンなど、いわゆる「パリ派」と呼ばれる、20世紀初頭のパリに集い、この街を舞台に
活動した画家たちの作品が充実している。


地下1階は、スーティン/ユトリロの部屋、ドラン/マティス/ピカソの部屋、ルソー/モディリアーニの部屋、セザンヌ/ルノワールの部屋という組合せで構成されている。


オランジュリー美術館はこじんまりしていますが、その割には有名な作品が多く
所蔵されているので、のんびり観るのにはいいかも。
1階で、日本語のイヤホンガイドが有料で借りれるので、併せて作品を楽しめば
作品への理解が深まっていいかもしれない。

 
美術館の外に出た頃には、すっかり日が翳っていた。
以前は夏に来たので、21時頃まで明るかったなぁ。
一人でふらふらしているとなかなか自分の写真を撮れないが、
たまたま人がいたので、綺麗な夕焼けをバックに撮ってもらいました。

そういえば、このブログのタイトルは「広報邂逅記」。最近、旅の話ばかりで
マスコミの話しをしていませんでしたね。。。。
たまたま、コンコルド広場で撮影をしてる人達を見つけたので撮ってみました。
ニュースって感じではないですね。ドキュメンタリーとかかな???
  

 

この後は、イズミちゃんとお食事なんだけど、あまりに寒いので
ホテルに手袋を取りに帰ることにした。。。((((((((ヘ( ^^)ノ
 












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巴里 2日目 そぞろ歩き 070125

2007-08-27 12:35:48 | Travel&Sightseeing
パリ 2日目。今日もイズミちゃんとはディナーの場所を決めて
別行動。
私は、ショッピングの後、おじ様お勧めのオランジュリー美術館へ
行ってみようと思ってお出かけ。

それにしても、パリは寒い。。。
しかも、手袋を忘れてしまって困った( ̄□ ̄|||
イタリアとは本当に打って変わって、とにかく寒い。

リヨン駅からメトロに乗り換え、再びマドレーヌ寺院方面へ。
昨日、結構メトロに乗ったから、慣れてきた。
エディアールの前を通り過ぎ、エルメスに向かう予定なのだが
あまりにも寒くって、どこか途中のお店で休もうと・・・
SALEをしていた、Vileoy&Bochのお店へ。
必ず旅に出ると食器を買ってしまうという悪い癖。
毎回、手荷物になって大変な思いをするのだから止めておけばいいのに
またしても買ってしまった((((((((ヘ( ^^)ノ

後から知ったが「ニューウエェイブクリスタル」というシリーズの
シャンパングラス。4客。
  
足元が波のような形になっていて、四つパズルのようにつなげることができる。
日本で1客1838円で売っていた。果たして、安かったのか???

そして、寒さに耐えながら待望のHERMES本店へ。
確かに、品揃えは多いがローマで購入したグレーの長財布はなかった。。。
やっぱり、ローマで買って良かった。
そして、清水の舞台から落ちたついでに、当初から欲しかった小銭入れ。
水色があったら買おうと、尋ねてみるとなんと、あるではないですか。
ああ、気が付いたら購入してました。

まあ、せっかく本店を訪れたのですから、記念購入ということで。。。。
この小銭入れ1枚皮でできていて、小銭が凄く取りやすいんだよね。

そして、ジュド・ポーム美術館の脇を通り、チュイルリー公園へ。
寒さのためか、あまり人っけはなかった。
奥の方にメリーゴランドがあったが、以前夏に来た時とはずいぶんと
風景が違うように感じた。

お腹もすいたし、寒いし、公園の中にあるカフェへ。
いまひとつメニューの内容が分からなかったが
カフェオレとサンドウィッチらしきものをたのんだが
 
このサンドウィッチはラスクみたいのに、タラモみたいのがついただけだった。
ああ、非常に寒々しいランチで寒さが身にしみた。
公園の中のガラス張りの簡易カフェだから、暖房していても
隙間風が入ってそんなに暖かくはないし。ああ、疲れた。

寒いけど、前に進まねばと勇気を振り絞って外へ。
チュイルリー公園からコンコルド広場を見ると、エッフェル塔が見えた。
 
フランスを訪れるのは2度目だけど、エッフェル塔って登ったことがないんだよね。
今回も登らないまま終わってしまいそうだけど。

 
ブログの写真だと見難いですが、コンコルド広場を雲の隙間から後光がさしているのが
わかりますか?綺麗ですね。
コンコルド広場は1775年ルイ15世の騎馬像を置くために造られ、ルイ15世広場と呼ばれた。
しかし、フランス革命の際には、革命広場と名前を変え、一角にはギロチンが設置された。
ルイ16世やマリー・アントワネットをはじめ1343名もが、処刑されたという。その後
「和合」を意味するコンコルドという名前が付けられた。1825年にエジプトから送られた
23mのルクソールの神殿の塔、オベリクス(右写真の右)が立っている。


チュイルリー公園の並木道を抜けると、もうすぐオランジュリー美術館です。
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ParisのDinner 070124

2007-08-27 11:52:29 | Travel&Sightseeing
イズミちゃんと合流し、ディナーへ。
おじ様おすすめのお店へ。

旅の疲れもあってか、あまり食欲はないけどお魚料理を注文。

さっぱりしていて美味しかった。


おじ様がたのんだ、生ハムのカルパッチョは何と食べ放題。
あんなに昼間食べたのに、おじ様は何回もおかわり!びっくりです。

 
写真左:おじ様がたのんだデザート?  写真右:私がたのんだクリームブリュレ。大きい。

さすがに、昨日 列車の旅で興奮して眠れなかったせいか、旅の疲れがたまり始めたのか
今日はちょっと疲れた。。。。

お風呂に入って早く眠ることにしよう!

おじ様、今日は一日お付き合いくださりありがとうございました。
また、東京で会えるのを楽しみにしていますね(^◇^)/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Parisのチョコレート 070124

2007-08-27 10:43:18 | Travel&Sightseeing
ノートルダム寺院を後に、続いてはショッピング。
おじ様 お勧めの「JEAN-PAUL HEVIN(ジャン=ポール・エヴァン)」へ
 
おじ様ま、ここのチョコレートケーキが大好きらしい。
しかし、あのモンブランでもうお腹一杯。ケーキには後ろ髪引かれたけど
自分用のアーモンドチョコレートとミニ板チョコ(写真)と
ダーリンのための箱入りチョコを買った。

JEAN-PAUL HEVIN(ジャン=ポール・エヴァン)
メトロ:Tuileries①
Add:231,rue St-Honore 1er
Tel:01 55 35 35 96

そして、知人に頼まれていたエルヴェ・シェプリエ(Herve Chapelier)のお店へ。
ブリーフケースの中型版を探していたのだが、お店の人に聞いたら
廃盤になったとか。。。残念でした。
メトロ:St-Sulpice④
add:1 Rue du Vieux Colombier 75006
Tel:01 44 07 06 50

続いて有名なチョコレート屋さん「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」
(La Maison du Chocolat)
 
ガナッシュの魔術師とも呼ばれる職人のチョコレートで、
フランスのチョコレート店ランク付けで、唯一の5つ星なんだそうです。
入口でもらった試食のチョコレートが美味しかったが、チョコレートばかり買うのもね~
㊦の写真の通り箱がかわいい2個入りのチョコを買いました。
㊤の写真はダーリンのバレンタイン用に買ったエヴァンのチョコ。

ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は日本でも購入できるみたいです。
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階
Tel : 03-3201-6006 / Fax : 03-3201-6007
Email : marunouchi@maisonduchocolat.com

パリ三越でトイレをかりて、おじ様お勧めのワインショップで
お知り合いのソムリエさんに5000円くらいの赤ワインを選んでもらった。
日本に輸入されるワインは全て防腐剤が入ってしまっているため
飲むと頭痛が発生するのだが、フランス国内で買ったもには
防腐剤が入っていないのでOK。
このワインはダーリンと、一緒に飲むように購入。

そして、イズミちゃんと待ち合わせの場所へ、、、、。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノートルダム寺院 070124

2007-08-27 10:12:59 | Travel&Sightseeing
さて、再び観光へ。

ノートルダム寺院でおじ様と記念撮影。

ノートルダムとは「我らが貴婦人」の意味で、聖母マリアのことを指す。
セーヌ河を背にしてシテ島に立つ白い姿はまさに貴婦人を思わせる。
世界的に有名なこの大聖堂は、12世紀ゴシック建築の最高峰で
世界遺産にも登録された。
長い歴史を通じてパリ市民の心の支柱であり続け、ナポレオン1世が戴冠式を
行ったり、ユゴーの小説『ノートルダムのせむし男』の舞台となったことでも
知られる。

おじ様は時計を修理に出すため、一旦ここでお別れ。
私は寺院の中へ。
 
以前も思ったけど、中はかなり暗い。でも、神々しくステンドグラスが綺麗だった。

昨年亡くなった、ウサギのたろーのためにロウソクを献上。
もうひとつ買って、以前と同じくお土産に。
 
左:今回購入したろうそく  右:前回訪れた時に購入したろうそく。

今日はミサが行われないかわりに、空中に映像を流してミサのかわりにしていた。
幻想的で綺麗だった。
  
 
 
ヴァチカンもそうだったけど、ここでもまだクリスマスツリーがそのまんま飾ってあった。
得したような気もするが、ヨーロッパの人ってやっぱり、のん気なのか、中国みたいに
旧正月とか言ってまだ飾ってるのかなあ?なぞだ。

びっくりしたのは、寺院の脇の広場にカモメが沢山いたこと。
海からはだいぶあるんだけど、川を上る船に乗っかってやってくるらしい。
日本だと境内にはハトなんだけど、フランスはカモメな訳ね。


セーヌ河で記念撮影。おじ様のライカの高級カメラの写り具合はいかがでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする