プリマベーラ進化論。

不思議の国のアリスは、
大海原に小舟で漕ぎ出ました。

言霊。

2005-11-29 23:53:07 | Weblog
ココロがもやもやしてるときには、
ミステリーかエッセイを読むに限ります。
今日は図書館で見つけた芥川也寸志の『音楽の遊園地』を電車のお供に。

いやいや文章が素敵な男性というのは無条件にカッコイイですね。
眼鏡をかけた男性が読書してる姿も好きです、なーんてね(笑)

閑話休題。
今日は某英語学校の授業の日だったのですが、
恩師Markに「考えすぎるのが君のプロブレムだよ」と言われまして
私の英語は考えすぎて躊躇があるという指摘だったのですが、
絶妙に私の性格を言い当てていたので目からウロコな気分。
言葉には性格が表れるんだよね、言霊って言うもんね。

そうそう。芥川也寸志によれば、
芸術家の作品によっても、その人柄が分かってしまうらしいです。
さらに仕事場は明るい方を好むか、暗い方を好むかまで分かるとか!

ということはヴァイオリンの音色とかにも人柄が表れちゃうんだよね。
だとすれば練習すると同時に人柄も磨かなきゃね。

飲み会のあとは。

2005-11-27 17:33:41 | オーケストラ
オーケストラの飲み会ってワインとか飲んでそう。
とは私のクラ友の言葉ですが。
静かに飲んでるとか言いたかったんだろうね、きっと。

いや確かにたまにワインは出るけど、
定演後のレセプションだって、忘年会だって、
居酒屋とかで飲み放題で盛り上がるっていう至って普通な感じ。
コールとか掛け合ってエグってる人もいれば、
日本酒やワイン片手に語り合ってる人もいる。
『のだめカンタービレ』のSオケ飲み会とかR☆Sオケ飲み会に似てるかも(笑)

入部して初めて飲み会に参加したときは雰囲気にかなりひいちゃって(ぉぃぉぃ)
私この先やっていけるのか…と本気で心配したものです。
しかし2年目にして激しい飲み会をすんなり受け入れている自分を発見。
あっぱれな適応能力であります。

さてさて。
うちのオケでは○○学部会など、年間様々な飲み会が催されます。
これはオーディ後、初のメイン弦セクがあった23日のこと。
この日も2年生中心の飲み会が練習後に開かれました。
21時半開始という、夜型な活動が未だちょっぴり馴染めません。
まぁ練習前には飲めないけれど(笑)

この日も結構な荒れ具合でした。
荒れてるのは基本的に男の子たちだけれど。
私はというと…
病み上がりで本調子じゃなかったからかしら、
午前中レッスンで夜は弦セクと飲み会という激スケジュールで疲れてたのかしら、
そんな様子をご飯を食べつつ、ぼぅっと眺めていた気がします(笑)

おとなしくしてても飲み会のあとって疲れるのよね。
だからってちゃんと更新しなくちゃダメね。
おもしろくて有用な文章を書き続けることって難しいわ。
ついつい書く目的を見失いがちになるもの。

多事争論。

2005-11-22 23:51:57 | Weblog
今日は三田祭に行ってきました!
普通サークルにとっては学園祭がビッグイベントらしいのですが、
うちのオケは参加してません。周りの人には驚かれます(笑)
団員にとって、この期間は毎年オーディ期間ですから。

さて。
本日の目的はゼミの三田祭論文見学と筑紫哲也の講演!!
ジャーナリスト志望の私にとってはウレシイ機会。
13時開演にも関わらず、40分前からいそいそと並んでました。

講演の題名は「福沢諭吉と筑紫哲也」
NEWS23に「多事争論」というコーナーがありますが、
この言葉は福沢諭吉の「文明論之概略」の第2章から引いたのだそうです。
そういう訳でこの題名。

ここでは細かな内容は割愛させていただきますが。
とても有意義な時間でした。

第1にジャーナリスト筑紫哲也の話が聞けたこと。
第2に福沢諭吉についての知識を得たこと。

閑話休題。
勉強なり、いろいろなことを考えるときに私が大切にしているのは「もやもや感」
大学での勉強だったり、社会現象を見ていったりするとき、
これまでみたいに、知識入れて問題解いて~的な、
ある意味で単純な思考回路じゃ立ち行かなくなることが多いです。
でも考えてる途中で、なんとなく分かったという、もやもやした状態がありますよね。
そのもやもやを脳の片隅に残しておいてさらに勉強を続けていくと、
あるときもやもやがぱぁっと晴れて、理解が出来るようになる。
その瞬間ってほんと爽快感。
それがあるから勉強ってやめられない。考えることをやめられない。

今日の講演でも、そういう瞬間が何度も出てきて充実してた。
これが言いたいがために遠回り(笑)

講演の中で筑紫さんは「ジャーナリストは永遠の大学院生だ」とおっしゃいました。
新しい問題に出会ったら勉強して分析する…この繰り返しだと。
(それはいい職業だ:笑)

どの職業に就いても、人間はすべて学んでいかなきゃいけない。
人間は考える葦である、との通り
考えることは人間に与えられた特権だよね。

うん。やるべきことは山程あるぞ、頑張らねば。

怒涛の一週間。

2005-11-21 19:31:55 | オーケストラ
忙しい時期にはことごとく用事が重なる。
これ、鉄則。

お久しぶりです♪
ようやっと怒涛の一週間を越しました。ふぅ。

風邪に襲われたり、
少人数授業のグループ発表の原稿〆切が迫ってたり。
19日はオーディションで、20日には仏検とレッスン。

肉体的にも精神的にも疲れがピークでした。
でも人間こういうときの方がいろいろ出来るんですよね。
先週一週間でそこそこの分量ある小説を3冊読破しました(笑)
そういや浪人時代は随分本読んだっけ。
まぁ喉元過ぎれば熱さ忘れる。大変な時期も越してしまえば良い思い出ですから。

加えて。大変な時期というのは
自分は周りの人に支えられて生きてる、ということを痛感する時期でもありますね。

さてさて。
気になるオーディションですが…ブル4に乗せてもらえることに相成りました。

とっても嬉しい。

ハビーハンコックというジャズピアニストは言いました。
僕は1000個の正確な音よりも1個の響く音を出したい、と。

ちょうどオーディションの前日のこと。
この言葉を聞いてひどく感動したのでした。
もちろんオケに音程のブレは許されない訳だけど。
ただ「弾く」ことだけに捉われすぎて、
いろんな意味で「響く音」を出すことを忘れていたなと。
だからオーディションでは一音でもいいから
コンマスさんに響く音が出せるように思いを込めて弾きました。
今度はお客さんに響く音が出せるように精進しよう。

オーディションが終わったら緊張の糸がほぐれて風邪をぶり返しました(あうち)
とりあえず昨日は仏検@青学だけ受けてレッスンはお休み、と。
只今、大学は三田祭のためお休み。
今日は前中曲の弦セクのためオケもお休み。

なるほど。忙殺された後はHP回復のための期間が与えられるのね!

続・弦セク。

2005-11-14 23:49:03 | オーケストラ
最近ろくな文章をアップしてなかったですね、ごめんなさい。
月水金フルの練習と授業、自主練に追われてます。
大学生が暇だなんて誰が言った(笑)

オーディションが近づいてくると、
いつも以上にホールで自主練する人が増えます。
弦セクやフルオケは大学のホール内で18時から。
17時半からセッティング(=イスなどを並べる)をするのですが、
ホール内には時間ぎりぎりまで様々な楽器の音が鳴り響いています。

今日もブル4弦セク。2・3・4楽章。
相変わらず切なくなるほどキレイな和音だった。
でもうっかり音を読み間違えてたりすると恥ずかしい思いをします。

弦セクでは自分がどこを練習しきれてなかったかが痛いほど分かるんです。
それをフォローして、弾けないところを繰り返し弾く。
精神的に鍛えられます。もちろん体力も使います。

オケって自己鍛錬の場だわ。

弦セク。

2005-11-12 22:07:42 | オーケストラ
この時期は毎年すごく切なくなる。
あと黄昏どきとか全然ダメ。
胸がきゅっと掴まれた感じになる。

昨日はブルックナー弦セクだった。
初弦セクは完成にはまだまだ遠いけれど、
それでもブルックナーの和音は泣きたくなるくらいキレイだった。
胸がきゅっと掴まれた感じになった。
これが神に近づく階段なのかな、と思った。

今日のつぶやき。

2005-11-10 23:57:01 | Weblog
授業中、ふと髪を切りたくなった。
なので美容院に行った。
ばっさり髪を切った。

いつもと同じ帰り道がちがって見えた。
なんだか嬉しくなってスキップしてみた。
ちょっとしたことで幸せは感じ取れるものだ。

特別なことをしなくても日常を楽しめる方法を探してみよう♪

Live-Y

2005-11-08 23:51:10 | Sound Schedule
今日はSound Scheduleの話をしましょう。

テレビ神奈川の「Live-Y」という番組に出てました。
10月にZEPP横浜で行われたライブ映像♪

1 君という花
2 ピーターパン・シンドローム

この日のライブはRAG FAIRとDEPAPEPEと一緒のイベントでした!
おもしろい組み合わせだよね、アカペラとデュオとバンドって。

テレビで放送されたのはサウスケだけだったんですけどね。
イベント自体が取り上げられてた訳じゃないから。

ライブ映像見ているとはやくライブに行きたくなっちゃいますね♪
でもひとつだけ。
テレビ収録があるのが分かってたなら、
服装とか髪型をもうちょっと気を遣ってもよかったのかなぁと。
だってメンバーさんの洋服、今までに何回か見たことあるんだもん。

テレビとか舞台に立つときとか。
人に見られるときの見た目が他人に与える印象って大きいと思うのです。

学生オケとはいえど、私も定演で舞台に立つとき注意しなきゃ。

C系。

2005-11-07 23:54:38 | オーケストラ
「先生!あ、間違えました。先輩!」と後輩に言われました。
昔から実年齢より上に見られるけどさ。この際、白衣でも着ちゃおうかしら。

昨日11月6日、チャイコフスキーの幻の交響曲がロシアで発表されたらしいです。
未完成だったけれど、やっと第2楽章が完成したそうで。
いま第3楽章が作成されてる途中みたいです☆

未完成のままチャイコが残した作品を後世の人が完成させる。
なんだか作品を媒介にしてチャイコフスキーと対話してるみたいで素敵♪

いろいろ書いてますが。
うちのオケの人々に比べたら、私のクラシックの知識は平均よりちょい下くらいかな。
会話してていつも思う。

楽器の練習はキャンパス内のホールで出来るのですが。
ホールに行くと、いつも団員の誰かが必ず練習してるんです。
今日も授業の空きコマのときにホールに行ったら団員がわんさかいました。

私も楽器出してパーレスの時間まで弾いてました♪
練習中は集中するから周りが気にならなくなるんだけど、
こうふと我に返ったとき、
周りでたくさんの人が一生懸命練習してるのを見ると不思議な心持ちがするものです。
みんなの一生懸命さは純粋に「音楽が好き」っていうのから来てるんだよね。
A系ならぬC系=Classic系な人々。

でも合宿や飲み会はかなりエグイんですよ。
この話はまた後日。ではではプリマベーラでした。

思い返せば。

2005-11-06 23:06:21 | オーケストラ
先週は更新2日もサボってしまってごめんなさい。
体調が悪いと文章を書くチカラが出ないのです。
こんばんは。プリマベーラです!

今回の後期定演で学生オケ生活ちょうど半分。
ということで。今日は私が入部してからの定演の曲目覚え書き♪

2004年前期定演
 ボロディン:歌劇「イーゴリ公」序曲
 ボロディン:交響曲第2番 ロ短調
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調

2004年中期定演
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

2004年後期定演
 メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」
 リスト:レ・プレリュード
 ショスタコービッチ;交響曲第7番 ハ長調

2005年前期定演
 ウェーバー:歌劇「オイリュアンテ」
 ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調
 チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調

2005年中期定演
 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」ロ短調
 エルガー:コケイン
 ワーグナー:楽劇「ニューベルンゲンの指環」より抜粋 

2005年後期定演
 ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り
 芥川也寸志:交響三章
 ブルックナー:交響曲「ロマンティック」第4番 変ホ長調

もうこんなにたくさんの曲を演奏したんだなぁ。
そういえば。最近になって同期と入部オーディションの話をしたんだけど、
受からなかったら別のオケに入ろうと思ってたって言う子がいまして。
私なんか何も考えてなかったから、ちょっと驚きました(笑)
しかもお茶会にも説明会にも出れてないという。
でもね。大学入学を決めたと同時に、このオケに入ろうと決めていたから。
今思えばかなり大胆なことしてたんだなぁと。

やっぱりね、悩むこともたくさんあるけど、
大学生活で学業以外にも打ち込めるものがあるというのはいいことです。
どんなかたちでもいい。
そのすべてが生きるチカラになると思う。

さてさて、気合を入れて明日からも頑張ろう!