プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

繋がりたい願望。

2010-09-05 17:03:06 | オーケストラ
もう一度ワグネルに戻りたいよ。
もう会社は嫌だよ。カルテットしたい。
でも師匠のバイオリンには出会う前。
皮肉、ままならない現実。

泣きたい、うっかりクラシックの箱を
開けてしまった今日は。泣こうか。

朝から幻想に興じる。

2008-02-09 08:45:07 | オーケストラ
引退公演と国内演奏旅行を目前にして、オケへのモチベーションが上がる。
幻想交響曲の切なさとか狂気が、新たな魅力で私を誘う。

幻想に意識を浸す一方で、ここ一週間は妙に気分が落ち着いていた。
いろいろな人との会話は、相手と話しているようで自分との対話のようでもある。
立て続けにたくさんの価値観に触れて、一気に心のざわめきが静まった。
自分が冷静にいられればいられるほど、幻想におぼれていく。

理性的に冷静に、でも興奮して狂気に満ちた音を出す。と書くとエキセントリック。

どこまで表現できるか。改めて私なりに挑戦してみよう。

***

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
第195回定期演奏会

2008年3月16日(日)@東京芸術劇場 大ホール
開場13:20 開演14:00~

指揮:大河内雅彦

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
シューベルト:交響曲第8番「未完成」ロ短調
ベルリオーズ:幻想交響曲

これが学生生活最後のお知らせです。
ということはこのセリフも学生最後ということになります。

団員一同お越しをお待ちしております。
是非聴きたいという方はお近くのプリマベーラまでご連絡ください。

大切な仲間と。

2007-12-27 15:15:31 | オーケストラ
12月26日、大田文化の森ホールにて第5回弦楽演奏会がありました。
いつものようなオケではなく、ワグ内でカルテットとかトリオとかオクテットとかを組んで。
私は2回目の参加でしたが、かなり内輪の発表会的な雰囲気なところが割と好きです。

去年はじめて組んだカルテットがとても楽しくて、
今年はみんな忙しいにもかかわらず、また同じメンバーで集まりました。
いろいろ迷惑もかけちゃったけど、やっぱりやってよかった!と心から思いましたね。
4人で集まるのが楽しすぎて、当日ゲネ前にはひとり泣きそうになったくらいです。
本番も泣くかも…と思っていたけれど、なんせ曲がイカつすぎて泣けなかった笑

実は本番演奏中の記憶がありません。6分半の空白。
弾き始めるときは覚えていて、次に記憶があるのが弾き終えた瞬間。
最後の和音の残響で「ハッ」と意識を取り戻したのですが、自分でもちょっと怖いです。
いつになく集中できたのか、終わった後、舞台袖で腰が抜けました。

忘れもしない3年生の夏。私の思いつきで誘ったメンバーでした。
本当にありがとう!来年は私どこにいるか分からないけど、また何か弾きたいです。

ダメだ、なんか切ない。

これが学生最後のカルテット。

2007-12-26 07:24:46 | オーケストラ
今日はいよいよ弦演です。朝9時半に広尾集合です。
今年はメンデルスゾーン弦楽四重奏曲第6番より第4楽章を弾きます。
体力の消耗具合がハンパないですが、聴けば聴くほどいい曲です。
こんな朝早くに更新しながら、ちょっと緊張しています。

メンバーは去年と同じで、同期の女の子4人でのカルテット
気心の知れたというか、信頼できるというか、気を全く使わないというか笑、
そんな仲間と過ごす時間は、最近の私にとって癒しでした。

そして今年の弦演の目標は、エスカレーターから転げ落ちないことです。
去年の本番前に転倒して以来、下りはどうしても怖いです。

ではいってまいります。

こういうのも悪くない。

2007-12-09 23:45:40 | オーケストラ
今日は久々の依頼演でした。心がほっこりしました。
依頼主がたまたま近所のK小学校だったので、何気なく引き受けたのですが、
演奏を終えたときには、引き受けてよかったとしみじみしたのでした。

町内会(私にしてみれば近所)が毎年企画しているクリスマスコンサートへの出演依頼。
いつもワグネルがここの住区センターを練習で使っていることが縁で実現した企画だそうで。
小学生の合唱、オケと小学生ブラスバンドのジョイント、オケの演奏という3部構成でした。

ちなみに演奏したのは、

1.歌劇「カルメン」より闘牛士:ビゼー
2.オーケストラの楽器紹介
3.となりのトトロより「さんぽ」:久石譲
4.カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
5.シンコペイティッド・クロック:アンダーソン
6.くるみ割り人形より「トレパック」:チャイコフスキー
7.君も指揮者コーナー
8.川の流れのように
9.威風堂々
~EC~
10.そりすべり:アンダーソン
11.プリンク・プランク・プルンク:アンダーソン

クリスマスシーズンはやっぱりアンダーソンですね
そりすべりを弾いてるときなんか、頭の中はNYのクリスマスのイメージでした
…行ったことないけどね、想像は何者からも自由です。

で、何がそんなに印象的だったかって、
曲が進むうちにどんどんお客さんの顔がきらきらしていってたこと。

はじめはなんとなく遠かったオケとお客さんの距離が、
どんどん近づいていく感覚は、なんとも言えず嬉しかったな。
いつもと違って、お客さんひとりひとりの表情がすごくよく見えたし。
楽器が鳴り始めたら、それまでしゃべっていた子がぴたっと声を出さなくなった瞬間とか、
あーなんかもう音楽っていいなぁ!と思わずにはいられませんでした。
終演は4時だったというのに、お客さんの楽しそうな顔が妙に頭から離れません。

上手いだとか下手だとか、そういうことも大切だけど、
もっと基本的なこと。楽しんで弾いたら、楽しさって伝わるんだろうなと。
音楽ってやっぱり音を楽しむものなんだなと。

こういう依頼演は後輩には来年からも積極的に引き受けてほしいな。
普段にプラスして練習が多くなるのは負担もあるだろうけど、
音楽と笑顔を届ける機会がたくさんあることは、
とってもしあわせなことだと思うから。

――誰かが笑顔になっていくことを思えば、
 多少の用事とかは苦ではなくて、むしろ嬉しいんだよ――

余裕がなかった高校時代には、そんなことを言われたところで
どこか納得のできない気持ちもあったけれど。今では。

あ、今日はワグ人生最初で最後のふっく将軍と同じプルトでした。恐れ多くも笑!
あと演奏会最後に我らがマエストロのじふにサプライズバースデーケーキの差し入れとか。
用意してくれた昼食場所が住区センターの老人憩いの場だったこととか。
総じて終始町内会ノリで、ゆる~い時間の流れが、とても心地よくて、
いろいろと楽しい依頼演でしたあーワグもそろそろ終わりだ…

ため息が出るくらい。

2007-10-13 22:48:08 | オーケストラ
明日はいよいよ中期定期演奏会本番です。
昨日今日と2日続けて、日吉での最終練習に臨みました。
最終学年だからでしょうか、なんだか胸のざわめきが収まりません。
ブラームスとベルリオーズの音符のひとつひとつが愛おしくて、
今日はついつい意気込んで走るという事態に陥りました!

聴きにきてくださるお客様に、いい演奏を届ける。
そのためには冷静さを失ってはいけません。
はい、ちゃんと明日は落ち着きます。

ブラームスの音楽って、どうして音符ひとつひとつがあんなに有機的なんだろう。
どれも無駄がない。聴いてても弾いてても、ため息が出るくらい感動的。

明日。10月14日、みなとみらいホール。
自分も楽しみながら、観に来てくれた人に何かを残すような演奏ができるかしら。
たぶん。いま私は、いつになく緊張しています。

でも自分のできる精一杯。心を込めて演奏したいと思います

ワグネル中期定期演奏会宣伝。

2007-10-11 22:23:45 | オーケストラ
今回のプログラムの音源をもう1度おさらいしました。
3ヶ月も練習してきたのに、まだまだ新しい発見がありました。
本番ぎりぎりまで、まだ時間はあるんだ・・・ということで粘って勉強します!


慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
第194回定期演奏会@横浜みなとみらいホール 大ホール

2007年10月14日(日)13:30開場 14:00開演
指揮:円光寺雅彦先生

ベルリオーズ:ローマの謝肉祭
コダーイ:ハンガリー民謡<孔雀>の主題による変奏曲
ブラームス:交響曲第2番

団員一同たくさんのお客様に聴いていただきたいと考えております。
チケットの当日販売もあります。是非お越し下さい♪

夏の日のメロディ。

2007-08-08 14:02:45 | オーケストラ
8月6日・7日にかけて。
10月14日に行われるワグネル定期演奏会の乗り番決定オーディションがありました。

今回の演目はこちら↓

ベルリオーズ:ローマの謝肉祭
コダーイ:ハンガリー民謡<孔雀>の主題による変奏曲
ブラームス:交響曲第2番

今回はベルリオーズとブラームスに乗せてもらえることになりました。
ホントに嬉しかったなぁ。前メインなんて初めてだ。

まだまだ頑張れる。自分が限界を決めなければ、きっとどこまでも。

フィリアホール。

2007-08-05 13:24:37 | オーケストラ
昨日は青葉台にあるフィリアホールでのファミリーコンサート本番でした。
1時間のプログラムを、13時からと15時半からの2回公演。

2年生のときから3年連続で乗せてもらって、ホントありがたい。
しかし毎年プログラムが難しくなってて大変でした!

連日のフィリア練はすごく体力消耗するし、
今年はオーディもはやいから精神的にもきつかったけど、
今年のフィリアが1番楽しかった♪パーレスとかその他いろいろと

本番は緊張せずに楽しく出来ましたし、
船橋先生はやっぱりかっこよかったですし、
坪井アナウンサーはやっぱりしゃべりのプロでしたし、
子どもたちがかわいすぎて、最近の結婚願望に拍車かかりましたし、
やっぱりやっぱり私はワグネルの一員になれてよかったと思ったのです。

今回の目標は「愛する!」の実践。
オケ4年目にして、この目標は情けないような気もしますが。
フィリアホールは残響がすごかったから、あんまり跳ね返りの音を聞くとズレると言われたけど。
でも「愛する」ことがどんなことかすごくよく分かりました♪

集中すること、一緒に音を奏でること。
まだまだ改善点は見つかりましたが、大きな収穫。
トップ陣やソロがある管楽器や打楽器の人を安心感のある演奏で支えたい。
どのポジションにいても、舞台上での責任はみんな同じなんだから。

学生生活最後なんだから、思いっきりワグ浸りします!
今から来年のことを考えるとすごく切ないので、考えないようにします。

愛し合ってるかい?

2007-08-01 21:00:28 | オーケストラ
今8月4日のフィリア・ファミリー・コンサートに向けて、練習の真っ最中です。

テスト最終日の7月26日から練習再開。
それからつめつめでパーレスやらフルオケやら。
今回の指揮者の船橋洋介さんはなかなかカッコイイです♪
せっかく乗せてもらえたのだから、後悔のないようにいろいろ吸収して頑張ります!

・・・メーリスで回ってきた先生のインタビュー記事を見ていたら、
吉田先生に続き、船橋さんもベース弾きだったというではないですか。

あーもう。何の因果ですか?
好きになる人がみんなベース弾きって一体・・・。
ま。どーでもいいんですけどね。