プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

月末のご褒美。

2008-02-29 14:43:43 | つぶやき
ワグネルとかワグネルとかワグネルとか教習所とかバイトとか。
いろいろと手を出しすぎて天罰をくらった。謎の体調不良!たぶん、ただの風邪。
フィジカルにもメンタルにも、カラダメンテナンスしました、カタカナばかり。

明日から福岡と京都に遠征に行ってまいります。
その前にぎりぎりで治ってよかった。1週間の旅で完治するはず。
なんだかそわそわして、私らしからぬ期待感でドキドキ。

2月はちょっとあまりにも早く去っていきました。
でも必ず月末には頑張っただけのご褒美をもらいます。
それは楽しいお知らせだったり、洗濯日和で何回も洗濯機をまわす清々しさだったり、
何かわくわくするような予感だったり、また頑張ろうという幾ばくかの希望だったり。

月末こんなご褒美がたくさん舞い込んでくるのは、
落ち込んでいるときに支えてくれる人がいて、
なんとか復活できたから。

トーンダウンしてたときに支えてくれた人へ、ありがとう。

愛のかたちは一通りではなくて。

2008-02-25 07:49:54 | つぶやき
目の前で泣く君のために僕ができることはただ抱きしめてあげることだけだった。
解決策や正論なんて、ある種の正しさなんて、今の君には全く意味をなさない。
だから君が落ち着くまで。たとえそれが「僕」の愛が必要という訳でなくても。
誰かの代わりでも構わない。なんて言うといかにもかっこいいような気がするけど。
でもこの行為は君のためのようで、実は僕のエゴイズムなのかもしれない。
君を抱きしめることで、僕は「僕が君のために何かしている」ということを確かめている。

いや、どちらでも構わない。きっとどれもホントなんだ。
誰の心の中に起こる気持ちひとつひとつにも偽りなんてないんだから。
僕らが一瞬一瞬感じる気持ちというのは確かにそこにあるのにすごく頼りなげだ。

あぁ僕は泣き続ける君をただ抱きしめることしかできないのかい?
君はやっぱり僕を1番必要だと思ってはくれないのかい?

***

「どうしたの」

落ち着いてきた君に僕はそっと切り出す。

『あの人のことが好きでたまらないのに、私はあの人に触れられない。抱きしめてほしいのに』

じゃあ今君を抱きしめている僕は一体君にとっての何なんだ。

「それで?」

僕はそれでもそっと君が話すのを促す。

『あの人に私の全部、考えていることもすべて知ってほしい』

僕は抱きしめる手を強めようとするが、黙ってそのまま話を聞いた。

『あの人は言葉で私を抱きしめるの。誰よりも強く』

そしてふっと息をつく君を感じて、僕はやっと抱きしめる手を緩める。

『だから。ままならないことを嘆いて関係性を解消するよりも、今のままならなさを抜け出して関係性を創造していかなきゃなのよね。のぼせることは悪いことじゃないし、のぼせが終わったところから関係がはじまるって河合隼雄先生が言ってたわ』

そう言って君は少し笑った。

「そうか」

僕は曖昧に返事をする。

『ありがとう、ちょっと落ち着いた』

そう言って君は笑った。

「気をつけて帰れよ」

君は照れくさそうにちょっと手を振って、ありがとうと声に出さずに言うと、
僕を振り返ることなく帰っていった。

満月の夜だった。

***

君の笑顔は僕をめちゃくちゃに傷つけて、それでも僕は君の笑顔に何度も救われる。
この僕を傷つけては救い、救っては傷つける。こんなことが出来るのは君しかいない。

愛してるよ。

でも僕は君を傷つけられない、救えない。
君をめちゃくちゃに傷つけて、そして救っているのはあいつだろう?

「愛してるよ」

今度は声に出してみた。僕は僕の愛を確かめたかった。
でも耳に聞こえたのは、あまりにも空虚な響きだった。

「愛してる、あいしてる、アイシテル…」

僕は君の幻想に言い続ける。
せめてあの満月だけは、僕の気持ちを受け止めてくれているだろうか。

愛してるよ。
君の笑顔は僕にとって永遠だ。

だから君と君を取り巻くものすべてが輝くように祈るよ。
祈るくらいいいだろう?これもエゴイズムになるのかい?

どこからが利他で、どこまでが利己なのか。
グレーゾーンがなければつらくはないんだ、きっと。

ごめん、僕は君をきっと愛してるんだ。
それとも僕は君を愛してるかもしれないことに酔ってるだけなのかい?

あぁどちらでも構わない。
だって今の僕を支えているのは紛れもない君への愛なんだ。

ありがとう、ごめん、ありがとう、愛してるよ。

愛によって救われた子鬼の話。

2008-02-18 08:26:43 | つぶやき
むかしむかしあるところに、小さな鬼がいました。
名前は「がき」といいました。いつも満たされないと思っていました。

お腹すいた、さみしい、愛してほしい、なんか空っぽな気がする・・・

何かをほしいほしいと思っているときに、
何を食べても、何をもらっても、満たされることはありませんでした。

ある日どうしても苦しくなってめそめそしているときに、
いつかとおいとおい昔に、どこかで聞いた話をふっと思い出しました。

  これ以上何を望むというのか。
  君は生きているだけですばらしいのに。

  真に相手のしあわせを思うのならば、
  おのずと自分のすべきことは見えてくるはずだ。

  愛することを知っただけで、
  わたしはとてもしあわせだとおもうのです

  求めることは愛じゃない
  相手が自分にしてくれるすべてがいとおしいとは思わないか。

じゃあどうしたらいいんだ、「がき」は思います。
でも実はもう答えを知っていたのです。とおいとおいどこかで、もう聞いていたから。

  自分がほしいほしいと思っていたらいつまでも満たされないのです
  ほんとうに満たされるということは、まわりの人のために生きるということです

それじゃあさみしいんです、と反論してみます。
でも最近愛することで自分が強くなれることに気づきはじめてもいました。
そして相手のことがほしいと思うと、またさみしくなって。

  もしそれが本当に愛であれば、見返りなんていらないはずです

「がき」はめそめそ泣きました。
でも本当に大切な人を想うだけで心があたたかくなるのがわかっていました。

  1番だいじなのは、まわりの人のために生きること
  愛している人にならなおさら。その人のために生きること

その日「がき」ははじめて泣きながらもやさしい気持ちで眠ることができました。

ややこしやぁ~。

2008-02-17 23:36:28 | つぶやき
祝・なだぎ武さんR-1グランプリV2!
やっぱりお笑い好きとしては、記録しておかないと。
でもリアルタイムで見逃しました。V2の瞬間、母から速報が入りました笑。

どんなお笑い好きな家族なんだ!
家に帰ったらHDDにネタが細切れで入っていました。
しかしなだぎさんのネタを思い余って前半録画忘れてたらしい。
なんというオチ!笑。平和な家です。

ナベアツは3位でしたねー
そういえばなだぎさんはザ・プラン9だったんですよねー

***

人を笑わせる仕事というのはすごいですよね。
仕事について最近はよく考えます。人としてどう生きるかということ。

とどのつまり、お金を稼ぐだけではないこと。
仕事において「自分の関心事と好きなこと」を体現し、
そしてたくさんの人に直接的であれ間接的であれ、利益や愛やしあわせや希望なんかを
そっと届けることができたら。そういうことがいずれ出来たらうれしいです。

今じゃなくていいんです、将来的に。
答えがでるのはまだまだ先になりそうですが。
社会の荒波にもまれていない私なので。

とにかく、なんていうか、人生って楽しいんですねぇ。

スピード落としてください。

2008-02-16 13:13:19 | つぶやき
決して教習所で言われた訳ではないです。
今日は方向転換と縦列駐車、急ブレーキの練習でした。
ようやく慣れてきた感じがします。

車の運転はまあまあになってきたけれど、自分の運転はちょっと今スピード出すぎかも。
最近めまぐるしくいろいろなことがありすぎて、処理がうまく出来てない。
だからなのかしら、気分の浮き沈みがちょっと激しい。

もう少しゆっくり生活したらいいのかもしれないけれど、
それはそれでいろいろ無駄に考え事をしてしまいそうな気がするから。
なんか楽しかったり、なんか切なかったり、少し傷ついたり、なんかおかしかったり。
いっそがしいなぁ。でもそれはすごくしあわせなんだよなぁ。

家族とか友人とか大切な人を思うだけで、強くなれることを最近知りました。

燃やせ煩悩。

2008-02-14 23:20:52 | つぶやき
おぼれる夢を見ているようだ。
ダメだと思っているのに、抗えない。
運命には適度に流されながら、歩いてきた私だけど、
今回ばかりは流されたくないのに。流されたくないのに。
流されたくもある。でもやっぱりダメ。
ちょっともう私の理性ぎりぎりかも。

平和な昼下がり。

2008-02-12 14:02:09 | つぶやき
朝の連続テレビ小説が昔から好きです。
今も「ちりとてちん」出来るだけ欠かさないように見てます。だって落語の話だし!
今日は久しぶりにお昼間を休息日にしたので「スタジオパーク」を見ていたら、
ちりとて~で小草若役の狂言師・茂山宗彦さんが出ていました

「え、茂山さん狂言師なんだ・・・」
「知らなかったの??」

・・・ちーん。
やっぱりステキです、狂言好きです。
私が狂言にはまったのも、「あぐり」の野村萬斎さんを見てからだし。
あ、その前に小学校の国語の授業で「附子」を観てからかな。
いずれにせよ、ああかっこいい。

「え、茂山さん33歳なんだ・・・」
「あはは」

・・・ちーん。
勘弁してください、最近かっこいいと思う人みんな30代って。

「あ、茂山さん新婚だ・・・」
「(大爆笑)」

・・・撃沈。
いいもん、私もいつかは結婚するもん。

なんて平和な昼下がり。
私もあと10年必死に生きたら、かっこいい33歳になれるかな。

朝から幻想に興じる。

2008-02-09 08:45:07 | オーケストラ
引退公演と国内演奏旅行を目前にして、オケへのモチベーションが上がる。
幻想交響曲の切なさとか狂気が、新たな魅力で私を誘う。

幻想に意識を浸す一方で、ここ一週間は妙に気分が落ち着いていた。
いろいろな人との会話は、相手と話しているようで自分との対話のようでもある。
立て続けにたくさんの価値観に触れて、一気に心のざわめきが静まった。
自分が冷静にいられればいられるほど、幻想におぼれていく。

理性的に冷静に、でも興奮して狂気に満ちた音を出す。と書くとエキセントリック。

どこまで表現できるか。改めて私なりに挑戦してみよう。

***

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
第195回定期演奏会

2008年3月16日(日)@東京芸術劇場 大ホール
開場13:20 開演14:00~

指揮:大河内雅彦

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
シューベルト:交響曲第8番「未完成」ロ短調
ベルリオーズ:幻想交響曲

これが学生生活最後のお知らせです。
ということはこのセリフも学生最後ということになります。

団員一同お越しをお待ちしております。
是非聴きたいという方はお近くのプリマベーラまでご連絡ください。

路上デビュー。

2008-02-04 21:03:57 | つぶやき
今日はじめて路上に出ました。運転はなかなか慣れません。
旦那さんは車に乗れるか、いやもう車のなくてもいいような場所に住みます。
でも慣れますよと言われるので、毎回動悸がおさまるまでに時間はかかるけど、
大丈夫なんだろうと思ってがんばろうと思います。

うーんどうも今年に入ってから気分の浮き沈みが激しい。

でも頑張る。

嫁ぐ日ではなく稼ぐ日まで。

2008-02-01 18:02:19 | つぶやき
辺が違うだけでかなりの違いです。
今日2月1日から4月1日まであとちょうど60日。
それが嫁ぐ日だったらなーなんてとんだエイプリルフールです。

あまりにも心がとげとげして今日は一気に部屋のものを捨てました。
あーすっきりした!こまめに整理しても捨てるものは減らない。
メールボックスすっきり。今は新しいラックがほしい。

毎日増え続けるマイドキュメントを整理してたら、
4年前に書いた「交響曲:笑いと木更津キャッツアイ」というレポート発見。
何書いてんだ、1年のときの私!でもおもしろい。
我ながらおもしろい。ナルシストー

でも自分でおもしろいと思えないものを、
他の人が読んでおもしろいと思う訳がない。

荒削りだし、感覚的だし、でもこうやって遊んでるのが
私にとって1番楽しかったなーって。暗っ!!

「普通」に旅行も好きだし、映画も好きだし、音楽も聴くし、
友達とも遊ぶし、誰かと甘いムードに浸りたい時だってなくもないけど、

なんだかんだで毎日つらつら研究メモとか雑文を書き溜めていくのが、
はっきり言って今は1番こころおどる。

朝目覚めて体がだるくても、そのことをひとつ詩にしてみたり、
短編にしてみたり・・・それだけで体が軽くなる。

友人には「プリちゃんにはプリちゃんのことだけを思ってくれる人が必要だよ」と言われたけど、
いや確かにそういう人がいたらとは思わないこともないけれど、
結局なんか恋愛モードが今は継続しないなぁ

でもなーやっぱり旦那さんがいたらなーとは思う。
そのときは「奥さん」って言ってほしいなー

ん?結局とりあえず私は60日後、嫁ぎ・・・もとい稼ぎます。