想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

さくらどろっぷ。

2013-03-18 16:56:10 | 日記

梅すら、咲いていない。

〔卒業前日〕

今年に入ってから、本格的にダイエットを始めて三か月…
体重は思いの他減ったが、
いかんせん、一番サイズダウンを期待していた部位が減っておらず、
六年前、娘の入学式に着たワンピースがピチピチ状態。
敗北を宣言致します。
カメラの仕事帰り、
し〇むらに落としてもらい、
ブラックフォーマルを買った。
もう、デザインがどうこう云ってはおれず、
安いもので決めた。

速攻買い物して、
近くのスーパーまでダッシュし、
夕飯の買い物などして、
ギリギリ、妹の帰りの便に拾ってもらい助かった。
雨が落ち始めていたから。


それで、帰るなり、夕飯の仕込みなどしていると、
ケアマネさんから電話。
今後のことで、二人で小会議する日程の打合せ。
妹のことも伝えたら絶句してしまわれ、
「え、なに? どうして? え? なんで?」とうろたえたうえで、
「話し合いましょう」と冷静になってくれた。
その後すぐに、病院のSWのTさんより電話。
在宅介護で、ヘルパーさんをふるに活用すると相当な出費になり、
家計が圧迫される恐れがあるので、
自立支援の申請を行い、介護保険で足が出たぶんの充足を考えている、
とこちらも一生懸命、考えてくれていた。
そして、妹出家の話は伝わっていったようで、
「本当なんですか? それはね、oさん、大変なことになります」
と、はっきり云ってくれた。
私は今の仕事を減らすわけにはいかないと主張し、
生活するには生活費が必要。
働くとなると、ヘルパーさんが必要。
お金も、いっぱいいっぱいになって、
仕事して、娘を育てて、お父さんの介護となると…、
と、心配してくださった。
とりあえず、我が家がもう貧困状態の上、
さらに出費が重なり、人でもいるのに、
収入が減り、人手もなくなる現実は理解してもらえた。
そこで、父との世帯が別というのであれば、
生活保護を考えにいれた方がいいと。

…ああ、やはりそうなるのね。とも思ったが、
今さら何を失っても怖くないし、
それで普通に食べてゆければ別にいいと思った。
高級車がいるわけでもないし、
ペットがいるわけでもない。
娘は中学でも支援を受ければ給食食べられるし、
普通にご飯食べて、お風呂入って、テレビ見て、
暖かいベッドで眠れるという幸せ以上に何を欲しがるというのか。
娘の専門学校費用さえとんとんで貯めてゆければ、私は文句なしである。
で、可及に福祉課のひとが書類をそろえて家に来てくれるというので、
本当にうれしいと思った。
私には、すぐに役場に出向いて! といわれても、一時間歩いて行かねばならないのだ。
そこを理解して動いてもらえるというのは、本当にありがたい話だった。

…だが、しかし。
印鑑だけ用意しておいて。と云われても、
父の印鑑は病院の金庫に入っている。
この家には三文判すらない…という現実。
買えばいいだろうといっても、店がないという現実。
そんなことで、頭を悩ませている。
でも、SWさんの「一人で悩まないで。一人じゃないからね。
周りのひと、みんな力になってくれるよ」という言葉は心強かった。

でも。
やはり、一人抱えこむのは、現実問題として無理。
それははっきり云われた。
困るのは、貴女と、そして何よりも、父であることを。


電話の後、しばし放心状態になったが、
小学生ライフを終えて娘が戻ったので、
明日の卒業式の準備。
いらないものはさっさと片付けて、
明後日は川越まで娘を届けに行く。

このピンと張りつめた糸が切れる時。
それは、いつか来るのだろうか… 

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