大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

脱脂粉乳

2022-11-30 09:30:00 | 日記

 我々が小学生の頃の給食には毎回出てきました。粉乳を溶かして
火に掛けて温めるのですが、焦がすと嫌な匂いが付いてしまうこと
がありました。飲むときに、啜ったり、鼻から空気を吸わなければ
どうってことはないのですが、級友の中にそれが出来ない子がいて
飲むのを嫌がる子がいました。残すと先生に叱られるので、代わり
に飲んであげました。先生に見つからないように、サッとミルク用
の器を交換したのです。(^_~)

 バターを取り出したあとに必ず出るものですが、粉のままで保存
するので、日持ちするため、今は菓子の材料として多く用いられて
いるようです。今は飲料として用いることはないようです。

 小学校には、紙製ドラム缶に入れられたものが運び込まれていま
した。紙で大丈夫なんだと思ったものです。この蓋(直径が1m弱)
が校舎の入り口に掛かっていました。赤い面が表だと朝礼は校庭で
青い面だと教室で、という印でした。登校後に青だとランドセルを
置いて校庭に出て遊び、赤だと教室で朝礼を待つことになっていま
した。
 ある日、この表示板の裏をそっと覗くと、コウモリの赤ちゃんが
いました。で、そのコウモリの赤ちゃんをどうしたかの記憶はあり
ません。級友や先生に見せたとは思うのですが・・・^^; なにせ、
70年前のことですからね。

 


半導体産業

2022-11-29 09:30:00 | 日記

 半導体を製造するためには、先ずは設計が必要です。その設計に
基づいてLSI が製造されるのですが、この設計と製造が、それぞれ
の得意な会社に分離している場合があります。
 台湾企業TSMCが熊本に工場を建設するという話題がありました。
この会社は、設計に基づいて、LSI を生産する工程を担当する会社
です。これはファウンドリ(受託)生産といわれています。

 LSI 設計の中心は米国で、日本でも米国と共同で設計し製作する
会社を設立することになっています。こちらはファブレスなどとも
言われます。

 製造に過程とは、半導体チップの上に微細なパターンを描いて、
それをエッチングなどで細い線を彫り込みます。その線が細ければ
細いほど(数ナノメートルの世界)、多くの論理回路が載せること
ができるのでこの細さも競争になっています。これらの作業に必要
な材料のシェアは日本が占めているのが現状です。韓国向けの輸出
管理を厳しくした、あの品目です。そして、これらを製造する装置
の生産も日本の独擅場なのです。

 しかし、世の中の装置は、ナノメートルオーダーのものを必要と
しないものが多い(半分以上か?)ので、そういった半導体を製造
体制をどうするのでしょうかね?

 


CO2 地熱発電

2022-11-28 09:30:00 | 日記

 地熱発電は地下に熱願さえあれば、燃料が不要で発電できる発電
方法です。太陽光発電も風力発電も同じようなものですが、地熱は
天候や季節に影響されません。しかも日本は火山帯の上に位置して
いるので、熱願は大量にあります。
 地熱発電といえば、地下の温水(温泉)を利用する方法がまず頭
に浮かびます。以前からありましたが、日本の場合こういった場所
は昔からの温泉だったり、しかも大半が国立公園/国定公園にあり
ますので、その地に建設するのが難しいといった面がありました。
いざ掘ってみると、地下水が思ったほど多くはないこともあり得る
ので、開発には二の足を踏むような事になります。

 最近では、熱媒体を水ではなくて、CO2 を使う方法が開発されて
います。CO2 は高温で圧縮すると臨界状態(機体でも液体でもない
状態)になり、圧縮率も大きく、水よりも粘性が低く、小さな隙間
にも入り込むので、熱源エネルギーをより取り出しやすいのです。
しかも、圧入したCO2 の一部は、炭酸塩の鉱物として固定化される
のもメリットです。減った分は、貯蔵しておいたco2 を継ぎ足せば
良いのです。

 https://www.jogmec.go.jp/publish/plus_vol03.html

 https://www.youtube.com/watch?v=uQYdKJpnKLM

 熱源さえあれば発電とCO2 の固定化が出来るのですから、地下の
温水源に限らないことになります。装置を小型化すれば、製鉄所や
排熱処理に困っている産業施設でも、発電とCO2 の固定化が可能に
なるはずです。

 


内なる宗教

2022-11-27 09:30:00 | 日記

 仏教、特に日本の禅宗はこう言われてます。何か吉凶な出来事は
自分の心のあり方に依存すると考えます。キリスト教やイスラム教
は、信仰の対象となる神は自分の外側にあって、出来事はその神の
ご意思という事になります。つまり、外に信仰や規範の対象があリ
ます。よって”外なる宗教”なのでしょう。
 禅宗の影響でか、日本人は他人との間で何か問題が発生しても、
それは自分自身の問題だと捉えて、争いにはなりにくいようです。
宗教による争いや戦争になることは、多くはないようです。
 この辺の違いが、世界の一神教の人と日本人の考え方、行動指針
が異なっているのだと思います。

 仏教では、キリスト教やイスラム教の教えを、”外道の教え”など
とも言い、仏教とは異なる教えを指し、それも尊重します。ゆえに
それらを排除することはないようです。
 外道と言うと、釣りの世界では、目的外の魚が釣れたとき”外道”
と言うそうですが、本来とは違う意味で使われていますね。あぁ、
ヤクザ映画でも外道と言うことばが使われていますが、これも本来
の意味とは違うようですね。^^; 

 ほかに、禅宗の坊さんの講話には、「衆生すなわち仏なり」とか
「人の中に仏あり」とかのことばがあります。人とは、基本的に仏
なのだという考え方は好きですねえ。”人には原罪がある”と考える
よりも、よっぽどマシだと私は思うのです。

 


昨日の保育園

2022-11-26 09:30:00 | 日記

 男の子が他の子の二の腕を掴んで、睨むような目つきをしていま
した。きっとなにか揉め事があったのでしょうか?。じっと黙った
ままでした。腕を掴まれている男の子が、これ以前に何かを言った
のかもしれません。ただ、掴まれた方は戸惑っているようでした。
 傍には保父さんが、他の子どもたちを相手にしながら、その二人
の子たちからは目を離さないようにしていました。片方が手を出す
ようなことがあったら介入しようとしているようでした。子供同士
で解決するように願っているのでしょう。すぐに引き離したりする
と、腕を掴んでいる子は納得できずに、もう一人の子にわだかまり
を持ったままになるかもしれません。

 やがて、腕を掴んでいた子が手を離しました。その子の心の中で
解決したようです。すると、保父さんはその子の頭をそっと撫でた
のです。(^_^) 
 こうやって、子どもたちは精神的にも成長するのですね。