プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

復活。

2005-12-26 23:52:14 | Weblog
いやいや今回の風邪はきつかった。熱はないのに胃が痛む。
それが続くこと約一週間!冬休みに入るといつもこう。
でも今回はフライングだよぅ~発病するなら休みになってからにしてくれぃ(笑)
まぁ冗談はともかく、プリマベーラ復活です☆

昨日はクリスマスでしたが、皆様どのように過ごされたのでしょうか?
この日はどのTV局もスペシャル番組目白押し。
でも私はやっぱりMー1グランプリ!ブラマヨおめでとう!

コントよりも漫才のほうが好き。
限られた時間と閉じた空間の中で、言葉だけで笑いの化学変化を起こす…なんて魅力的!
間とか言葉のチョイスとかトーンをちょっとでも間違えたら笑いが起きなかったりするんだもん。いやはや奥が深いです。
これまで何回もお笑いライブに足を運んだけど、会場の空気が一気に冷える瞬間って分かるものなんですよ!
M1の審査会場なんか、この上ないくらいぴりぴりしてるんだろうなぁ。
そんな中であれだけの笑いを生み出せたファイナリストはすごい!
来年も楽しみだな(もう来年かい:笑)

ベクトル。

2005-12-19 23:48:55 | オーケストラ
今日は本振りの先生(本番の指揮者さんのこと)によるFOでした♪
音楽に対してとても熱くて誠実で、一緒に音楽しようという気持ちの強い人だと思いました。私は好きです☆
それが分かるエピソードをひとつ。
練習時間は通常は21時までなんだけれど、今日は20時40分に終了。
なぜなら「オケが音楽してない」ということが悲しいから今日はもうおしまいにしようと先生がおっしゃったからです。
「怒っているんじゃない、悲しいんだ」なんて芸術家な発言。
次回の本振りのときはもっと努力したいと思いました。

集中して音を出すという作業は心地よい疲れを与えてくれます。
帰り道。寒いはずなのに体がどこかぽかぽかしていて思わず鼻唄まじりに。
今日の先生の言葉ひとつひとつを思い出しながら夜道を歩きました。

1番こころに残ったのはベクトルの話。
演奏するときには、そのフレーズがどっちのベクトルに向いて動いているのか考えなければだめだと。
ベクトルとは力とその方向をあらわした記号。
フレーズってそのダイナミクス(=力)と方向性を考えて弾かなきゃだもんね、すごくピッタリくる言葉だわ!

そんなこんなで先生の言葉に触発されて
もっとブルックナーを愛してみよう、勉強してみようと思ったプリマベーラでした。

クライマーズハイ。

2005-12-18 22:45:16 | Weblog
今日はちょっとはやい年末大掃除をしました。
割と思いつきで部屋の模様替えまでして、すっきりです♪

昨日録画しておいた「クライマーズハイ」というドラマを後編だけ見ました(笑)
原作はまだ読んでないのですが、かなり面白かったです!
主演は佐藤浩一。いやいやかっこいいです。
舞台はちょうど日航機事故があった頃の群馬の新聞社。
主演の新聞記者の葛藤を描いたものでした。
そのなかでとても印象に残った言葉がひとつ。

 言葉は感情とはちがった生き物だ
 記事を書くとき とても怖い
 しかし だからこそ書き続けるのだ

そう。言葉は自分を離れたとき
自分の意図したこととは違った方向に歩いていってしまうことがある。
これは私も、いや誰しも感じたことがあるのではないだろうか。
でもその怖さから目をそらさずに書き続ければいいという。

高校時代。
新聞部でノートとカメラとペンを持って走り回っていたことを思い出した。
一度載せてしまった言葉はもう消すことはできない。
苦情もあった。後悔したこともあった。
一方で書くことの味を占めたのも、この頃だった。

でもただそういう気持ちから書いているだけなら、絶対に行き詰る。
考え続けなければ。書き続けねければ。
そうしていつか書くことの意味を見つけたい。たとえ何年かかっても。

思い出。

2005-12-17 23:40:48 | Weblog
今までの人生を振り返ってみると、たくさんのいい思い出がよみがえります。

なんにも予定のない日。
そのひとつひとつを思い出してみる。
大好きな音楽を聴きながら。
冬の暖かい陽が入ってくる窓辺で。
なんとなく切なくなる。
でも悲しいわけじゃない。やさしい笑みがこぼれてくる。

そういうゆったりとした時間は贅沢だ。

そんな冬の日のたそがれ。

合格。

2005-12-15 23:51:54 | Weblog
帰宅してポストを覗いたら、夕刊とはがきが一枚。仏検結果通知書でした。
そういえば12月14日発送だったっけ、と思って開いてみたら、
3級合格してました♪なんであれ合格っていい響きですね。
大学のフランス語の授業点にも加算されることになっているのでお得な感じです。

先週と今日の2回分の仏語の授業でフランス映画を見ました。
タヴェルニエ監督、フィリップ・トレトン主演の“ca commence aujourd’hui”邦題は「今日から始まる」

物語の舞台は、かつて炭鉱で栄えたフランス北部の町の幼稚園。
トレトン扮するダニエル園長が、幼稚園に通う園児の家庭の惨状に福祉事務所相手に奮闘したり、
恋人とその息子との関係に悩んだり、頑固者の父との関係に葛藤する様子を描いたドラマでした。

華やかなパリのイメージとは違い、失業に苦しむ家庭の様子が重い話でした。
朝から結構重めの話だったが、人間どんなにつらい状況でも救いはあるものだ。
最後には希望も感じられたので、見終わった後の気分は悪くはなかった。
でも2限の教室に移動中に見上げた空がいつもとは違った表情を見せていた気がした。

そう、人間はどんな状況でも笑うことで強くなれるんだ。

星空の下で。

2005-12-14 23:44:27 | Weblog
サウスケのファンクラブ「ミョーダニーズ」会員継続特典が届きました。
ピンバッジ、カンペンに続く今回は…ブックカバー!
ちょうど欲しかったんだよ~ナイス会員特典(笑)
という訳で、早速使ってます♪
野沢尚の「破線のマリス」を電車のお供に。

さて。
帰り道に夜空を見上げるのが最近の習慣になってます。
冬は空が澄んでいて星がよく見えますよね。
今日は満月で、オリオン座もはっきりと見えました。
星空の下でぼぅっと考えてると、いろいろなことが分かってくる感じがします。
頭上に広がる星空に抱きしめられてるような。
日々悩んだって、そうすれば自然に心が癒されてく。

東京の真ん中でも、意外に星は見えるもんだよ?
たまには空を見上げてみれば、ちょっとした幸せを感じられるかもしれません。
ぜひお試しあれ。

弦セクを振り返る。

2005-12-13 17:06:09 | オーケストラ
私の所属する学生オケには常任指揮者の方、副指揮者の方が2名、各パートにトレーナーの先生方と、
たくさんの先生の指導の下に活動しています。
弦セクやフルオケの練習の際には、いつも本番を振る指揮者さんがいらっしゃる訳ではありません。
通常の練習のときには副指揮者の方に指導してもらっています。

さて昨日の弦セクは、私の好きな副指揮者さんでした。
練習は結構厳しいけれど、音楽の話をたくさんしてくれたり。
昨日は、チューニングが終わってから基本音Aを各パートごとに出させて、
オケ全体でひとつの音を出そうとする姿勢とは、という話をしてくれました。
現代には音が溢れすぎて、空調が気になるくらいの静寂を体験したことがないだろう、
だからこうして頭の中にずっとA音を鳴らすことで、きれいなハーモニーを生み出す土台を作らなきゃ、と。
確かにそうしているうちに、いつもよりも音程に敏感になってきて(いるような気がするだけ?)
なるほど!と感心したのでございます。

ブルックナーは各パートの構成するハーモニーが美しいのであって、
周りの音をよく聴いて、曲を覚えて、音の移り変わりに注意することが大切だと。
はぁ言われていることは、まことよく分かるのですが…
練習不足というか、勉強不足というか、どっちもというか、なかなか思うようにはいかなくて悔しかったですね。
まずは自分が曲を好きになって、理解して、練習して。
そういうプロセスを踏むことによって、演奏会の成功があるのだなと。

私だけかもしれないけど、
昨日のブルックナーはすごく曲に動きがあった。いきいきとしていた。
ホールに響いた旋律に、泣きたくなるような切なさを感じたり、どこかユーモラスを感じたり。

…あぁ練習だ。

どうぞよろしく。

2005-12-12 12:05:03 | Weblog
Myノートパソコンを購入しました!
銀行口座の残金を見たときには、さすがに寂しいような気もしましたが(笑)
はじめての大きな買い物としては満足いくものだったかなと。
これからぼちぼち環境設定とかしていこうと思います♪

今日は2限がはやく終わってしまったので学校より更新してみました。
この時期になると教授も生徒もなんだかどんよりしてきてしまいますね。
そんな中でエキサイティングな授業をしてくれる教授がいると嬉しいんだけど。
なんとなくしんどい時期だから、お互い辛抱どきよね(笑)

愛を運ぶ人。

2005-12-10 23:37:17 | Sound Schedule
今日はサウスケのワンマンライブのファイナル!
10月28日以来、約1ヶ月ぶりだったのでわくわくして臨みました♪
そんな興奮の冷めないライブレポートをお届けします☆

Sound Schedule Live Tour“You can't beat that.”
12月10日(土)@原宿アストロホール OPEN18:00 START18:30

~セットリスト~

1 僕らの逃避行
2 スペシャルナンバー
3 吠える犬と君
4 さらばピニャコラーダ
5 ヘイ!ヘイ!
6 幼なじみ
7 愛のかたち
8 アンサー
9 ほのかてらす(新曲)
10 ことばさがし
11 コモリウタ
12 甘い夜(新曲)
13 エピローグ
14 ピーターパン・シンドローム
15 君という花
16 今ココにあるもの
-EC①-
17 同じ空の下(新曲)
18 結末のない二人
-EC②-
19 コンパス

いやいや今日も楽しいライブでしたね~
それにファイナルということも手伝って、ものすごい盛り上がりを見せた会場。
アンコール2曲が終わっても拍手が止みませんでした。まさかのアンコール3曲!!
シングル「アンサー」のカップリングであるにも関わらず、会場中サビの大合唱。
テンション高めにはじまり、しっとりと曲を聴かせるところあり、MCあり、告知あり。
アンコール最後は疾走感のあるナンバーで、最後まで駆け抜けたライブでした。

曲のアレンジもバージョンアップしていて、
1ヶ月ちょっとでの進化に、メンバーさんの日々の努力が窺えました。
最初の「僕らの逃避行」からドラムアレンジされててびっくりしましたよ。
途中ようじさんだけに上からスポットと下からスポット(女優ライト的:笑)があたって、
ドラムソロがはさまるという演出に、初っ端から引き込まれました。

さて今日の格好は合格でした(笑)
メンバーさんのそれぞれの個性を出しつつも統一感があってよかったです。
そしてやっぱり沖さん前には男性ファンが多かったですね(笑)
今日はMCで沖さん自ら言ってましたから☆

個人的には今日は「今ココにあるもの」が印象的でした。
昔から応援してきて思い入れの強い曲だというのもあるけれど、
今日の大石さんの壊れそうなくらいの叫びにホントに感動しました。
孤独を感じたときや先の見えない毎日に落ち込んでいたとき。
ずっとサウスケの曲を聴くことで癒されていた自分を思い出しました。

サウスケの音楽には「愛」が詰まっている。
今日のアストロホールの、あの瞬間に悪意とかマイナスなオーラはなくて、
みんなの笑顔や幸せな気持ちで満ちていた。
愛を運ぶ人。だと思った。

今年のライブはこれでおしまい。
最高の気分で締めくくることができてよかった。

自主弦セク♪

2005-12-05 23:47:35 | オーケストラ
夜の帰り道。
ふと見上げた空に、きらきらひかる星を見つけた。
目を凝らしてみたら、もっとずっとたくさんの星が輝いているのがわかった。


今日は全曲自主弦セクでした。
指揮者なしで、Vn1st・2nd・Va・Vc・Cb(要するに弦楽器すべて)での練習です。
カルテットとかソロでは指揮者なしで弾いたことあるけど、弦セクでは初めて!
どう違うかというと…周りの音だけを頼りに合わせなければならないこと。
もちろん指揮者がいらっしゃっても、周りの音がちゃんと聴けていなければダメ。
でも今日はホントに周りの音に敏感にならないと演奏できませんでした。

楽譜にかじりついたままだと独り善がりになってしまう。
周りの音を感じながら、コンマス様の弓に注意しながら弾く。
そうしていると曲全体が浮かび上がってきて、演奏中に何度かゾクッとした。
こういう瞬間がすごく好き。
ちょうど、考えた末にぴかっと答えが見えた瞬間に似てる。

集中しすぎたせいか、練習後はものすごい疲労感(笑)
目のまわりの筋肉がぴくぴく動いてる!
これ以上視力が衰えないように気をつけなければ。