大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

フライホイールで蓄電

2023-06-20 09:30:00 | 日記

  https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC191SK0Z10C23A6000000/

 昔からアイデアとしてはありました。余分な電力
でフライホイール(弾み車)を廻して、電力が不足
したときに、その回転力で発電機を廻して発電する
というものです。幾つかの鉄道会社で検討や実験を
行っていたと記憶しています。

 電車が発車する際に、数百アンペアの電流が必要
になります。今度電車を利用する際には、運転席に
かぶりついて、電流計を見てください。針がギュン
と跳ね上がります。逆に止まる時は、今どきの電車
は発電ブレーキを搭載していますから、このときも
数百アンペアの電流(止まるときの方が若干電流は
小さい)が流れていることが判ります。
 ブレーキの際に発電したものは、二通りの方法で
処理します。一つは、車体下部の抵抗器で熱に変換
して大気に放出しています。窓を開けていて、電車
が停まったときに、”モワッ”と熱風を感じたことは
ありませんか?その熱がブレーキによるエネルギー
の放出=ブレーキが掛かるのです。動作はほぼ安定
しています。
 もう一つの方法は、線路の上の架線を通して、他
の電車のエネルギーとして利用する”回生ブレーキ”
というのもあります。エネルギー有効利用とすれば
この回生ブレーキが望ましいのですが、同一線路上
に他の電車がいなければ、ブレーキとして利用でき
ません。つまり、多くの電車が線路上で運転されて
いることが必須なのです。
 そこで、この電力でフラーホイールを廻し、必要
なときに発電しようというわけなのです。負荷変動
の激しい各鉄道会社の悲願でもあるのです。

 実際にフラーホイールで蓄電するためには、軸受
を磁気で浮かせて摩擦を無くしたり、ホイール容器
を真空にして、空気による回転ロスを減らすなどの
工夫も必要です。更に、効率よくするため、回転数
を上げる必要がありますが、あまりにも高速に回転
させると、ホイール自体が遠心力で分解してしまう
可能性があります。そのためには、ホイールを軸の
周りを太くし、周囲部を薄くして、ソロバンの玉の
ような形状にする必要もありそうな気がします。

 フラーホイールの質量が大きかったり、回転数が
高い、あるいは回転が変動する場合だと、コリオリ
の力が無視できなくなりますから、周囲環境に振動
などの影響が出るかもしれません。そのためには、
二つの逆回転のコマを用意して効果を相殺したり、
充分頑丈な床に設置するなどの考慮も必要でしょう
ね。

 今回のテストでは、どの程度まで考えて実験して
いるか、に関心が寄せられるものと思います。

          prairie@mbh.nifty.com

 


インスタントラーメン

2023-06-19 09:40:00 | 日記

 生麺と乾燥麺(袋麺)との合の子のようなものを
見つけました。値段は・・・忘れました。^^; 普通
の袋麺の粉スープと異なり、ペースト状のタレ?も
付いています。店で食べられるラーメンを目指して
いるとのこと。「醤油」「味噌」「豚骨」の三種が
あります。試したのは「醤油」です。

 麺自体は乾燥しているが、実際はお湯を掛けるの
ではなく、茹でる必要があるなど、ひと手間掛ける
必要があります。
 そこはやはり袋麺、具は一切入っていませんから
冷凍ほうれん草と卵を落として食しました。まあ、
麺にはコシがあるので、確かに一味違いますね。
 味は、好きずきなのだと思います。個人的には、
もう買うことはないと思います。

 私としては袋麺は「サッポロ塩ラーメン」が使い
易いと思います。そのままラーメンとして、時には
焼きそばにもアレンジができますから、素材として
常備しています。醤油味、味噌味は本来の味が強い
ですから、”素材”としては使いにくいと思います。

 さて、これは東洋水産商品ですが、日清食品から
同様の商品が出ているようです。新たな競争となる
のでしょうか。価格に比例しているのかどうかは、
微妙なところだとは思います。メーカー側とすれば
内容を充実して価格アップを図るなどして、更なる
拡販を狙いたい、というのは当然のことなのだとは
思います。でも、買う方にだって、それなりの理由
があって、商品の選択をしているのです。それでも
選択肢が増えることは良いことです。
 高級路線へのシフトを模索しているのでしょうが
でも、これは個人的には流行らないのではないかと
思いますが、どうでしょうか?

          prairie@mbh.nifty.com

 


”試合中は選手に指示するな”

2023-06-18 09:00:16 | 日記

 福岡県のラグビー協会が、子どもたちのラグビー
の試合で、試験的に指導ルールを定めたそうです。

 https://www.asahi.com/articles/ASR6H6F2YR6DTIPE00Y.html

 スポーツは勝つために努力するものではあります
が、試合の結果に熱くなって、勝利至上主義に陥る
ことがあります。観戦側の人のみがそうなるのなら
ともかく、指導者が、勝ち負けにこだわって過度な
期待を持つことはどうなのでしょうね。子供の試合
では、子供らに勝つことを強要すべきではないです
よね。もっとゲームを楽しんでもらいたい。特に、
互いに身体をぶつけ合う競技では、それがら高じて
怪我をしたり、その競技が嫌いになったりしては、
本末転倒ですね。しかも、まだ判断能力が充分とは
言えない幼い子の場合は、指導者はさらに注意する
必要が高いでしょうね。
 そういった意味で、監督や指導者などが「試合中
に動作の指示をしてはいけない」というのは、良い
指針だと思います。子どもたちは、先ずはスポーツ
を楽しみ自主性を高めて欲しいですよね。勝ち負け
や技術はその次。

          prairie@mbh.nifty.com

 


年寄りの特権

2023-06-17 09:30:00 | 日記

 街中で幼児を見かけた際に手を振ることにして
います。 1,2歳だと「この人は誰?」と思うのか
だいたいが不思議な顔をします。 3歳にもなると
お母さんの方を見て、「この人知っている人?」
という顔をします。お母さんが笑顔だと安心する
ようです。大人に接するのが慣れている子供だと
手を振り返してくれます(確率は 2,3割ってとこ
かな?)。

 だいたいのお母さんは嬉しそうな顔をします。
我が子が他の人に認められているたのだ、と思う
のでしょうね。最近はお父さんでも喜ぶ人が増え
ました。そういうわけなので、幼児に出会ったら
手を振ったり、笑顔を見せるようにしています。
若いと、こういうことがし難いのですよね。^^; 
これは正に、年寄りの特権なのです。(^_^) 

 そのせいか買い物していると若いお母さんから
会釈されることがあります。確かにいつも作務衣
を着て下駄履きですから、よく目立つせいなので
しょうがね。
 「どこそこには作務衣を着ている老人が居る」
ということが一般化すると、何かことが起きた際
(火事とか地震とか)に、安否確認をしてくれる
可能性が高まるものとも思います。まあ、一種の
”安全保障”にもなるのかも。(^_^) 

 逆に独居老人ということも知れ渡ることになり
ますから、侵入窃盗犯の被害に遭ってしまうこと
になるのかもしれませんが・・・^^; 

          prairie@mbh.nifty.com

 


EVが実用化するためには

2023-06-16 09:30:00 | 日記

 四つほど解決すべき課題があります。電解物質が
固体化する方向にありますので、より安全性になる
かもしれませんが、重たい、充電に時間がかかる、
高価であることには変わりがありません。

・蓄電池の大容量化/軽量化
 これは多くの人が望んでいることでしょう。現在
の材料/方法では不十分ですね。少なくとも数倍の
容量の開発を目指すべきでしょう。車の床下一面が
電池、なんてのはみっともない構造です。せめて、
今のガソリンタンクほどの大きさが望ましいところ
です。
 車体が重いと、タイヤと路面との摩擦が多くなり
タイヤのゴムが摩耗し、大気汚染を引き起こすこと
になります。運転に要するエネルギーも重い分無駄
に消費されてしまいます。停止するとき、ブレーキ
を掛けると、熱エネルギーとして大気中に放出され
ます。空気を温めてしまうことになります。
 当然、衝突事故が起こると、その分衝撃が大きく
なり、ダメージも大きくなります。
 大容量化に対しても、充分に検討する必要があり
ます。充電量が多いということは、エネルギー量が
大きいので、何かの拍子で内部ショートしてしまう
と、大事故につながる可能性があります。廃車する
ときも、分解には気をつける必要がありますね。

・充電時間の短縮化
 充電に時間が長く掛かるようだと充電中に運転手
は、そこを離れてしまいます。充電が完了後も充電
ケーブルが繋がったままになってしまい、次の人が
充電でき無いので、争いの原因になりかねません。
充電装置に複数の充電ケーブルを付け 1台目の充電
が終わったら、自動で 2台目の充電を開始するなど
工夫も出来るのではないかな?
 充電の待ち時間ほど無駄なことは無いと思います
がね。^^; 

・自然放電の抑制
 運転しない時間に自然放電の量が多いと、その分
が損失になります。世界中の膨大な数の車の放電の
累積は相当な量になります。せっかく発電した電力
が無駄に消えてしまいます。発電には地球上の資源
を消費します。自然放電などで無駄にならないよう
考慮する必要があります。放出されるとエネルギー
は、最終的には熱として大気中に放出されることに
なります。何千万台の車から放出されることになる
のです。^^; 

・価格の低廉化
 価格が高いままでは世界的に普及することはでき
ません。車の価格の大きな部分を占めるようでは、
一部のリッチな人らのオモチャに過ぎません。^^; 
今の価格で、開発途上国の人たちにも利用可能なの
でしょうかね?
 利用者は電欠の心配がありますから、目一杯充電
しようと思うことでしょう。よって、今ところは、
できるだけ蓄電容量の大きい電池を搭載している車
を望んでいるものと思います。

 今後、蓄電池開発には、よほどのブレークスルー
が無いと、主力の動力源にはなり得ないのではない
か、と思ってしまうのです。現在主流になっている
リチウムを使い続けるのには無理があります。それ
ほどの埋蔵量があるわけではないのだから。

 特定の地域内の配達用商業車(路線バスを含む)
を除くと、やはり本命は水素エンジン車、もしくは
水素発電によるEV車のような気がします。

          prairie@mbh.nifty.com