自殺の連鎖は少しはスピードダウンしたのでしょうか。
それとも、マスコミに報道自粛があったのでしょうか。
どちらにせよ、悲しいかな、いじめっ子(犯罪者)もいじめられっ子(被害者)も相変わらずなのでしょう。
そうそう、僕が「逃げろ!」言ったのは、生きるか死ぬか切羽詰って考えている被害者へのメッセージでした。
子どもって(大人もそうだろうけど)今この瞬間が人生の全てって思い込む節があるようで。
今いじめられていると一生このままだと、思って「自殺」まで考え込んじゃうではないかと。
だけど、学校は卒業するところだし、人間関係も変わるはず。
実は一瞬でいじめられている状況を変えることも出来るはず(実は学校に行かないという選択肢も、君の人生の選択肢にあるはず)。
だけど、それが出来ない。自分の能力を低く見積もっているからだろうか。そんなことないのに。
で、「とにかく逃げろ!」言ったのは、正確に言うとこういうメッセージなのです↓。
「死ぬことはない、君が死ななくていい理由はちゃんとある。だけど、今この瞬間自殺を本気で考えている君は、それどころじゃないだろう。わかる、その気持ちわかる。だけど僕は君が死ななくていいということを伝えたい。
だから、今一言だけ言わせてくれ。
『今は逃げろ!全てをかなぐり捨てて逃げろ!かまうことはない!誰も追ってこないところまで逃げろ!』
落ち着いたら、連絡をよこしなさい」
僕の真意としては、逃げるのは緊急避難で、一生使える手とは思っていません。逃げ続けて大人になったらそれはそれで困った人生になる気がします。
だけど、本気で死を考えている者、切羽詰った者に対しては、非常に勇気を与える一言だとも思っています。
ニュースを見ていると、とりあえず「逃げ」が必要そうな子どもたちがいっぱいいそうだったので、ブログに書いてみたのでした。
無理することは美徳じゃないと思いますが、人生がんばることはいいことだと思います。