小学教師の雑感・多感

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福祉の最期の砦 4月27日(土)学習会のお知らせ in 東京

2013年03月10日 | Weblog


最近、フェイスブックはマメに更新していますが、ブログは1ヶ月振り。

先月の坐禅会から更新しておらず、昨日が第2土曜日の定例坐禅会。

坐禅と読経、朝ごはんをいただいた後に、住職の話。

「警察署で教育とご供養を担当している。
 先日ご供養した方の最期の犯罪は、パンを1つ盗ったこと。
 前科があるので、そのくらいの罪でも警察へ。暖かいところでご飯も食べられる警察。
 昔は『司法の砦』と言われた警察だが、いまは『福祉の砦』に。」

よく聞く話だが、住職の体験談から思いがよく伝わってきた。


そして、約3年前、ご縁で「ホームレス」の夜回りボランティアを体験したことを思い出した。

場所は池袋、時間は夜の10時頃。

弱肉強食のその世界。

食べ物が取られないように「すみません。」と言って、おにぎりをダンボールの奥の方へ入れる。

思いのほか、ホームレスの方は「ビクビク」しながら、物資を受け取る。

文句を言う人も。「おにぎり、これだけ?カイロは貼るタイプじゃないの?」

酒屋のゴミをあさり、数滴の酒を飲む人も。

あかぎれた肌の色や、恐らくダウン症だと思われる障害者の方の顔が忘れられない。


忘れられないと言えば、ボランティアのあとに立ち寄ったコンビニ・ミニストップ。

食べる場所の横にある手洗い場で、何度も何度も手を洗った。

妻が妊娠中で、悪いバイ菌を持ち帰ったら大変だと。

手を洗いながら、何とも言えぬ自己嫌悪というか、欺瞞性を感じた。


弱者救済型の福祉と高度な仕事や雇用を生む高度・ポジティブな福祉。

両方が実現できる「高福祉」の国家をのぞみます。


■ 持続可能な国づくりを考える会 学習会 ■

 ・講演:岡野守也(持続可能な国づくりを考える会・運営委員長)
 
   演題「持続性の条件~人類的平和の可能性を根本から考える」
 
 ・参加者全員による、質問と討議
  
   日時 4月27日(土)13:30 ~ 16:30
   会場 北とぴあ (東京) 902会議室 
   参加費 1,000円
    ※申し込みは不要です。直接会場にお越しください。 
   定員 50名 

★岡野守也氏による紹介動画(98秒)

   

★詳しいご案内は画像をクリックしてください(pdf)



★お問い合わせ

 持続可能な国づくりを考える会 事務局  jimukyoku@jizokukanou.onmicrosoft.com