想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

身体中のほころびが、もうどうしようもなくなってきた。

2016-12-05 20:38:59 | 日記

頭の調子が悪い

ご飯 食べたっけ?

今はいつ?

ここはどこ?

あなた どこからきたの?

私 何をやっているの?

お母さんは?

お父さんは?

思い出すのに時間がかかる

昨夜は怖かったな

夜 読経のような声で目覚めて

そらが いないの

「そら! 何処にいるの?」

すぐにそらが来てくれた

「絵を描いていたんだよ」

「こんな時間に? 今 何時よ」

「まだ10時くらいだよ」

四、五回目が覚めて その都度

ここは誰 私は 何処?



で 仕事もぬぼーとしてるから

従業員の皆さんが 「大丈夫?」と 優しく声をかけてくれた

明日は じいのいる温泉郷へ

飲みこみの検査に立ち合う

最近 絶えず 咳こむようになったから

いよいよ 嚥下障害が 出てきたところか

薬が効いてラッキーだったのか

発症してから 次の春で8年

じわりじわり と 近づいてくる Xデー

大したことは やってあげられなかったな

明日はきっと厳しいことを云われる

じいも 私も それぞれが 孤独に 受け止める



気が 狂いそう。














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