小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

今年の学級目標・学級通信 「アンドロメダ」

2012年04月21日 | Weblog
今年度の学級目標・学級通信は「アンドロメダ」。

はじめの授業参観で、子供たちがつくった詩を発表した。

素晴らしい出来栄えに保護者の皆さんは驚いていた。

学級通信で、毎回1人ずつ詩を紹介するつもり。

33人いるので、最低33号は出さねば・・・がんばろう。


今回は、私が手本でつくったもの。

一連は、教科書通り。そのあとは、私の創作。

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アンドロメダ


 あの遠い空にひとすじ、
 星たちが、
 ぶつかり合い、重なり合い、
 河のように光っている「銀河」。


 「銀河」の全体は見えないから、
 おとなりさん、
 アンドロメダ銀河を見てみよう。
 200万光年かたなに輝くそれ。
 いつか、一緒になるそうだ。


 200日という未知の壁。
 その向こうに見えるのは、
 もっともっと 広い世界。


 みんなで見ようよ その世界。
 さんさんとかがやく 光を感じて。      

              補詩 ほし ☆

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33人、全員で200日の向こうに見える「広い世界」を見たい。

そんな思いで、「みんなでみようよ(33)」「さんさんと輝く(33)」としました。

いろいろな課題や重い思いを抱えている子もいる。

けれど、少しでも「さんさんと輝く光」を感じられる1年になって欲しいし、なれるように頑張ろう。

砂金

2012年04月15日 | Weblog


教員生活8年目。

先週ほど、仕事に没頭したことはなかった。


週末は、『サングラハ122号』の発送作業。

そこで紹介されている詩が、あまりに素敵なので紹介します。

解説は、ぜひ購入してお読みください。

それにしても、詩人ってすごいな。

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      宮崎 孝政

子供は砂金をふり撒くやうに

幸福な笑い聲をたてながら

毎日 石を蹴りけり坂を下って行つた。


子供の姿が見えなくなつても坂の上は

砂金がこぼれて目が眩むやうに思はれた

子供の母は太陽なのであらう。

今年度の学級通信名

2012年04月08日 | Weblog
今年度の学級通信名は「アンドロメダ」に決定。

通信から一部、紹介します。


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 子ども達と出会った4月5日、「200」という数字を見せると、すぐに「登校する日数だ」と気付く子もいました。続けて、こんな話をしました。「1~4年生は199日登校する。6年生はそれより少ない。200日登校するのは、5年生だけ。理由は、卒業式に参加するから。その1日はとても重い。例えば大縄。199回と200回では大きな違い。200日という大きな山の頂上で見える景色は、まったく違うはず。立派な6年生を目指そう。」

 国語の教科書と学年だよりの名称が「銀河」ということと、200という数字にちなんで、学級通信の名前を「アンドロメダ」にしました。

 200万光年彼方にあるアンドロメダ銀河。私たちの住む天の川銀河に形が似ているらしい。アンドロメダ銀河を観測することで、自分たちの天の川銀河を知る。→ ①友達とのかかわりで自分を発見・磨いてほししい。
また、私たちの住む天の川銀河は、最も近い(といっても200万光年)アンドロメダ銀河といつか衝突・合体して1つになると考えられているよう。→ ②すれ違うことやぶつかり合うことがあっても、最後は仲良く1つになってほしい。   

 そんな2つの思いで名付けました。

 不定期の学級通信で、200どころか20もいかず、下手をすると本号と次は最終号で2つになってしまうかもしれませんが…、そうならないように学校・学級の様子など少しでもお伝えできたら良いと思っています。どうぞよろしくお願いします。