想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

父のALSは、固い螺旋を徐々に締め上げるように、緩和な拷問のように進行している。

2017-03-02 16:49:52 | 日記

じいは 悪化の道を 辿っている

そして 介護者は また 重篤な アルコール中毒に 身を委ねた



SWさんとの 面談

自宅での 介護の難しさを 訴える

主治医も その 難度について考えている ということを知って

少し 安堵する

今は 4月の一時退院について

結論を出すのは難しい

まだ その 必要性もないも ないことを

つまり あと 1か月 様子見

今日 結論は 出す必要なないって

病室に行くと 父は風呂の時間だった

しばらく待っていると 

風呂から戻って じいの顔を見れた

風呂上がりの一杯の水すら もう 赦されない じい

さぞ 辛かろう

私は 

じいの腕や手をさすりながら

今まで じいの期待を裏切ってばかりいた 自分を 謝罪をした

ごめんなさい

親孝行もできないで 私は じいの 期待を裏切ってばかりいた

親孝行できる今になって何も出来ない

すまない

ごめんなさい

赦して下さい …

母の最期を 見届ける時に 同じ気持ちでいた

親の期待に応えられない 娘

ごめんなさい

何が いけなかったんだろう …



じいは 父は

「まだ 自分より重い状態の人もいる 俺は まだ 大丈夫だ」

と 云った

敗北感と 共に 家に戻った


そうだ 

こんな時は 善光寺さんに 行くしかない。

 




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