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小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

「SAKURA」 鈴木重子&木住野佳子 - バークレー・スクエアのナイチンゲール

2012年09月10日 | Weblog
「SAKURA」 鈴木重子&木住野佳子 - バークレー・スクエアのナイチンゲール


CDを注文した。鈴木重子&木住野佳子「with」 楽しみだ。

(動画は春・・・)


秋の夜長は、重子さんの歌声が心に沁みる。

特に、「Harvest Time」という秋の実りの曲を聴くと満ち足りた気持ちになる。

激しい夏から、実りの秋へ。激しい2学期を乗り切ろう。まずは明日の授業参観・懇談会。

メリハリ・・・

2012年07月08日 | Weblog
先週は、授業参観と研究授業があり子どもも自分も頑張った。

来週からは、学習のまとめと成績付け。1学期の終わりも見えてきた。

少し気分は、ホッと一息。こんな時は体調を壊しやすいので気をつけよう。

学級通信の一部を紹介します。何事も、メリハリが大事ですね。

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先日の授業参観と懇談会には、たくさんの方に足を運んでいただき有り難うございました。特に授業参観では、30名もの方に参観いただきました。いろいろなご都合で、参観が難しい方もおられるとは思いますが、次の機会もどうぞよろしくお願いします。

授業参観の翌々日、子ども達はまたもや30名程の視線を感じつつ、授業にのぞむこととなりました。それは「研究授業」というもので、○○小学校の先生と大学の先生、教育委員会の方が参観される授業です。教科は算数。内容は少数の割り算。1より小さい数で割る内容について、数直線を活用して考えました。題材は、社会科や総合的な学習の時間で取り組んでいる「お米」。A店→10kg 5500円、B店→1kg 600円 C店→0.3kg 150円 。どの店が割安か・・・ということを考えました。子ども達は熱心に問題に取り組み、見事C店が割安だと解決できました。

大学の先生からは、「3年間、○○小学校に足を運んでいるが、話を聞く態度や学習に取り組む姿勢がどんどん良くなっている」というお褒めの言葉もいただきました。

翌日(昨日)の朝の会では、そうした内容を子ども達に伝えた後、「緊張感」という話もしました。

「授業参観と公開授業、どちらも本当に良くがんばりました。「ばね」をイメージしてください。ずっと縮まっている緊張状態だと広がろうとする大きな力を発揮します。逆に、ずっと伸びきった状態だと、弱ってしまいます。ばねは、伸びたり縮んだりしながら強さを保ちます。授業・学校も同じで、メリハリをつけることが必要です。7月に入り、夏休みも近づいてきました。「自由」な時間が増え「開放感」を味わうことも大事にして欲しいですが、目的や目標をもって過ごして欲しいです…」と夏休みのことまで、話が先走り過ぎた感もありましたが、7月も学習のまとめの時期として「メリハリ」を大切にしていきたいと思います。

活動

2012年07月07日 | Weblog
このブログで、何度も紹介している岡野守也先生のブログの最新記事「大型メディアへの意思表示」の冒頭は、こんな風にはじまる。

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時代が大きく変動しつつある中、書かなければと思うことは多いのですが、あきれて物も言えないという気分と、発言の対労力効果を考えてしまって、発言を怠っていました。

しかし、そろそろたとえムダでもちゃんと発言しなければならないと思いはじめました。
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本当に、あきれてものもいえない、がっかりした気持ちには同感です。

でも、こんな時だからこそ、ラディカルな視点が必要であり、岡野先生の発言に期待しています。

そんな思いを込めて、こんなコメントを残しました。



「活動」

言論活動だったり、不買活動だったり、教育活動だったり、政治活動だったり・・・

当たり前ですが、「活動」することで、世の中が変わるし、変えたいと思い、まずは「コメント活動」を今しています。

真に正当な政党、星のように輝く、私たちの新星党(しんせいとう)が創発することを強く願っています。

新党結成の主体になるエネルギーは正直なかなか湧きませんが、そうした党を希望する活動、発見する活動、サポートする活動に注力したいと思っています。

長い道のりかもしれませんし、爆発的に急に創発するかもしれません。その時に備えて、言論活動の継続を、どうぞよろしくお願いします。




皆さんも、伝えたい!いのちの意味―岡野守也の公開授業+αを、ぜひチェックしてみてください。

七夕の今日、「明るい未来」を心から願います。

生と死 ディベートは思わぬ方向へ?

2012年07月01日 | Weblog
明日の授業参観に向け、学級通信を書いた。

社会科で、「北海道と沖縄」「高地と低地」でディベートをする。

第1回戦では、沖縄は長生きできるから、高地は津波がくるから・・・

と、生と死がテーマに! いのちを根拠にするとは、子供たちやるな。

明日は保護者の前で、どんなディベートになるかな。

学級通信より、一部転載します。

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「ディベート」という言葉を、耳にされたことはありますか。
私が前に5年生を受け持った時の国語の教科書に、「インスタント食品とわたしたちの生活」という説明文がありました。インスタント食品について、「肯定派」と「否定派」に分かれ、ディベートをする方法が詳しく書かれていて、たいへん興味深い内容でした(今年度の教科書では、2学期に「討論」という言葉が出てきます)。
その「ディベート」を、社会科の「住みよいくらしと環境」という学習に活用しました。「北海道と沖縄」「高地と低地」のどちらに住みたいか。どちらがいいところか。
号車ごとに代表者を選び、代表者がクジを引いて、どの立場に立つか決めました。ディベートのおもしろいところは、自分が本当はそう思わなくても、その立場で話すということです。そういう意味では、「ゲーム」であるとも、話しました。

先週、どちらも1時間ずつかけて「試合」をしました。「北海道 対 沖縄」では、「沖縄は長生きできるから住みやすい」という内容に説得力がありました。「高地 対 低地」では、「津波や災害」が議論の焦点となりました。
本日の授業参観は、第2回戦です。前回、事情で参加できなかったり、やり方が十分理解できなかったりした子もいるようでしたので、改めて実施することにしました。

前回とは違い、1つの試合が20分程度と限られた時間ですが、子どもたちの意見に耳を傾けてください。そして、もしよろしければ、どちらが優勢だったか、右の6つの観点で審判役をお願いします。   
または、懇談会でご意見・ご感想をお聞かせください・・・懇談会のご参加もおねがいします!

5月19日(土)学習会のお知らせ@藤沢

2012年05月13日 | Weblog
持続可能な国づくりを考える会 学習会

□ 読書会 「原子力神話からの解放(高木仁三郎著)」を読む

 言うまでもなく高木氏は、きわめて早い時期からの反原発の代表的学者です(残念ながら2010年に亡くなりました)。今回取り上げる『原子力神話からの解放』は、亡くなる直前の最後の著作で、原発に関する神話・ウソの九つのポイントをデータと理論を駆使して徹底的に明らかにしており、しかもわかりやすい文章で書かれた、脱原発を目指す市民の基本テキストといっていい名著です。
 その九つのポイントを把握することで、私たちは感情的・イメージ的な反原発・脱原発を含んで超え、政府機関、メディア、きわめて多様なネット情報などに惑わされることのない、「なぜどうしても原発はダメなのか」ということについての基本的理解をしっかりと確立できると思います。
 ご一緒に、理解を深め共有していきたいと思っています。

【日時】 2012年5月19日(土)  14:00~17:00

【会場】 サングラハ教育・心理研究所 ミーティングルーム
     藤沢市藤沢89-1 メイキビル201 (JR、小田急藤沢駅徒歩5分)

     http://www.smgrh.gr.jp/page016.html   

【参加費】 \500- (会場整理費 資料代)

【申込】 以下のフォームからお願いします。
    http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P5485478

   ※ 当日参加も受け付けますが、
     事前申し込みのご協力をお願いします。     

【定員】 30名

【お問い合わせ】 持続可能な国づくを考える会事務局
         jimukyoku@jizokukanou.jp

<プログラム概要>

運営委員長の岡野守也氏による「原子力神話からの解放」の要約
参加者全員による、質問・意見と討議

今年の学級目標・学級通信 「アンドロメダ」

2012年04月21日 | Weblog
今年度の学級目標・学級通信は「アンドロメダ」。

はじめの授業参観で、子供たちがつくった詩を発表した。

素晴らしい出来栄えに保護者の皆さんは驚いていた。

学級通信で、毎回1人ずつ詩を紹介するつもり。

33人いるので、最低33号は出さねば・・・がんばろう。


今回は、私が手本でつくったもの。

一連は、教科書通り。そのあとは、私の創作。

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アンドロメダ


 あの遠い空にひとすじ、
 星たちが、
 ぶつかり合い、重なり合い、
 河のように光っている「銀河」。


 「銀河」の全体は見えないから、
 おとなりさん、
 アンドロメダ銀河を見てみよう。
 200万光年かたなに輝くそれ。
 いつか、一緒になるそうだ。


 200日という未知の壁。
 その向こうに見えるのは、
 もっともっと 広い世界。


 みんなで見ようよ その世界。
 さんさんとかがやく 光を感じて。      

              補詩 ほし ☆

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33人、全員で200日の向こうに見える「広い世界」を見たい。

そんな思いで、「みんなでみようよ(33)」「さんさんと輝く(33)」としました。

いろいろな課題や重い思いを抱えている子もいる。

けれど、少しでも「さんさんと輝く光」を感じられる1年になって欲しいし、なれるように頑張ろう。

砂金

2012年04月15日 | Weblog


教員生活8年目。

先週ほど、仕事に没頭したことはなかった。


週末は、『サングラハ122号』の発送作業。

そこで紹介されている詩が、あまりに素敵なので紹介します。

解説は、ぜひ購入してお読みください。

それにしても、詩人ってすごいな。

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      宮崎 孝政

子供は砂金をふり撒くやうに

幸福な笑い聲をたてながら

毎日 石を蹴りけり坂を下って行つた。


子供の姿が見えなくなつても坂の上は

砂金がこぼれて目が眩むやうに思はれた

子供の母は太陽なのであらう。

今年度の学級通信名

2012年04月08日 | Weblog
今年度の学級通信名は「アンドロメダ」に決定。

通信から一部、紹介します。


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 子ども達と出会った4月5日、「200」という数字を見せると、すぐに「登校する日数だ」と気付く子もいました。続けて、こんな話をしました。「1~4年生は199日登校する。6年生はそれより少ない。200日登校するのは、5年生だけ。理由は、卒業式に参加するから。その1日はとても重い。例えば大縄。199回と200回では大きな違い。200日という大きな山の頂上で見える景色は、まったく違うはず。立派な6年生を目指そう。」

 国語の教科書と学年だよりの名称が「銀河」ということと、200という数字にちなんで、学級通信の名前を「アンドロメダ」にしました。

 200万光年彼方にあるアンドロメダ銀河。私たちの住む天の川銀河に形が似ているらしい。アンドロメダ銀河を観測することで、自分たちの天の川銀河を知る。→ ①友達とのかかわりで自分を発見・磨いてほししい。
また、私たちの住む天の川銀河は、最も近い(といっても200万光年)アンドロメダ銀河といつか衝突・合体して1つになると考えられているよう。→ ②すれ違うことやぶつかり合うことがあっても、最後は仲良く1つになってほしい。   

 そんな2つの思いで名付けました。

 不定期の学級通信で、200どころか20もいかず、下手をすると本号と次は最終号で2つになってしまうかもしれませんが…、そうならないように学校・学級の様子など少しでもお伝えできたら良いと思っています。どうぞよろしくお願いします。

楽しみな宿題:手紙を渡す作戦を

2012年03月15日 | Weblog
生活科の「みんな大きくなったよね」で、自分の成長アルバムを作成中。

アルバムの最後に、保護者からの心のこもった手紙をさし込む。

親御さんから預かった手紙を、いつ、どのように子ども達に渡すか、ずっと考え、温めていた。


お腹の中から、今までの自分を振り返り、ほぼアルバムが完成した。

そして、生まれた時の大きさ(小ささ)と今の自分の大きさを実物大で描き、黒板に貼って成長を目と心と腹で確かめた。


「お家の人は、みんなを育てる苦労など口にしないかもしれない。

 でも、これだけ、大きくなるために、お家の人がどれだけ、頑張ってきたか・・・」

子どもを泣かせよう張り切っていたら、自分が感極まって泣いてしまった。。。

その後、子供たちは思い思いに手紙を読み、教室は静けさと涙につつまれた。


さてさて、今度は親を泣かせる番。

心のこもった手紙をプレゼントするのはもちろんだが、どのように渡したらよいか、子ども達と作戦を考える。

郵便ポストにこっそり入れる、目の前で読んでから手渡す、枕元に置いておくなど、たくさんの意見がだされる。

そして週末、渡すことを宿題に。月曜、その結果を聞くのを楽しみにしていた。
 
「なに、こそこそしてるの。」「あなたが読んだらおかしいでしょ。」などと“怒られた”という子もいて苦笑いしたが、こんな風に報告してくれる子も。

・家に着くと、まず椅子の下に隠して、遊びに行く時に胸に隠して、帰ってきた時にポストに入れた。

・「郵便でーす。」と低い声で言って、玄関に置いた。

・国語でやった仕掛けカードをつくって渡し、実はもう一枚あると手紙を渡した。

・「いいことあるんだ。」と言って、聞かれると「ヒミツ。」と言った。

・手紙を手渡し、ドアの隙間からこっそり読むところを見ていた。

・朝、家族で一番に起きて、ポストに入れた。

・お母さんが涙ぐんで、自分も泣きたくなった  等々。


「みんな本当に、大きくなったね。

 いろいろできるようになったけど、“相手を喜ばせる”ということができるようになったのは、素晴らしいことだと思うよ。」

みんなからの報告を聞いた渡しの言葉。


アルバムは、最後の1ページ「3年生の目標」を書いて完成。

3学期も残すところ後5日。

先生も「君達・相手を喜ばせる」ことができるのも、あと少し。

何ができるか、考えてみます。