小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

もう GAMAN はできない! 9・19「さようなら原発集会」

2011年09月19日 | Weblog
本日、以下の集会に参加します。

もし良かったら、ご一緒に。

集まれ5万人! 9・19は「さようなら原発集会」へ

◆概要
◎名称  さようなら原発 5万人集会
◎日時  9月19日(月・敬老の日)
13:00~ライブ  13:30~集会  14:15~パレード
◎会場  明治公園(東京都新宿区霞ヶ丘町6)
JR「千駄ヶ谷」下車5分
地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分
地下鉄銀座線「外苑前」下車15分
動画「東京・明治公園の行き方
◎参加費 無料

◆内容
◎オープニングライブ  寿 (全国から~脱原発ポスター紹介)
◎発言   落合恵子さん 大江健三郎さん 内橋克人さん 鎌田慧さん
澤地久枝さん 山本太郎さん 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ドイツからのゲスト フーベルト・ヴァイガーさん(FoEドイツ代表/逐次通訳)
◎送り出しライブ  ランキン・タクシー、ナラカズヲ、制服向上委員会


がまん について かんがえる。

2011年09月18日 | Weblog


先週「がまん」について、道徳の授業を行った。

その後も、このテーマ、とりわけ、子供の「がまん」について考え中。

そんな最中に出会った本『その子育ては科学的に間違っています』は、大いに参考になった。


子供中心の育児法では、自己抑制力・耐性は育たない。

3歳までにストイックな育児法を通して「眼窩前頭皮質」を育てなければならない。

3歳を過ぎると、眼窩前頭皮質の発達は極めて困難で、本人にとっても、家庭にっとても、国家にとっても、極めて大きな損失をもたらす。


なるほど、団塊の世代のあの強さは、ストイックな育児法の賜物?

1歳になった娘への接し方も、立ち止まって考えるきっかけとなりました。


序章で引用されている、ユニセフの『2001年世界子供白書』の冒頭の文には深く頷く。

「子どもの人生の最も早い時期――出生から3歳になるまで――に起こることが、その後の子どもの生活や青年期の生活に影響を与える。だがこの大切な時期は国の政策、プログラム、予算の面で、どちらかというと無視されてきた。」

小学校の現場に身を置くものとして、初等教育の重要性を改めて実感します。

災後 6ヶ月の道徳授業 『gaman』

2011年09月10日 | Weblog

戦後・・・ではなく、災後(さいご)という言葉が使われるほど、インパクトがあったあの日から半年。

授業参観の道徳で、「がまん」をテーマに以下の流れで考えた。


1.「道徳と言えばテレビだよね・・・」とテレビをつける。
   お母さんも子供も、きょとーん。え?親がきてるのにテレビ??

  そして、すかさず「テレビをみたいけど、がまん。今日はがまんについて考えます。」

2.震災の写真と海外メディアの日本人への絶賛を簡単に紹介。

  写真は、子供がたくましく遊んでいるものも混ぜた。
  
  「gaman」という言葉が翻訳できず、そのまま使われた話もした。

3.自分の問題として考える。

  まず、今この場で同じような状況になったら「がまん」できるか考える。
  正直に、「わからない」「がまんできない」という子も。

  ただ、想像するのは難しい。今回の授業のポイントは以下の動画。
  「マシュマロ テスト」
  4歳児にマシュマロを1つ渡し、戻ってくるまで食べなかったら、もう1つあげるという実験。  

enfants marshmallow test


 この実験の凄いところは、追跡調査をしていること。
 大人になったとき、我慢できた子は、健康でお金持ちになる確率が高い。

4.どんなことを我慢するか、考える。

  ただ我慢するのでなく、目的・めあてが必要であることを伝える。
  先日書いた、2学期のめあてを達成するための我慢を考える。

5.お家の人に宣言・対話、感想の発表。


以上、なんとなくの授業の流れでした。


その後の懇談会でも、夏休みの「我慢」について、話しが弾みました。



昨日、一昨日と、妻子は身内の不幸で実家に帰っている。

今日はこれから合流できるので、我慢からの解放~


懇談会ではコメントしましたが、「生産的な我慢」ができると良いですね。

スーパー2年生~

2011年09月06日 | Weblog


本日は、2学期最初の5時間授業。

久しぶりの長時間。子供と担任も少し不安?

でも大丈夫。そんな気持ちは、あっという間に吹き飛ぶ。

朝のスタートからして、他の先生方が驚くほどスムーズ。

「先生のことが、よっぽど恐いか、大好きか、どちらかだろうね…」と同僚より。

いえいえ、今年の子供が優秀なのです。いい2学期、1年を送ろうね。

・・・・日付が変わるまでの教材研究の日々もはじまりました・・・・

雨ふれば 地かたまる・・・台風~台風

2011年09月01日 | Weblog

明日から、2学期。学級通信の一部を転載します。

通信に自分のことを書くのは賛否両論かもしれませんが、2学期1号だし良いかな。

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長い夏休みが終わりました。
 子ども達は、どのように過ごしていたのでしょうか。
 暑中見舞いに近況報告を書いてくれる人もいました。家族で旅行に出かけたり、学校のプールに参加したり、お祭りに行ったり。子ども達は、夏休みにしかできないことを経験できたのではないでしょうか。明日、話を聞くのが楽しみです(きっと、「何もなかったー」と言う子もいるのでしょうが、それも夏休みだからできることですね)。
 保護者の皆さまの心境は如何でしょうか。寂しい気持ちと同時に、少しホッとされている部分もあるのではないでしょうか。今日から2学期がはじまります。大切なお子さんをお預かりいたします。
 夏休みの私はと言うと、汚名返上とばかりに、日ごろ妻に任せることの多い娘のお世話にチャレンジしました。慣れないオムツ替えでは、子どもにお尻のまま逃げられ、畳におもらしをされたり、離乳食をあげる時は、ついついスプーンに盛り過ぎて、むせさせたり、失敗も数多くしましたが、なかなか一緒にいられない学校の時よりは、随分と娘と関係が近くなったような気がしています。7月の下旬頃でしょうか。娘がニコニコ近づいてきて、私の鼻を「かぽっ」となめました。「可愛いなぁ」と注意もせずに繰り返していると、最近は「がぼぉっ」とおもいっきり噛みついてくるようになりました。「かわいくとも、注意をせずに甘やかすと、痛い目に合う」と夏休みに身を持って学びました・・・。
 台風の影響で急きょ夏休みとなったあの日。2学期も初めから台風の影響が心配されます。雨降って地固まる。2学期も、いろいろといたらぬ点もあるかもしれませんが、何卒、宜しくお願い申し上げます。