パイプ

今、いなくなった人の気持ちが分かる。
誰にも話しかけず、誰も話しかけず。
内側に籠り、自分の仕事だけを黙々こなす。
外とのパイプはどこにあるのか。


いなくなった人は外の外にパイプを持っていた。
集団としてみるとメリットはなかっただろう。
だけどその人にとっては心安らぐパイプだったはずだ。



私は1つだけパイプを持っている。
それはどこにでも誰にでもつながるパイプだ。
それがあるだけでありがたいはず。




そう思いながら、次に消えるのは自分かと思う。
次に消えるのは自分にしようと思う。

置き場

どこに心持ちを持っていくか、それで心地よさが変わる。
これを平安と思うか不満と思うかは、自分の感情次第。
共有している時間と空間は、奥底では共有していない。
私は1人、繭を張る。