朝、オジキから電話。
オジキの母上が死去された。
家族葬なので、連絡だけ、という。
しばらく施設に入っていたので会わなかったが、
元気な時は、おはぎを持って食べてもらった。
おはぎを作ると、おばあちゃんにあげた。
おもちが大好きという人だった。
一方、近所のおじいさんの葬儀は夕方5時から。
30分前から、父が「早めに行け』と云うので、
なんてせっかちなひとだろうかと思いつつ出かけると、
もう始まっているし。
凄いひとだった。
ぞくぞくと人が集まってきた。
立派な葬儀だった。
逆にそっと見送る家族葬も、密葬も、
今の時代はありなんだな、と思う。
父の葬儀は、きっとこんなに豪華にできない。
密葬になるかも知れない。
自分の時も密葬でいいや、という気がする。
きっと、心は会いたい人のもとに飛んでゆけるだろう。
身体がなくても、
愛しいひとを抱きしめてゆけるだろう。
ひっそりと、旅立ちたい。
我が家の庭。コケ類が目を覚ましていた。
ハゴロモハッカも新しい芽を吹いた。
心配したんだ。
越冬できないのではなかろうかと。
また出会えて幸せだなあ。
通称、そらの花。
今年で8年目のロゼット。
自然に三つに株が別れた。
里山は高齢化が進み、
老いたものは亡くなってゆく。
過疎化が心配だ…