最近、フェイスブックはマメに更新していますが、ブログは1ヶ月振り。
先月の坐禅会から更新しておらず、昨日が第2土曜日の定例坐禅会。
坐禅と読経、朝ごはんをいただいた後に、住職の話。
「警察署で教育とご供養を担当している。
先日ご供養した方の最期の犯罪は、パンを1つ盗ったこと。
前科があるので、そのくらいの罪でも警察へ。暖かいところでご飯も食べられる警察。
昔は『司法の砦』と言われた警察だが、いまは『福祉の砦』に。」
よく聞く話だが、住職の体験談から思いがよく伝わってきた。
そして、約3年前、ご縁で「ホームレス」の夜回りボランティアを体験したことを思い出した。
場所は池袋、時間は夜の10時頃。
弱肉強食のその世界。
食べ物が取られないように「すみません。」と言って、おにぎりをダンボールの奥の方へ入れる。
思いのほか、ホームレスの方は「ビクビク」しながら、物資を受け取る。
文句を言う人も。「おにぎり、これだけ?カイロは貼るタイプじゃないの?」
酒屋のゴミをあさり、数滴の酒を飲む人も。
あかぎれた肌の色や、恐らくダウン症だと思われる障害者の方の顔が忘れられない。
忘れられないと言えば、ボランティアのあとに立ち寄ったコンビニ・ミニストップ。
食べる場所の横にある手洗い場で、何度も何度も手を洗った。
妻が妊娠中で、悪いバイ菌を持ち帰ったら大変だと。
手を洗いながら、何とも言えぬ自己嫌悪というか、欺瞞性を感じた。
弱者救済型の福祉と高度な仕事や雇用を生む高度・ポジティブな福祉。
両方が実現できる「高福祉」の国家をのぞみます。
■ 持続可能な国づくりを考える会 学習会 ■
・講演:岡野守也(持続可能な国づくりを考える会・運営委員長)
演題「持続性の条件~人類的平和の可能性を根本から考える」
・参加者全員による、質問と討議
日時 4月27日(土)13:30 ~ 16:30
会場 北とぴあ (東京) 902会議室
参加費 1,000円
※申し込みは不要です。直接会場にお越しください。
定員 50名
★岡野守也氏による紹介動画(98秒)
★詳しいご案内は画像をクリックしてください(pdf)
★お問い合わせ
持続可能な国づくりを考える会 事務局 jimukyoku@jizokukanou.onmicrosoft.com