プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

祝ゴールデン。

2006-08-18 21:11:01 | Sound Schedule
何が嬉しかったかって、やっぱり当時大好きだった音楽番組にサウスケが出演したこと。
あれは感動だったな。ポップジャムとミュージック・ステーションへの出演。

♪ポップジャム♪
2003年1月18日放送(これセンター試験の日に放送されたんだ、びっくり)
出演はRAG FAIR、EveryLittle Thing、ロードオブメジャー、DA PUMP、一青窈、Sound Schedule、Strawberry JAM、Kiroro(登場順)

サウスケが出演したのはブレイクレーダーというコーナー。
毎週2組の新人アーティストが紹介され、NHKホールに集まったお客さんが売れるか売れないかを投票するというもの。
私の高校のクラスメイトの男の子やプリマベーラの相方は幸運にも観覧に行けて、投票してきたそうです。
サウスケ初ポップジャムのお土産として、その投票用紙を何枚ももらいました笑。

高市アナに「今日紹介するバンド、1組目はこちら!」と紹介され、モニターに写ったのはピタパンポスターの写真。
同時に会場に響き渡るキャーという黄色い歓声!「おぉすごい反応ありますね」とコメントする優香ちゃん。
さらに写真の感想を聞かれて「カッコイイ3人組ですね」と言っていたのが、私的にツボでした。
毎週登場するアーティストのそれぞれの音楽性は、キーワードで紹介されるのですが、サウスケはというと「燃やせ煩悩」。
「迷い、下心、悩み、欲望というあんまりよろしくない感情を燃やし尽くして音楽していこうぜ、というバンドです」
と紹介した高市アナは予め結構サウスケの曲を聴いた気がする。下心とか言ってるあたり。

ではサウスケ衣装チェック笑。
大石くん :ピンストライプの黒ジャケ、白Yシャツ、ブルージーンズ、黒白コンビの靴
沖くん  :エンジ色のストライプジャケ、黒Tシャツ、ブルージーンズ、茶色靴
ようじさん:白ストライプの濃紺ジャケ、エンジ色Tシャツ、黒パンツ、黒靴
おぉ!なんと3人ともストライプという井出達。

「今日はこのポップジャムに出れて、やっと親孝行が出来ました、ありがとうみんな!」という大石くんの語り。
それに応えて「おめでとーう」「ありがとーう」という会場からの男性の声は、ハロプロファン?そして演奏スタート。
めちゃくちゃ緊張してるなぁっていうのが画面から伝わってきたけれど、
いつもと変わらぬ歌声といつも以上にノリノリな演奏は、会場中を魅了したことでしょう。
その証拠に「緊張したんですけど、会場の皆さんの声援で最高のライブが出来ました」というようじさんの演奏後コメント。
そしてなぜかカメラに向かって投げキッスの大石くん笑。
投票結果はなんと77%!ブレイクレーダー史上稀に見る高支持率でした。

♪ミュージックステーション♪
2003年1月24日出演(この日の裏番組に8時半から「千と千尋~」があったのよね)
出演は平井堅、CHEMISTRY、EveryLittle Thing、SOPHIA、愛内里菜、Sound Schedule、堂本剛(登場順)でした。
Mステのカメラワークとライティングは、他の音楽番組とは比べものにならないくらい良いと思うから、
ピタパンを歌うサウスケがどういう映像になるのかが楽しみで仕方なかったのを覚えています。
もうビデオを2台セットして、テレビの前で噛り付きで録画→エンドレスリピートでした。
出演は1番最後でタモリさんとのトークはなく、武内アナによる紹介コメントは、
「関西出身のロックバンドで、美しいメロディワークが女子中高生をの間で大人気なんですね」でした。

サウスケが歌ったのは、バックにスポットライトがたくさん並んだ場所。
Mステ出演なら是非そこで!というくらい私のお気に入りセットだったので、個人的にかなり嬉しかったですね笑。
ライティングはブルーとグリーン中心、ときどきイエロー。ピタパンのイメージにマッチしていい感じでした。
ギターのアップから入って、右から左からそしてクレーンで上からと、あらゆる角度から映るメンバーさん。
改めて見ると、切り替え多すぎな気がしないでもないけれど、Mステらしい映像になってたと思います。
歌いだしこそ緊張してるみたいだったけれど、
そのあとはちゃんといつものサウスケで揺るがないのはさすがでした。

さて気になる衣装チェックのお時間です笑。
大石くん :白ジャケット、黒インナー、ブルージーンズ、黒コンバース
沖くん  :キャメルジャケット、黒インナー、ブラックジーンズ、黒スニーカー
ようじさん:グレージャケット、黒インナー、こげ茶パンツ、黒靴
という感じ。うん、なかなかさわやかでよかった!

余談。大石くんは「ゴーゴーモンキーズ」というラジオでロザン菅ちゃんとある約束をしていたそうで。
それは、Mステのどこかで、ロザンのキメポーズである「足し算」をしてほしいというもの。
「足し算」とはウルトラマンのシュワッチみたいに、胸の前で腕をプラスのかたちに組むポーズであります。
それを大石くんは、関東でしか放送されないミニステという、ちょっとした出演者紹介コーナーでポーズ!
きっと関西で見ていた菅ちゃんは見られなかったことでしょう笑。

『ピーターパン・シンドローム』
スマッシュヒットな4thシングル&2ndアルバム「456」に収録。
ジャケットがとってもキレイ。ブルーが基調で、海辺に立った3人のシルエットに裏側の月とUFO。
曲の世界観をそのまま写真にしたような感じ。もしサウスケを知らなかったとしても、思わずジャケ買いしそう。

サウスケシングル曲には珍しい、notラブソングなナンバー。
「大人になりたくない」「大人と子どもの境界線はどこにあるの?」
そんな誰もが1度は通り過ぎる命題を、ポップなメロディに乗せて歌い上げています。
「プリマベーラちゃんが応援してるバンドってどんな感じなの?CD貸して」と言われたら、
私は迷わず「ピーターパン・シンドローム」を貸してあげます。
テーマがいろんな人の共感を得るという点でピカイチだと思うから。

あとピタパンのいいところは、歌詞が素直なところ。
実際にどこかのメディアで大石くんが言ってたと思うんだけど、
「今までの僕だったら、なんだかんだで最後には『最終電車』に飛び乗ってしまってたと思うんですよ。
でも今回は最後の最後まで終電を見送ってしまったという、かなり僕自身が素直になれた歌詞なんです」って。

だから、ね。あわただしい日常に追われて心がトゲトゲしていても、
ピタパンを聴けば、まんまるで無邪気な気持ちになれる。ステキな笑顔をくれる曲だよ。