大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

法廷での誤訳

2023-06-26 09:30:00 | 日記

 あってはならないことでしょう。たとえ被疑者
であっても、いや被疑者だからこそ正確性は確保
すべきです。間違った内容での判決には被疑者は
承服できないでしょう。法の正しさ裁判の公平さ
が損なわれます。何よりも法に反します。真実に
基づいているとは言えない証言の内容による判断
なのですから。

 https://mainichi.jp/articles/20230622/k00/00m/040/149000c

 大方の裁判では、通訳が一人で、しかも長時間
担当するのだとか。裁判所は、通訳者の労働時間
もさることながら、誤訳を排除しようとする意識
まったくがないようですねぇ。(-_-^) 間違った
証言を基に審議した判決には、何の根拠もないで
しょうに。多分、録音もされていないのでしょう
ね。記録する速記者だって、翻訳者の誤訳ことば
そのものを記入しているだろうし・・・これを基
に文字起こしをして裁判記録にすべきでしょう。
速記者がいるくらいだから、録音機も設置されて
いないのでしょうし、今ではソフトウエアもある
のに、それさえも利用していないようですね。

 通訳できる人材が少ないのであれば、それこそ
AIを補助として活用し、速記者の一人が、通訳者
のことばとAI翻訳機の差異を監視するようにする
など、今はそのような手段も採れるでしょうに。
独特の用語が多いものとは思いますが、学習機能
を活かせば、充分に実用になるものと思います。
検証のために、録音装置も必要でしょう。まあ、
証人が法律用語を話すとは思えませんがね。^^; 
 複数の翻訳者が確保できないのであれば、複数
の手段を用いなさいよ。被疑者にとっても翻訳者
とっても、誤訳で判決が決まるようでは、たまら
ないことでしょうね。裁判所での同時翻訳作業は
回避したくなるというもの。

 裁判所は、その権威を保つためには、むやみに
仕組みを変更すべきではない、ということは理解
できますが、正しい判断こそが最重要なことでは
ないのか。判断するための証言を正しく判定する
ために、新たな装置の導入を躊躇うべきではない
でしょうか。その装置によって、より正しい判断
が導ける可能性があるだから。
 権威を守ることより、真実を求めることが重要
です。新たな装置を導入して、正しい判決を導き
出すことができる方法を見つけ出すことの方が、
日本の法廷には、大事なことだと思います。

 権威を守るためか、欧米の裁判官が、かつらを
被っている映像などを見かけますが、流石に日本
の裁判官は、黒の法衣を着用する程度ですけど。
 裁判所もリ・エンジニアリングを図るべき時代
ではないか。

          prairie@mbh.nifty.com