大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

EVが実用化するためには

2023-06-16 09:30:00 | 日記

 四つほど解決すべき課題があります。電解物質が
固体化する方向にありますので、より安全性になる
かもしれませんが、重たい、充電に時間がかかる、
高価であることには変わりがありません。

・蓄電池の大容量化/軽量化
 これは多くの人が望んでいることでしょう。現在
の材料/方法では不十分ですね。少なくとも数倍の
容量の開発を目指すべきでしょう。車の床下一面が
電池、なんてのはみっともない構造です。せめて、
今のガソリンタンクほどの大きさが望ましいところ
です。
 車体が重いと、タイヤと路面との摩擦が多くなり
タイヤのゴムが摩耗し、大気汚染を引き起こすこと
になります。運転に要するエネルギーも重い分無駄
に消費されてしまいます。停止するとき、ブレーキ
を掛けると、熱エネルギーとして大気中に放出され
ます。空気を温めてしまうことになります。
 当然、衝突事故が起こると、その分衝撃が大きく
なり、ダメージも大きくなります。
 大容量化に対しても、充分に検討する必要があり
ます。充電量が多いということは、エネルギー量が
大きいので、何かの拍子で内部ショートしてしまう
と、大事故につながる可能性があります。廃車する
ときも、分解には気をつける必要がありますね。

・充電時間の短縮化
 充電に時間が長く掛かるようだと充電中に運転手
は、そこを離れてしまいます。充電が完了後も充電
ケーブルが繋がったままになってしまい、次の人が
充電でき無いので、争いの原因になりかねません。
充電装置に複数の充電ケーブルを付け 1台目の充電
が終わったら、自動で 2台目の充電を開始するなど
工夫も出来るのではないかな?
 充電の待ち時間ほど無駄なことは無いと思います
がね。^^; 

・自然放電の抑制
 運転しない時間に自然放電の量が多いと、その分
が損失になります。世界中の膨大な数の車の放電の
累積は相当な量になります。せっかく発電した電力
が無駄に消えてしまいます。発電には地球上の資源
を消費します。自然放電などで無駄にならないよう
考慮する必要があります。放出されるとエネルギー
は、最終的には熱として大気中に放出されることに
なります。何千万台の車から放出されることになる
のです。^^; 

・価格の低廉化
 価格が高いままでは世界的に普及することはでき
ません。車の価格の大きな部分を占めるようでは、
一部のリッチな人らのオモチャに過ぎません。^^; 
今の価格で、開発途上国の人たちにも利用可能なの
でしょうかね?
 利用者は電欠の心配がありますから、目一杯充電
しようと思うことでしょう。よって、今ところは、
できるだけ蓄電容量の大きい電池を搭載している車
を望んでいるものと思います。

 今後、蓄電池開発には、よほどのブレークスルー
が無いと、主力の動力源にはなり得ないのではない
か、と思ってしまうのです。現在主流になっている
リチウムを使い続けるのには無理があります。それ
ほどの埋蔵量があるわけではないのだから。

 特定の地域内の配達用商業車(路線バスを含む)
を除くと、やはり本命は水素エンジン車、もしくは
水素発電によるEV車のような気がします。

          prairie@mbh.nifty.com

 



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