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小学教師の雑感・多感

通じるものがあれば幸いです。

ぜひ情報交換いたしましょう。

1年ごとのクラス替え

2006年03月08日 | 保護者


私の学校は、毎年のクラス替え(5・6年のみ状況対応)。

今年最後の懇談会。保護者よりこんな風に言われる。

「来年もこのクラスだといいのに。なぜ毎年クラス替えをするんでしょうね。」

私は、こんな風に答える。

 「教師にとっても子供にとっても、リスクを低める為ではないでしょうか。」

たとえ“問題”や“不相性”が存在しても、1年でリセットできる。


だが、リスクが少ない分、教育的効果も少ないのかもしれない。

子供たちがやっと慣れてきた頃、クラス替え。

教師の思いがやっと伝わり始めた頃、クラス替え。


リスクあっての見返り。そんな葛藤も少なからずある。

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リスクは少なく、効果は大きく。その“落としどころ”が悩ましい。
それにしても、保護者の優しい言葉掛けには感謝です。

おんぶにだっこ

2006年03月01日 | 保護者


私のクラスに、7人兄弟の子がいる。

朝、保護者を見かけることがある。


字のごとく「おんぶにだっこ」をしている。

“母は強し”だと心より思う。

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事実確認

2006年02月09日 | 保護者


保護者から「うちの子が喧嘩でやられた」と、怒りの電話が入る。

次の日、事実関係を確認をすると「遊びでひねった事故」であることが判明。

親から聞いた内容と随分ちがう。


原因は、子どもの言葉足らずか、親の早合点か、それとも別か。

いづれにしろ、日頃から事実関係の把握を徹底することが重要だと改めて感じる。

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靱帯損傷

2006年02月08日 | 保護者


放課後、保護者より電話が入る。

 「子どもが手が痛いと言うので病院に連れて行くと「靱帯損傷」と診断された。
  昼休みの喧嘩が原因なので、○○さんの保護者に電話して欲しい!!」

怒り口調なので、「目が届かずに申し訳ありません」とひたすら謝る。

そして、こんな風に言う。

 「まだ関係者がいるかもしれません。
  二度と同じようなことが起こらないためにも、
  しっかりと事実関係を確認し、指導に当たりたいと思います。
  保護者に連絡を入れるのは、それからで良いでしょうか。」

事実関係も分からずに保護者に連絡を入れて、話が感情的にこじれたら大変だ。

子どもと同じで、保護者も「被害者意識」が「加害者意識」より強い場合が多い。

今日の1時間目は、学活&自習に決定。。。

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風当たりの強さ

2006年01月15日 | 保護者


私の席は電話の近く。

様子をうかがいながら、できるだけ取るようにしている。

新学期早々、こんな電話。

 
 親 「1年生の○○先生はいますか?」

 私 「今日は出張で出ていますが。」
 
 親 「そうですか。何時頃もどる予定ですか?」

 私 「今確認しますので、しばらくお待ち下さい・・・」

 私 「お待たせしました。今日は学校に戻らないようです。」


ここで、親が大きな声で一言。

   「えー!!」 

直帰することへの批判めいた驚き。

教師に対する風当たりの強さを、改めて感じる。

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B君の母親との個人面談

2005年12月09日 | 保護者


B君の母親との個人面談。

B君について語り合ったあと、
「お母様ご自身の調子は如何ですか」と聞いてみる。

長く勤めた会社を辞めたことは「喪失感」に繋がりかねない。

母親はこんな風に言う。

「やはり世の中に取り残されている感じもします。
 しかし案外今の生活の方が、自分の性に合っているかもしれません。」


母親にとっても、B君にとっても、よい選択をしたのだと信じたい。

いや、よい選択であったと思えるように、共に行動していきたい。

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B君の母親に電話

2005年12月08日 | 保護者


2学期始めの国語の学習。

両親に運動会の招待状を書く。

 (その時/9月10日に書いたブログはこちら→お母さん、お父さんへ


招待状にB君は、犬の糞を描く。

 私  「招待状に犬の糞はないでしょぉ~」

 B君 「いいの。家に帰ったら、お母さんに見せて説明するから。」

私は母親が仕事を辞めたのを知っていたので、その言葉を微笑ましく思う。


放課後、私は保護者に電話を掛ける。

 私  「○○小学校のHIROですが。」

 親  「すみません。また家の子が何かしましたか・・・」

電話が来る→ネガティブなことがあった。

たいへんご苦労されてきたのだと思う。

 私  「実は、国語の時間にこんなことがありまして。
     とても嬉しかったので電話をしてみました。
     最近はB君の言葉遣いも良くなりつつ・・・云々。
     お母様のご指導のお陰です。たいへん助かります。」

 親  「そうですか。ほっとしました。
     実は、私はそんな風に感じていないのですが、
     主人からBが最近落ち着いてきたと言われます。
     仕事を辞めたのが良かったのかもしれません・・・云々」


保護者に「問題行動」の連絡を入れるのは、ある種、簡単だ。

しかし「良かったこと」を「ただ何となく」連絡するのは難しい。

親が欲しいのは後者なのかもしれないが。


保護者との協力を持って、子どもたちと歩んでいきたいと思う小学教師なのでした。

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叩かれて育った子は、叩くようになる?

2005年12月02日 | 保護者


つい先日、Aくんを叱ったあとにフォローを入れる。

 「でも最近は手が出なくなってきたね。とってもエライです。」


そして懇談会。

理由は良く分からないが、Aくんの保護者がAくんの頭を引っぱたいていた。

その光景を見て、何だか切なく思う。


 「叩かれて育った子は、叩くようになる」

ある種の事実なのかもしれない。

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やられたらやりかえせ

2005年11月25日 | 保護者


体育のシュートゲームでのこと。

原因はよく分からないが、子ども同士が言い争いになる。

私はその二人を気にしながらも、ゲームを続行する。


するとA君がB君をこづく。

そして、B君。A君の顔面めがけて思いっきりパンチ。

鼻血が舞う。


B君の家庭方針は「やられたらやりかえせ」とのこと。

家庭訪問でも、自慢げにそう言われた。

親に電話を入れても「顔面はダメと言っているんですが」と反省の色なし。


学年の先生に話してみると、似たような家庭も少なくないと言う。

 「やられたらやりかえせ」

一体どう何でしょうか。。。

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綺麗な言葉を使いましょう・・・

2005年11月24日 | 保護者


子どもが、予定日に遅れて集金を持ってきた。

茶封筒に蛍光ペンで保護者から一言。

  「ヨ ロ ピ ク お願いします。」

保護者が教師に、ヨロピク・・・

言葉を失う。。。


めげずに子どもに伝えよう。

 綺麗な言葉を使いましょう。。。

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